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鮮やかなオチの短編
- 極めてよく出来た一級品の短編で、鮮やかなオチが楽しめます。
- 「デカメロン」の1話で、ペストが蔓延する世界での悪魔退治の話。しかし、登場人物たちが酒に毒を盛られて死んでしまい、悪魔の仕業だったことが明かされます。
- O・ヘンリーの短編で、保安官に追われていた金庫破りが頭取の娘と結婚し、彼女を助けるために誰も開けられない金庫を開ける話。しかし、それが犯人の技だという皮肉な結末です。
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同じ落語なら「猫の皿」「大岡裁き」「ひとつめ国」「王子の狐」など、 イソップ寓話(岩波文庫版あたりがおすすめ。ウサギとカメの話がカメ視点のものは外れ。あれは「エリートもサボってると努力する人に負けるぞというエリート向けの警告話なので) アガサクリスティー短編「仄暗い鏡の中に」他短編集も秀逸.
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- hitoshiki77
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星新一さんの本がおすすめです。 彼のショートショートというジャンルの話は基本的に最後にあっと驚くようなオチが待っています。 また、星新一さんの短篇が最後に絡み合って一つのオチにたどり着く「声の網」という本もおすすめです。
お礼
ありがとうございます。 確かに星新一はいいですね。具体的タイトルとか内容をあげて頂きたい。星新一の「暑ささ」は毎年虫を殺すと暑さを忘れる男が、段々大きな生き物にエスカレートして行きついに猿まで行ってしまう。自己嫌悪から警察に自主するも、犯罪とは言えないので逮捕されない。最後に警官が聞くと「先月結婚しました」というのがオチ。「声の網」は面白そう。 思い出したけど筒井康隆の「鍵」も素晴らしいです。鍵を開ける度にその中にまた鍵があり、主人公の忘れてた記憶が蘇える。最後はどうしても思い出したくない事実。それは、若い日に押し倒した女の家の鍵。その家からは子供の声が聞こえた。
ごめんなさい、タイトル間違えてました...。 落語「大岡裁き」ではなく→「三方一両損(ただしタイトルネタバレ)」 王子の狐は普段騙す側が騙される側に回ったとき、その結末の「普段騙す側だからこそのサゲ」に 惹かれますね。 イソップは二行程度から多くても一頁程度の超短編屁理屈祭り。 でも、鮮やかな落ちというよりは鮮やかな切り返しというのかもしれません。 全般的におもしろいけど、おすすめは「北風と太陽」 アガサの「ほのくらい~」は、主人公が左頬に傷のある男が女を絞め殺すのを見る…が、 それは幻のようだった。 しかし、友人宅でその女性に出会う。しかもその女性は顔に傷のある男を婚約者だと紹介した。 主人公は変人と思われることを承知で、殺人(?)を未然に防ごうと女性に見たものを伝える。 結果、女性はその婚約者とは別れ、主人公と結婚するのだが、その生活は上手くいかず...。 推理小説作家らしい視点の、運命とトリックの話。 同じ作家でパーカーパインシリーズの「富豪婦人の事件」も面白いですけどね。 ただお求めのオチかどうかは。 長編だと「そして誰もいなくなった」でしょうが有名すぎて落ちもわかってますしね…。
お礼
ありがとうございます。 そして、その「仄暗い」のオチはなんでしょうか?。 読みたいわけではなく、オチのアレコレを確認したい立場です。 そして誰もいなくなった、オリエント急行は、掛け値なしに面白いと思います。
お礼
ありがとうございます。 検索してみました。 「猫の皿」面白いですね。知性派で好きです。 「大岡裁き」は、この話はどこかで聞いた事ありますよね。鮮やかとまではいかないですが「ごもっとも」なオチです。 「一つ目の国」は正に「猿の惑星」原作と同じです。いいですね。ワンフレーズで落とす鮮やかさ。 「玉子のきつね?」はどこが面白いのでしょうか?。解説お願いします。 イソップのどれがいいのか教えてください。 「仄暗い鏡」はあらすじを発見出来ませんでした。 思い出しましたが「マクベス」の「森が動いたら負ける」 「女の股から産まれた者には倒せない」の予言からのオチもいいです。 予言から、絶対勝利を確信したマクベスだったが、頭に木をつけた敵軍がジワジワ近づき(森が動いてみえた)、ウェールズの王子との一騎打ちに負けたマクベスは、王子が「帝王切開」で産まれた事を明かされる。