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抗生剤や抗菌薬は、殺菌作用により減りますか。
抗生剤などの抗菌薬は、一般に、細菌に作用することによって消耗するのでしょうか。それとも、化学反応における触媒のように、それ自体は減らないのでしょうか。 抗生剤を飲んでいるときに、ヨーグルトなどを食べてしまうと、せっかくの有効成分が乳酸菌を殺すのに使われてしまい、病原菌を殺すのに回る量が減ってしまい、治療効果が薄れないかという懸念があります。 よろしくお願い致します。
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- jkpawapuro
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まずヨーグルトと食べた程度で効果が減る心配はほぼありません、一部カルシウム等で吸収量が変わる薬はありますが、心配ならば正直にヨーグルト等で影響はないかと医者や薬剤師に聞いてください。先程の通り薬の血中濃度の低下はほぼ分解と排出に左右されます。消費による変化は無視されるレベルです。 なお処方薬で酵素として働く抗菌薬はたぶん無いんじゃないでしょうかね?内服となるとたぶん消化分解されてしまいますので体に届く前に薬効が失われます。
- jkpawapuro
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抗菌薬は種類によりますが、酵素か酵素の阻害剤がほとんどですので、反応によってそれそのものが消失することはありません。酵素の場合はご存知の通り対象を分解したらまた働きます。酵素の阻害剤の場合、菌の酵素(多くは細胞壁合成酵素)の活性部位と強く結びつくことによりその酵素の働きを阻害します。こうなるとその抗菌薬は結合した相手の酵素が分解するまで離れない(離れたら働きを失うわけですから抗菌薬として機能しない)ので、その酵素が体内で分解されるまで抗菌薬として働けませんね。 現実問題としては働きによる消耗より体内での分解のほうがはるかに大きいのでほとんど気にしませんが、理屈上は上記のとおりです。
- bullbear36
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抗生剤は有効な細菌の種類が決まっています(乳酸菌を殺さない抗生剤と言うか抗生剤で死なない乳酸菌もあります)。ターゲットの細菌を死滅させても薬剤は消耗しますが、それ以外にも肝臓の働きで分解されるので時間と共に減って来ます。質問者さんは抗生剤の効き目が弱まる事を心配されてますが、適量を処方されますので気にしなくて大丈夫です。それより、抗生剤は腸内細菌叢を乱しますので下痢とかが起きます。寧ろ積極的に乳酸菌を併用摂取するのが良いでしょう。
抗生剤などは、体内の細菌にくっついて最近を殺したり、弱らせたりします。 殺菌作用により減るので、病気によって量を使い分けます。 ご参考まで。
お礼
ありがとうございます。なるほど、では処方された抗菌薬が、「酵素」なのか「酵素の阻害剤」なのかを確認する手段はありますか。薬剤師に聞いたら分かりますか。変人扱いされないですか。