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シンギュラリティと人間と人工知能の融合
2045年までにシンギュラリティが起こって人間と人工知能が融合すると言われています。 これまで人工知能は人間への対立概念と考えられていたので、機械が人間を滅ぼすとか機械と人間が戦う映画がよくありましたが、融合すると考えると敵対する可能性はないですよね。 資源問題や環境問題や食料問題も、その頃には全て解決されるので、戦争もありません。 …ですが、本当にそうでしょうか? 感覚では、機械と人間が対立するのはナンセンスだと感じますが、論理的に考えて実際にそうかが疑問です。 またもう1点、あらゆる問題が解決して人間と人工知能が融合した場合、すべての人類が平和で幸せになれるはずですが、本当にそうでしょうか。 実際には何らかの序列や差別などが残ることも考えられますが、これも論理的に考えてどのような世界になると思いますか? 皆様のご意見を伺いたいです。
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- foomufoomu
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人工知能って何なのかわかっていますか? 人間が作った、人間が考えているような働きをする、プログラムのことです。 しょせんは、人間が作ったものなので、人間以上に優れた考えはでません。(コンピュータ処理なので、速くて、一度に多くのデータを処理できますが) 人工知能と人間の融合は、人の脳の処理速度、処理量を拡大するためか、事故などで失われた機能を補うために、進められるのでしょう。精巧な義手と同じようなものです。 人工知能が人工知能を改良して、さらに優秀な人工知能が生まれるというのは、SFの世界の話だけです。 >感覚では、機械と人間が対立するのはナンセンスだと感じますが、 映画で、機械と人間が対立するのは、戦争をするようにプログラムされた人工知能が、忠実すぎる実行をしたために(歯止めとなる処理が機能しなかったため)、すべての人間を敵とみなしてしまうというものです。可能性は十分にあります。
- myuki1232
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そもそもシンギュラリティとは、「未来がもはや人間に想像がつくものではなくなる時点」のことです。 従って、定義からわかるように、シンギュラリティ後の世界がどのような世界になるかを想像するのは極めて困難です。 なぜなら、人工知能の能力が人間の能力を上回ると、歴史の主役はもはや人間ではなく人工知能になってしまうと予想されるからです。現代において、ニワトリにニワトリの未来が予想できないのと同じことです(ニワトリの能力が不足しているのが原因ではなく、ニワトリの能力を遥かに超える存在=人間がいることが原因)。これは人工知能に限らず、「人間の能力を上回る何かが地球上に誕生・または到来した時点」でそうなると言えます。 私の意見としては、どのような予想をするにせよ、確たる根拠は何もなく、ナンセンスな議論だと思います。
お礼
はい、おっしゃることはまさにその通りです。皆様から寄せられた回答の中で、この議論の内容を理解しておられての回答に感謝します。 ただ、この場合の未来は予想困難だから考えてもナンセンス、というお答えは僕は夢がないなと思ってしまいます。 もちろん、未来の正確な予測は不可能なわけですが、僕の質問は、人間と機械が対立するような未来は来ないように現時点の人間の知性で考えても思われるが、実際のところどう予想できる可能性があるか、という話です。 未来のことはわからないと言ってしまえば全てがその答えで終わります。 これはその人それぞれの人生観でもあるでしょうが、私は、未来の想像を色々とした上で、最善の努力をして生きていきたいと思う方です。
>2045年までにシンギュラリティが起こって人間と人工知能が融合する・・・ 2045年では、近未来過ぎる気がするなぁ~(現在2016年。約40年後(^^;))。 どういうストーリーなのかわかりませんが、人間と人工知能が融合しても、あらゆる問題は解決しない、が自分の意見です。 2016年現在、自由主義と自由経済を謳歌する(?)日本は、1000年前よりずいぶん平等で差別も格差もなくなったけれど、身にしみるような不平等と差別と格差は、あい変わらずあります。 労働者の天国だったはずの共産主義のソ連では、あらゆる問題が解消し完全な平等化で差別と格差もないはずだったけれど、実際にはそれらの元凶であるはずの資本主義国家よりひどい、不平等と差別と格差が発生したのは歴史的事実です。 今の欧州はどうでしょう?。今から100年前、欧州はちょうど第一次世界大戦の真っただ中でしたが、現欧州はその頃より少しましな程度ではないですか?。 40年で人間が変わるとは思えない。サイバーパンク風に言うと、結局金持ちだけが高性能な人工知能と融合し、イケメンなボディーまで手に入れるのがオチかも知れない。人は常に他者との差別化はかり、アイデンティティーを手に入れたがり、補強したがるものです。 それに融合なんてとんでもない堕落だ、という意見も出そうだ。いわば、機械ドーピングは駄目よと・・・(^^;)。
お礼
お答えありがとうございます。 シンギュラリティの理論というのはベースの考えとして、今までは科学技術の進歩か線形だと思われていたものが実は違って指数関数的に爆発的に進歩していくものであるという考えに基づいています。 ですので、我々が通常考えうる人間の進歩とは全く異なることがこの30年の間に起こるよ、というのが、米国でのこの人工知能と人間についての議論であると理解しています。 ですので、おそらく我々が通常想像しうる流れとは全く変わった世界になると思うんですよね…。
人間同士でさえ戦争しているので、人間と人工知能の融合(物?者?)とも新たな火種になると思います。とくに差別・偏見は激しいだろうし人間と人口知能の融合側が人権を訴えて旧人類対新人類なんて可能性がありそうですね。 またあらゆる問題が解決することと、人間と人口知能が融合することは別次元の話なので差別・偏見・貧困などあらゆる問題が解決するなら人間と人工知能が融合しなくても平和は訪れるのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。人間同士でさえ戦争しているので、という意味では、人間より遥かに優れた知能は戦争なんかしないと思うんです。 またそもそも僕の質問は、人工知能と人間が融合する未来を前提にして、そこから逆算しての質問なので、やや質問の主旨と異なる回答かと思われます。 人権などというものも、既存の不完全な人類の秩序の中での話ですから、より知能が高まることで既存の枠組みは変わっていきます。 また世界の問題の解決と人工知能との融合は別次元ではありません。世界の問題の解決は科学技術の進歩によってなされるもので、科学技術の進歩は今や人工知能の進歩と不可分であり、人工知能の進歩は最終的に人間との融合をもたらします。 少なくとも、世界の最先端の研究ではそのように考えられており、それを前提にした質問ですので、お答えは感覚的なもののように思われます。生意気を言ってすみませんが…。ちなみに僕の方がだいぶ年上だと思いますので、気になさらないでくださいね。
お礼
お返事ありがとうございます。 人工知能が何なのかわかっているのかというご質問ですが、私はこの分野の一領域に関して一定の専門家ですので、わかっている方だとは思います。 そして、人工知能が人工知能を改良してさらに優れたものが生まれるのがSFの世界だけとおっしゃっている時点で、最新の科学技術やITシステムのことをご存じないかと思われます。 現在の科学技術は、自らが自らを改良していくものを作っていくようになっており、人工知能がさらに優れた人工知能を作っていき、それが最終的に人間を超えたものを作るのが2045年までの間に起こるよ、というのがこの米国での最先端の研究なわけです。 また映画の話も、戦争をするようにプログラミングされた人工知能の話だけでもないと思いますね。深夜なので具体的にどの映画がどうという検証をする余力はないのですが…。