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作業所に監査

親戚の子が障害者の方の作業所に通っています。 最近、監査が入ってその 子がしていた作業ができなくなってしまったそうです。 せっかくその子にとって やりがいのある作業を行政は剥奪したのです。 この国は障害者に優しくない国だと思いませんか 障害を持っている子なので他の仕事は難しいです。 行政ももう少し考えて欲しいと思うのですが、 どこの地域もこんな感じなのでしょうか?

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回答No.1

体幹障害2級、車いす生活者で、OPLLという指定難病持ちの者です。 日本は障害者というより、障害(身体にしろ精神にしろ)というものに対して、「世間体」の悪いものだと考えているところがあるのではないかと思います。 実際、私は実母からも目をそらされていますし、また現在入院中でもありますが、看護師からOPLLがウイルス性疾患や感染性疾患のように見られるのともしばしばあります。 日本は昔から「恥の文化」があります。もちろん良い面の方が多々あるのですが、人によっては、「障害」を「人とは違う」という面から「恥だ」「世間体が悪い」という考えにも繋がっているのだろうとも思います。 本来の日本の「恥の文化」というのは、「人とは違うこと」を恥じるのではなく、悪い意味での「人様に迷惑をかけること」を恥じる文化なのですけどね。 これがいつの間にか「人とは違うこと」が恥になっていったのではないかと。 あと、慣れですかね。 看護師ですら、脊椎難病のOPLLを感染性疾患やウイルス性疾患と捉えていること自体はありえないというか、それは医療従事者としてどうなんだ?とは思いますが、総じて考えてみると、日本人は障害者に慣れていないと言えるんだと思います。 かつては障害を持つ子供は生きることすら許されなかった時代もあったと聞いています。 しかし、福祉の進んだドイツやスウェーデンでは、障害者も一人の人、障害はひとつの個性と捉えているんですよね。ただ、このまで来るまでには相当な時間と苦悩があったのだと思います。それを日本が明日からこうしますといったところで、まず無理だとも思いますしね。 なので、日本では、ある意味障害者に厳しい国でありますが、それでも、そこまで厳しい国だとは思ってはいません。 いろんな人に助けてもらってますし、いろんな人に気遣ってもらってます。 ただ、一人の障害者として言わせていただくとすれば、必要以上の気遣いはやめてください。 私達障害者にも、健常者と同じく、ひとりの人間として生きているものです。だからこそそれぞれにプライドもありますし、できるのとはできますし。 ただ、困っている方がいらしたら、ほんの少しでいいですから力を貸していただけると、とても助かります。

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