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LUXMANの真空管プリアンプCL-35MkII

LUXMANの真空管プリアンプCL-35MkIIについて教えて下さい。 VR3(バランス)とVR4(メインボリューム)の間に入っているコンデンサ(C1)0.1μFは何のために入っているのでしょうか。 ちなみにバランスとボリュームの間に入っているS7は出力を減衰させるためのアッテネーターです。アッテネーターと関係があるのでしょうか。 また、CL-35MkIIIの回路図を見ると、このコンデンサは入っていません。 下記のリンクに前段部分の回路図を入れていますので、よろしくお願いします。 http://yahoo.jp/box/VhB86l

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  • John_Papa
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回答No.1

こんにちは。 普通はこんなところにコンデンサを入れないです。 音楽を聴いている時に頻繁にボリュームを操作することなんてありませんので、 バイパスしてみて良ければ、バイパスしたままで構わないと思います。 60代以上の人には記憶にあるかもしれませんが、当時ボリュームの揺動ノイズを各社しきりに気にしていたようで、この0.1μFのコンデンサが、LUXMANの対策(要するに苦肉のカプリングコンデンサ)だったのではないでしょうか。 1965年にSONYがTA-1120で大成功を収め、Solid-stateアンプの時代が到来します。同時に電子パーツにも次々と技術革新が加速する時代にも当たる訳です。 それまでの真空管アンプに対して周波数特性・ダイナミックレンジ・歪・価格など、簡単に測定でき比較できる項目において圧倒的な差がついたのです。 真空管アンプにとって苦難の時代が始まりました。 売れる為には、真空管の素子を増やし、フィードバックを深く掛け、いわば真空管の取柄を捨ててまで対抗せざるを得なくなったのです。 ダイナミックレンジが広がると、今まで問題とされなかったノイズが課題になります。その一つがボリュームの上げ下げ(揺動)に伴って発生するノイズです。 可変ボリューム素子の入出力に電位差がある場合ノイズも顕著です。(電位差の発生原因は多岐にわたりますが、一般にトランスの漏れ磁束とか高電位・回路インピーダンスの高さなど真空管の方が不利。ボリュームの接触の良し悪しにも大きく影響されます。現在は技術の進歩でノイズが低く抑えられたVRが多くなってます。) LUXMANが、真空管らしさとハイスペックの間で、細部にまでこだわるが故に翻弄された様子が伺えるパーツではないでしょうか。

nodatd2000
質問者

お礼

ありがとうございます。 プリアンプの不要機能をバイパスする改造をしまして。 使わないトーンコントロール、レコード再生時のウーハーの揺れを防ぐLOW-CUTフィルター、必要な広域をカットするHIGHT-CUTフィルター、全く必要性の感じない(存在すること自体が疑問)STEREO,REVERSE,MONOを切り替えるMODE-SELECTER、低域を増幅、減衰させるLF-TRIM-SW、使わないATTENUATE-SW、最終出力に大きな顔をして入っている、一番信号を汚しているヘッドフォンジャックを全て配線を外しプリント基盤上等でバイパスしました。 その中で回路図上に意味不明のコンデンサがあるので質問したのですが、実際にはこんなコンデンサはありませんでした。特に改造品でもないのでラックスでも必要性に疑問を感じたのでなくしたのかもですね。

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