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サビたブリキの花バケツを使って、水に影響はないか?
こんにちは。 切り花を入れて保管しておくための、ブリキの花バケツが錆びてしまいました。 そのまま使うと、水に赤サビが溶け出すと思うのですが、この水は花の持ちに影響するものでしょうか?切り花に一番悪いのは雑菌だと思うのですが、PHとか科学的なことについては、なかなか調べられませんでした。 もし使わない方がいいなら、錆を頑張って落としてサビどめをして使用したいと思っています。 数がたくさんあるのです。丈も50cm程あり細長く、作業しづらい構造のものです。 良い方法があれば教えて頂けますでしょうか? よろしくお願い致します。
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- 五十嵐 正(@ohhTokyo)
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花は水の酸性・アルカリ性に影響され色彩が敏感に変るのがあるので気遣いが必要です。 紫陽花なども土壌のph.によって花色が左右されるとか言います。 水桶では、サビがあっても鉄は酸化によってほぼ安定化して落ちつく状態ですから、いじったりしなければサビが溶け出す作用は殆ど無く、それはそれで安心なのです。 要は、放っておくと鉄材の方が安定化(サビ)が進んでしまう問題で、早めの手当てが傷を小さく済ませるということだと思います。 日曜大工店などの通常のリン酸系錆落し・錆止め兼用剤は、小さな容器入りで、小物の場合なら、10倍ほどに薄めてドップリ浸しておくと、2-3分でぴかぴかに光って仕上ります。 水桶バケツでは全体を浸すのは無理と思いますので、原液を塗り付ける方法が良いでしょう。少しドロッとした液剤ですから。 大きなバケツなどでは、液剤が流れてしまうのを防ぐため、ティッシュに原液のままか少し薄めたのを含ませて貼付け、ときどき液を垂らして補充するという方法もあります。 スズメッキか亜鉛メッキかの見分けは、[補足コメント] でお書きのとおりでOKです。 新しい場合は、亜鉛の方もぴかぴかに光ってるので見分けにくいですが。 亜鉛サビでは、布やすりでなく幅広のマイナスドライバーでそっとこするのがいいようです。布やすりで落すと、周辺のサビてない部分も傷つけ亜鉛を落してしまうことが多いからです。 もともと亜鉛メッキは、サビがあると亜鉛が溶け出してサビを覆う作用が特長で使われます。実際にはそれでも錆びてしまう理由は、錆びる面が多くなり亜鉛の溶け出しが間に合わなくなった場合の現象、と聞いています。
- 五十嵐 正(@ohhTokyo)
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サビつまり酸化鉄の鉄分・酸性成分のほか、メッキの亜鉛か錫の成分が土壌に溶けこむ可能性がありますが、微量なので花・野菜への影響はないと思います。野菜園か園芸系の人に聞いたら確認できるでしょう。 もともと、土は鉱物・金属成分も含んでいて、酸性かアルカリ性の土壌となっています・ 合成樹脂のバケツは塩ビ(塩化ビニル)製が多いですが、日光の紫外線で劣化し、何年後かにもろくボロボロに崩れる傾向があります。 その点、ブリキ(スズメッキ)かトタン製(亜鉛メッキ)のバケツは、丈夫で頼もしいツールですが、錆びるので困りますね。 もし錆び止めするなら、リン酸系の錆止め剤が最良ですが、花用の場合は、錆止め処理後によく洗い流してから使って下さい。 なお、亜鉛メッキ品の場合は、リン酸系錆止め剤は亜鉛を溶かしてしまい、かえって錆が多発することになるので、錆止めはタブーです。 錫メッキ品なら、リン酸系錆止めが有効です。 スズは銀色に光り結晶模様が現れていることもあり、亜鉛は光沢が弱くにぶい灰色なので見分けられます。
- cactus48
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商売をされているのでしょうか。昔はブリキのバケツが主流でしたが、 今はポリバケツを何処でも使用されている事が多いようです。 詳しくは分かりませんが、溶けだした錆の成分によって植物の生育に 支障が出ないとは限りません。確かに雑菌は大敵ですが、錆も大敵だ と思います。通常は綺麗な水を吸わせるのが基本ですから、出来れば ポリバケツや容器を使用した方が無難かと思います。 錆落としをして錆止めを塗る。これは止めた方がいいでしょう。錆止 め塗料は下塗り剤ですから、そのままでは水に溶けだしてしまいます。 通常は錆止め塗料を塗った上にペンキを塗るのが基本です。錆止めに 含まれる成分が切り花に影響するのは間違いないありません。 錆びた部分を落とすのは重労働ですよ。確実に落とさないと錆止めを 塗っても直ぐに錆が浮き出てしまいます。完全に錆を落としてから、 錆止めを塗って完全に乾かし、その上に防水性塗料を塗らないと無理 です。再び水が入れられるまで容器は使えませんから、その間はどう されますか。どの程度の数か分かりませんが、材料費だけでも相当な 額になりますし、乾燥させる時間も無駄になります。 この際ですから錆ないポリ容器に買い替えましょうよ。
補足
ご回答ありがとうございます。 ポリバケツを使うのも手だと思いますが、ブリキに比べて雑菌が繁殖しやすいように思うのです。目的は切り花の保管なのですが、そのまま売る時もあるので、見た目も重要なのです。 ブリキの新品に買い替えると一番良いのですが、10万円近い出費になってしまうので、重労働でもサビ落としをしようかなと。 色々ご心配くださり、ありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。 確かに、花が育つ土壌には金属が含まれているはずなのに、花は育っていますよね。さほど関係ないのかもしれませんね。なるほど、と思いました。 非常に参考になりました。 リン酸系の錆び止めをしてみようと思います。 スズメッキか亜鉛メッキかが重要ですね。 画像検索してみましたが、モザイク状の模様が出ているのがスズ、表面がマットなものが亜鉛という理解でよいのでしょうか? だったら2種類が混じっているので、スズのものだけ錆び止めをしようとおもいます。