期限を明記しない誓約書の有効期間は？

質問

慎重に言葉を選ぶ必要があるため、内容に曖昧な点がある場合はご容赦ください。

数年前に、ある請負契約を交わしました。
当方が「下請け」の立場です。
作業を進めていく過程で、元請から突然「契約不履行だ」と通告を受けて、
「いますぐ、この案件から降りなければ提訴する」と言われました。

まったく身に覚えのないことでした。
理由を問い質しても「契約不履行」の一点張りで、何も答えてくれません。
もっとも、細かな意見の行き違いはお互いさまで、その都度協議して擦り合わせていました。

薄々わかってきたのは、相手からのメールの文言から判断して、当方を外したいだけではないかということでした。

一方的に切ってしまうと、元請が契約違反に問われかねないから、契約不履行と言いがかりをつけ、提訴をチラつかせて脅しているらしい態度が見えてきました。

それなら提訴されても当方が勝つ確率が高いですが、裁判で勝ったとしても、すでにお互いの信頼関係が崩壊しているので、仕事は続行できません。
無駄な法廷闘争をするよりは、契約不履行の汚名を着てでも仕事から降りるほうが得策だと判断しました。

そうしたら今度は「誓約書を書け」と言ってきました。
「今後、この件で一切の主張をしない旨の誓約書を書け」というので、どうせもう二度と一緒に仕事をしない相手だし、当方の損害も軽微だったので、不本意ながら誓約書を書いてあげました。
元請はそれで満足したのか、それっきり何も言ってきません。

さて、本題です。
期限の定めのない誓約書は、未来永劫その効力を有するのか否かです。

本文には、相手が要求するまま「今後一切……」と書いたので、素直に解釈すればどちらか一方がこの世を去るまで有効といえてしまいます。しかし、それでは理不尽な気がしたので質問しました。

回答No.3

783KAITOU · ベストアンサー

あなたのお尋ねの案件の効力は、誓約書をお書きになった案件に限って、という意味です。
つまり、下請けされた仕事に限って、今後一切主張しない。と、いう意味です。

しかし、今後一切というの「一切」という言葉は法的に有効かどうか微妙です。この言葉は、法的に無効になる場合もあります。不適切な言葉となる可能性があると言うことです。

下請け元請けの双方がお互いに何らかの形で債務が発生する場合は使わない方がいい言葉です。いずれにしても、そう気にする誓約書ではないでしょう。相手がそれで納得しているのであれば、気にしないで放置しておけばいいと思います。

回答No.2

shintaro-2

>期限の定めのない誓約書は、未来永劫その効力を有するのか否かです。

ものによります
誓約書（契約書）の内容、性質により
法律で年限が指定されているもの
長期の年限は不当と看做されるもの
半永久的なもの
等、さまざまです。

今回のようなケースでは
争いが生じないようにすることが目的ですので、
半永久的と解釈すべきです。

回答No.1

seble

期限はその契約内容次第ですが、これは沈黙の誓いなので(日本人にはそんなのありませんが)
永久、というか、たぶん、関係者全員が死ぬまで有効であろうと思います。
反論、主張、その他をしないという事なので、一定の期限後にされてしまったら契約内容自体の意味が薄れてしまう事になります。
時効、という考え方もあると思うのですが、しゃべった時点で名誉毀損等になりかねないので(たとえ相手が悪くとも)期限無しで有効に思います。
さて、法律家の皆さん、いかがですか?
何となく、否定する判例とかありそうな気がしなくもなくも、、w
でも、男だったら二言はない。