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相馬泰三の夢の質問です。

「自分は選ばれなかつたのだ、かうした星の下に生れて来たのだ、半ばこんな風にも諦あきらめて居た。」 この言葉の意味を教えてください。

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  • kagakusuki
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回答No.1

 その直前にはこう書かれています。 >それは何時までもをかしかつた。しかし又老医師は考へた、自分は自分の老後にこの様な笑ひが自分の身の上に来ようなどとは、これまでにつひぞ思つて見た事さへなかつた。全く予想外な事なのであつた。自分にはこんな呑気な、伸々とした、楽な時間は一度も与へられずに生涯を終るものとのみ独りで定めてゐた。  つまり、 >自分は選ばれなかつたのだ、かうした星の下に生れて来たのだ、半ばこんな風にも諦あきらめて居た。 という箇所は、 「自分にはそのような呑気な、伸々とした、楽しい時間が来る様な事がある人間として天や神に選ばれていないのだ、そういう(楽しい時間が来る様な事など無い)運命しか与えられていないのだ、半ばこんな風に勝手に思い込んで諦あきらめて居た。」 というような意味になります。 【参考URL】  青空文庫 > 作家別: さ行 > 4.相馬 泰三 > 4.夢 > いますぐXHTML版で読む   http://www.aozora.gr.jp/cards/001082/files/50182_35072.html

sgypn
質問者

お礼

大変感謝致します。 どうもありがとうございます。

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