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歴史学部のない大学で史学を学ぶことはできますか?
タイトルのとおり、歴史学部や歴史学科が設置されていない大学で日本史や西洋史を学ぶことはできるのでしょうか? 私はもう志望校はだいたい2つに定まっていて、片方には史学科が設置されているのですが、もう片方には設置されていません。 もし設置されていないほうに進学した場合、歴史を学ぶことってできるのでしょうか? 絶対に学びたいというわけじゃないです。でも歴史が好きなので、大学で学べたら嬉しいかなぁという程度です。 よろしくおねがいします。
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- phosphole
- ベストアンサー率55% (467/834)
質問者さんは、そもそも大学の学部や教育の仕組みを勘違いされているように思います。確かに複雑怪奇なところがあるので無理もありませんが。 大学では、学部・学科の「見た目」の印象と、実際にやっている教育・研究は必ずしも一致しません。すでに多々ご回答がありますが、「歴史」というキーワードをとってみても、その切り口は様々です。経済の仕組みに基いて歴史を研究する先生が経済学部にいるかもしれません。科学の発展の歴史(いわゆる科学史というやつですね)を研究するグループが理学部にあるかもしれません。医学や薬学、公衆衛生の歴史を研究するラボが医学部や薬学部にあったって良いでしょう。 ただし、逆に言いますと、全ての大学が上記の研究内容・ラボを含んでいることはありません。 質問者さんはだいぶん漠然と「西洋史・日本史」と書いています。 文学部・社会学部・史学部といった学部・学科があれば、なにかしら該当する講義やゼミはあるでしょう。しかし、歴史というテーマ一つをとっても、切り口は膨大です。あまり狭く考えない方が良いです。 なお、質問者さんの様子では、必ずしも歴史関係の研究を一筋にやるということでもなさそうです。副業(というと言い方が悪いかもしれませんが)として歴史に関係した講義や研究ができれば構わない、といったスタンスなのでしたら、それこそ余暇に他大学の講義を聴講したりするといったやり方もあるでしょう。
- eichan2015
- ベストアンサー率28% (21/73)
関西大学経済学部の卒業生です 経済学部でも歴史は学べます 私も歴史が好きで、学生時代、「経済学史」「日本経済史」「経済思想史」などをとってまして、ゼミは「経済学史」専門の教授のもとで学びました。経済を通じて歴史を学ぶことで、将来の経済も見えてくる、とっても面白いものでした。
>歴史が好きなので、大学で学べたら嬉しいかなぁという程度です。 このようなことが出来るのが大学というところです。 本質的に高等学校とは違います。 進級するには最低この学科を履修してくれ。 卒業したいのであればこれだけの単位を取得してくれ。 八年間は在籍することを認める ということが決められているだけです。 所属学部とは関係なく好きなことをやって本業となった人は沢山おられます。 受験の最難関大学を卒業して歌手になった人もいます。 サッサと必要単位を取得して司法試験に没頭する人もいます。 八年間の在籍をいいことに、二つの学部を履修した人もいます。 海外へボランティアへでかけた人もいれば留学した人もいます。 独学自習する時間は幾らでもあります。 必要な書籍は学内の図書館にいくらでもあります。 なければ、県立図書館へ行けば閲覧できます。 都内であれば国立国会図書館があります。 常連の学生は幾らでもいます。 クラブやサークルが沢山あります。 歴史に関するものがなければ自分で作ればいいだけです。 ないから作ったというクラブやサークルは幾らでもあります。 指導教官は学内で適当な人がいなければ、学外から呼べばいいだけです。 あるいは自分で出かけていけばいいだけです。 日本中の公立の博物館や図書館ではいくらでもシンポジュームが開かれています。 これに参加すれば、指導者はいくらでも見つかります。 逆に言いますと 学科がないから教えてもらえません、などと言えば相手にされないのが大学です。 このようなことができるのは学生時代だけです。 存分に楽しんでください。 大学は就職予備校ではありませんので、考え違いをしないように願います。
他の方々のお答えを拝見して,補足。 >歴史学科が設置されていない大学 もとは独立した史学科があったが,いまは他の地理学や社会学と合併して新学科(へんてこな名前)になっていたり,教員がばらされて別の学部に配置換えになっている例はあります。たとえば,日本史で「お伊勢参り」などを研究していた教員が,いまは観光学部で「歴史観光学」を標榜させられているとか。だから,大学全体のシラバスや教員一覧で,いろいろ調べてみるといいです。
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
「学ぶ」のと、「研究する」のは、違うことです。 学びたいだけなら、予備校でも、多くの大学にある教員養成課程デモンストレーションの学べます。 史学科があり研究ができる大学は意外と少ないです。昔のように文学部がきちんと文学部として残っている大学が減っているので。小泉改革&今の政権で、あと数年でさらに減っていく(純粋な文学部は国立大学の多くでは財政上、今の規模では残せない)ので、しっかり確認をしてください。 http://university.info-list.net/subject/history.html
- kifimi
- ベストアンサー率72% (425/586)
歴史系の専任教員がどれくらいいるか、によります。 最近の文系学部は再編が進んでおり、昔ながらの「史学科」という名称ではなく(史学科単独では定員を維持できないという事情もあり)、「○○文化学科」のような名称の学科に再編されていることもあります。 歴史系の専任教員がいれば、その教員の許で卒論を書く学生がいるはずで、そのための専門科目もある程度提供されているはずです。専任教員が複数いれば、そのぶん、専門も教養も、それなりの授業数が提供されているはずです。ただし、専任教員が多かったとしても、教養科目全体のバランスや教員の負担などの事情で、教養科目として提供される科目数は多くないこともあります。 専任教員がいない場合、教養科目としての開講もあまり期待できないでしょう。専任がいなければ外部の非常勤の担当ですし、専門課程につながらない教養の授業は、ごく入門的な内容に終始する可能性が高いです。 志望校の専任教員に歴史系の先生がいるかどうか、開講科目やシラバスが見られるならばそれを見てみると見当が付きますよ。
「歴史学部」はないと思いますよ。卒業生がよく売れる法学や経済学は,それぞれ1つの学部を構成することがおおいですが 笑。 歴史学科があれば,たとえ歴史学を専攻せず日本文学を専攻しても,学部内の「他学科履修」として歴史学(ふつう日本史,ヨーロッパ史,東洋史,イスラム史,アメリカ史などにわける)の専門科目を履修できます。教員が許せば,演習(ゼミ)形式のより高度な授業も履修できるでしょう。 なければ,全学共通教育のなかの教養科目として,歴史系の科目はあると思います。しかし,選択肢はひじょうに低いでしょう。「大学で学べたら嬉しいかなぁ」がそれで満足されれば,それでもいいでしょう。専門科目で古文書などをがりがり読まされると,歴史志望の学生でも辟易する例はありますから 笑。 また,どちらの場合でも,大学図書館・学部図書室などに歴史系の専門書籍はあるはずです。最近できた単科大学なら,品揃えは少ないでしょうが。それらを読みあさってもいいわけです。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
教養科目の歴史の授業というのは範囲も狭く、教官の趣味でごく限られたものになります。歴史を趣味にする人にとっては満足できるものではないはずです。
- WhatisLOVE
- ベストアンサー率34% (391/1147)
大体の大学で学ぶ事は可能ですよ。 教養課程というものがあり、自由に選びたい分野の授業を受けられるのですが、設置されている分野以外の教授も大学で雇っているというか、授業を持っています。例外はあると思いますが、念の為ネットなどで志望校の在籍教授の事を調べてみるといいでしょう。 ただ教養課程は必須単位数がかなり少なく、そればかり単位を取っても多い分は切捨てなので卒業するには無駄な事になってしまいます。卒業には自分の所属する学科の単位が最重要です。 本気でやりたいなら史学が設置されている大学を、趣味程度でやるつもりなら設置されていない大学でもいいと思います。