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センター世界史対策の参考書について
高校3年生です。 世界史がわからなくて、先生に相談したところ、Z会の「解決!センター世界史B」という参考書を貸してもらったのですが、10年前のものでした。 参考書は、昔のものでも使えますか?出題傾向が違っているのではないかと心配しています。同じものの改訂版を購入した方がいいでしょうか? センターでは7,8割とりたいです。二次試験はありません。 どなたか詳しい方、回答よろしくお願いします。
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基本的には対策できないことはないです。 ただ、これはある塾で出されている資料からの引用ですが、 「新学習指導要領は(1)世界史と日本史とのつながり,(2)地理的視点,(3)時間軸・空間軸にもとづく歴史理解,(4)資料の活用,(5)主題を設定して考察させる学習を強調している。」 とあります。 これらが試験にも反映されると考えられます。(1)はそのままですね。(2)は地図問題の増加・応用など、(3)はある時代に起きた出来事として正しいものを選べ等の問題、(4)はそのまま、(5)は不明。 出題傾向については、実際に新課程版で実施された試験の数が少ない(というより完全実施は質問者様が受ける年度の試験から)ので、何とも言い難いです。ただし、新課程に配慮して昨年度の試験にも傾向の違いは少しうかがえますし、確認はしていないですが各塾・出版社が出している模試や実践問題集の類にも新傾向に合わせた問題が含まれているはずです。当たるかどうかといえば不明なので、それなら過去問やった方がいいとは思いますけれど。 それとz会の参考書そのものについてですが、この人はそれを使っていますね。ただし、第2版でしょう。 http://ameblo.jp/americanshorthairj/entry-12001125582.html 10年前のものといえば旧の学習指導要領の試験に初めて合わせた版だと思いますので、旧の課程でさえそこまでカバーされていないのではないかと思います。せめて第2版ならそのままでも良かったかとは思いますが、心配であれば最新版が今年出ているはずですので購入されれば良いかと思います。 z会の参考書についてはあまりわからないので、他の参考書を紹介するとすればセンター対策だけなので、先に触れた赤本・黒本の実際の形式の過去問の類。分野ごとにまとめ直したそれぞれ山川出版社の『センター試験への道』・『大学入試センター試験完全対策 問題集』、同じく山川出版社だけれどもセンター対策そのものではなく基礎の理解を主としてセンター対策にも充分なりえる『30日完成!スピードマスター』。あるいは中経出版から出ている『センター試験 世界史B よく出る過去問トレーニング』のいずれか(どれか一つでいいと思います)をひたすら演習&復習すれば7、8割は取れると思います。 問題集だけだとよくわからない!というのであれば、中経出版の『改訂版 センター試験 世界史Bの点数が面白いほどとれる本』をお薦めいたします。 後はこれらのサイトを駆使すれば良いかと。 もぎせか資料館(上の中経出版の参考書の著者のサイトです) http://www.h2.dion.ne.jp/~mogiseka/ 世界史20話プロジェクト(youtubeの動画で授業形式で教えてくれるサイトです) http://historiamundiproject.blogspot.jp/ 世界史講義録(授業を文字テキストにしたものです。長いのでかったるいかもしれません) http://www.geocities.jp/timeway/ この時期からでも大まかな流れを掴みたいのであればNHK高校講座のサイトでライブラリーから過去の放送分を観て下さい。もしくは図書館などにあればですが、集英社の世界の歴史という漫画をお読みになってください。
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基本的に参考書は徹底的に使い込む必要があるので(同じものを買うかどうかは別として)買っておいたほうが良いと思います。