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歯髄炎か副鼻腔炎か・・どうすればよいですか
- 右上の奥歯が痛み始め、冷たいものがしみるようになりました。歯科で診てもらい、副鼻腔炎や歯の問題ではなさそうです。痛みの原因がわからず不安です。
- 痛みがひどくなると上の前の歯や下の歯まで痛い気がします。重力を逆にすると痛みが和らぐこともあります。抗生物質と痛み止めを処方されていますが、症状の改善は見られません。
- かかりつけの歯科が休みで不安ですが、明日は抗生剤と痛み止めの経過観察として過ごすことを検討しています。覚悟はできているが、抜髄をすることも考え始めています。
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> 鎮静剤は、「CC(カルボールカンファ)」と同じような役目なのだと思いますが ネオダイン(酸化亜鉛ユージノ―ル)とおしゃっていました。 ネオダインにも鎮静作用はあることはありますが、 それほど高い鎮静作用があるわけではありません。 CC(薬液です)を綿に湿させて、それをう窩にいれて、 それを仮封する際にこのネオダインを行うことが多いです。 > (1)これが歯髄壊死に向かっているのだとしたら、すっかり痛みがなくなるのではないかと思いますが 確かに歯髄壊死なれば、痛みはなくなりはしますが・・・・・。 > そうなると、ますます抜髄したくなくなるような気がします。 残念ながら、そうは単純には言えません。 > (2)歯髄壊死が起こった後、壊疽にならずに、歯髄がミイラ化して そのままでも問題が起こらないということはあり得ますか?? ここが重要な点です。 一般的に歯髄壊死は物理的や化学的な刺激によっておこります。 一方歯髄壊疽の多くはう蝕によって生じます。 この2種の大きな違いは感染しているか否かです。 iniminimanimomo さんのこの歯はインレーがやり変えということなので、 う蝕が存在した歯といえます。 それゆえ、この歯は「感染している=痛みがある」と考えます。 なので、歯髄壊死には向かわずに、歯髄壊疽に向かっていると考えるべきです。 しかも打診痛があることからすれば、やはり歯髄壊疽に向かっています。 現時点ではまだ歯髄は生きていますので、歯髄壊疽ではなく、 「化膿性歯髄炎」という状態であると判断します。 そうであれば治療法は歯髄壊疽になる前に「抜髄」の一択です。
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- blastma
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一般的に、上顎洞炎になった場合に頭を振ると、痛みが生じたり、 逆に治まることはよくあります。 なので、実際には上顎洞炎は存在している可能性は高いと思います。 副鼻腔炎については、実際には「鼻」が原因で生じることが大部分です。 「歯」で生じる副鼻腔炎は「歯性上顎洞炎」といいます。 実際には副鼻腔は「上顎洞」、「蝶形骨洞」、「篩骨洞(篩骨蜂巣)」と 「前頭洞」の4つがあります。 この中では「上顎洞」が一番大きく、周囲の構造物の関わりのために、 副鼻腔炎の中では上顎洞炎が一番多く発症します。 ですから、歯が原因ではない副鼻腔炎は「耳鼻咽喉科」への受診が必要です。 さてここからはあまり大きな声では言えないのですが。 この上顎洞炎に限ったことではないのですが、 こういった疾患に関して歯科医師がよく理解しているかは不明です。 なので、歯性上顎洞炎に関して、診療している歯科医師が、 診断が付けられるかどうかはなんとも言えません。 話を元に戻します。 > 少し削ってもらい、洗浄して、鎮静剤を入れて頂きました。 多分これは「CC(カルボールカンファ)」という薬品でしょう。 http://www.oralstudio.net/stepup/jisho/sakuin/E38395/05479_12.php 内容的には市販の「今治水」と似た成分です。 かなりの鎮痛作用はありますが、これで鎮静しないようならば、 やはり基本は抜髄です。 > 歯冠がしっかりあるのに、コアでクラウンになるのかと思うと > それが大きなショックだったのですが、 > 相談したところ、根管治療してそのまま充填でいけますよ、とあっさり回答されました。 周囲のエナメル質が多く残存していて、歯ぎしりがほとんどない、 またその7番以外の歯での咬合関係はしっかりと保たれているならば、 充填処置でいけるかと思います。
お礼
blastma先生 ありがとうございます。 >実際には上顎洞炎は存在している可能性は高い 慢性の副鼻腔炎があります。鼻性だと思います。 >疾患に関して歯科医師がよく理解しているかは不明 実は、、 昨年、根管治療から貼り薬(水酸化カルシウム製剤)が 溢出して上顎洞に行ってしまった際に、一次大変な痛みや不調がでましたが 歯科、耳鼻科等々どこにいっても理解を得ず辛い思いをしました。 鎮静剤は、「CC(カルボールカンファ)」と同じような役目なのだと思いますが ネオダイン(酸化亜鉛ユージノ―ル)とおしゃっていました。 blastma先生にも 抜髄の場合も、条件次第で充填処置でいけるだろうとのお墨付きを?頂き安心しました。 そこで もしよろしければもう少し教えていただけると助かります。 処置の翌日は、痛みがあったのですが、 なんと痛みの間隔と内容が治まってきています。 (1)これが歯髄壊死に向かっているのだとしたら、すっかり痛みがなくなるのではないかと思いますが そうなると、ますます抜髄したくなくなるような気がします。 ですが、放置はできないと思いますので どのくらいの期間を置いて確認すれば、電気歯髄診や温冷診などで歯髄の状態が はっきりわかるものでしょうか?? 例えば、一ヶ月後くらいでも大丈夫なのでしょうか? ↓また、期待しているわけではなく、興味と知識として知っておきたいのですが、、 (2)歯髄壊死が起こった後、壊疽にならずに、歯髄がミイラ化して そのままでも問題が起こらないということはあり得ますか??
- blastma
- ベストアンサー率52% (402/768)
細かい話はまた後ほどにさせてください。 (1)副鼻腔炎からの痛みであれば、冷たいものでしみたりはしませんよね? 副鼻腔炎(上顎洞炎)の原因として、一番は「鼻」ですが 「歯」が原因で生じることがありますが、 この場合この歯は歯髄炎ではなくさらに進行した歯周炎になっています。 なので、どちらの副鼻腔炎であっても「歯がしみる=歯髄炎」の 因果関係はないと考えます。 (2)「やっぱり痛いままだったら、歯の上を少し開けて鎮痛剤のようなものを置く、 という処置に 進もうか」というようなことをおっしゃっていたのですが、 それは抜髄前提の処置になるのでしょうか? 3mix-MP法がこういったケースの適応にはなるのですが。 ただしこのごろ3mix-MPについてはあまり話題になりません。 やっている方はやっているのでしょうが、ごく一部でしょう。 ぬるま湯でも誘発であれば、基本は「抜髄」でしょう。 (3)明日がかかりつけが休みなので弱冠不安ですが、 「痛みが強い時は麻酔も効きにくい」と聞いたので、とりあえず明日一日は 抗生剤と痛み止めですごすのは標準的な経過観察と思ってよいでしょうか? 歯髄炎であれば、「痛み止め」である程度は効きます。 でもでも「明日(木曜日)」はもう過ぎてしまいましたね。 多分iniminimanimomo さんはこれまでの歯科診療の経験から、 抜髄を含めた根管治療に関しては、できることならば受けたくない という気持ちが強いようです。 確かに根管治療は歯科医師の差(テクニックだけではなくやる気)が でます。 だからと言って・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここから先は想像してください。
お礼
blastma先生 いつもいつもありがとうございます。 こちらでいろいろご指南いただき何とか前向きに進んでおります。 一難去ってまた一難です・・。 (1)副鼻腔炎からの痛みではないですね。 上7番は副鼻空にほぼ接しているようなので、傷に座布団が乗っているようなものかなあ、、 と思いました。(違いますかね?) だんだん、頭を逆さまにしても痛みに変わりがないような気がしてきました。 (2)(3) ぬるま湯でも痛むということは、もう壊死に向かっているに違いない・・ 痛みには勝てず「もう神経取ってもらおう」と思いますね。 あまりねばる気力も無くなってきております たった一日の休診日など甘えたことを・・と自分でも思いましたが、 木曜は痛み止めのおかげで夜も眠ることができましたm(__)m 実は、早速受診しまして、放置しておいても壊死するものはするのだろうと思いますので 少し削ってもらい、洗浄して、鎮静剤を入れて頂きました。 多分、麻酔が切れたら痛みが出てくるのだろうなと思いますが 来週、再診して抜髄するかどうかを判断しようと思います。 抜髄の覚悟はせざるを得ないのですが、インレーの治療してまだ一年の歯でしたので、 歯冠がしっかりあるのに、コアでクラウンになるのかと思うと それが大きなショックだったのですが、 相談したところ、根管治療してそのまま充填でいけますよ、とあっさり回答されました。 イレギュラーなのかもしれませんが、それを聞いてかなり安心しました。 しばらく経過を見て、決断することになりそうです。 またご指導お願いいたします。
お礼
blastma先生 お忙しい中ありがとうございます。 >それほど高い鎮静作用があるわけではありません。 そうなんですね(;;) >歯髄壊死には向かわずに、歯髄壊疽に向かっていると考えるべき >歯髄壊疽になる前に「抜髄」の一択 ぐずぐずしている場合ではなさそうですね・・。 大変残念ですが、いよいよ抜髄の覚悟をしなければいけないようです。 親身にアドバイス下さり心強かったです。 本当にありがとうございました。