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似た名前が付いている薬の成分の違いについて

塩酸ジフェンヒドラミンとジフェンヒドラミンサリチル酸塩、また、フマル酸クレマスチンとクレマスチンフマル酸塩の違いを教えて下さい。 更に、薬の成分には上記二つのように似た名前が付いているものがありますが、それは何故なのかも知りたいです。 薬学に詳しい方、ご回答を宜しくお願い致します。

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  • caf-caf
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回答No.1

どちらも効果自体はそれほど変わらないですよ。 >塩酸ジフェンヒドラミンとジフェンヒドラミンサリチル酸塩 ジフェンヒドラミン配合薬を製造する時に、どちらを使った方が良いかということです。 どちらもジフェンヒドラミンを配合する為に使うので、身体の中ではジフェンヒドラミンとして作用しますからほぼ同じです。 後者フマル酸クレマスチンとクレマスチンフマル酸も同様に、日局の処方でも見てみればわかりますが、どちらもクレマスチンとして身体に作用するのでほぼ同じです。 クレマスチンなど抗アレルギーでよく使う薬ですから、こういう似た名前があると迷ってしまうかもしれませんが、要は精製の仕方の違いです。 例えば、「サリチル酸」と「アセチルサリチル酸」の違い、サリチル酸だけでは胃に悪影響ですが(鎮静剤にはなりますが)、アセチルサリチル酸(いわゆるアスピリン)ならサリチル酸より胃に優しいですね。 しかしどちらもサリチル酸自体は、身体(腎臓)からそのまま尿に排泄されるでしょ。 ご質問の2例も同様に、身体からそのまま、またはそれほど変化せずに排泄されるので、作用自体はそれほど変わらないということなのです。 ※ご注意※ 「塩○」「○塩」と付いているもの全てがこの通りではありませんが、塩酸や酸塩などがついている薬剤はほぼこのように作用は同じです。 あえて「塩化○○」とついているものは、身体へ直接「塩化○○」も作用しますから、この限りではないと覚えておくと良いですよ。

snowy_sea
質問者

お礼

お礼がとても遅くなりましたが、ご回答ありがとうございました。 とても参考になりました。