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自然数と有理数の対角線論法と無矛盾性の探求
- 自然数と有理数(循環小数)を1対1対応させる対角線論法を考え、無矛盾性を探求します。
- 自然数を1から始め、有理数の一部を2進数表記に変換して対応付けを行います。
- 対角線論法で生成した2進数は0.010101010101...となりますが、一部の有理数が欠落しています。
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質問の意図を誤解してるかも知れませんが、いちおう自分の意見を書いてみます。 まず2進表現を使う事は本質的でないと思いますので、以下では小数と言ったら10進表現です。 有理数は分数で考えると、2次元平面の格子点全てとほぼ等価です(Z^2とほぼ等価。Z:整数全体の集合)。実際に2次元平面の格子点を1,2,3,4,・・・と数えて全ての格子点を拾う方法は、ご存じと思います。 そうすると全単射なf:N→Q(N:自然数全体の集合,Q:有理数全体の集合)は具体的に与える事が可能です。従ってfを用いれば、リストを作る手順を具体的に与え得るのも当然となります。ここでリストの有理数を10進小数にするか、2進表現にするかは副次的な事です。とにかく有理数全部を自然数によって番号付けする手順は、本当に具体的に記述できる訳ですから。 引っかかり所は(問題は)、そうやって作ったリストに対しても、対角線論法の論理はあい変らず有効だという点だと思ったのですが。 対角線に沿って数字をずらしていって得た実数αは、確かにリストに含まれるものではありません。含まれるとしたら矛盾します。だからそれは有理数ではない実数です。 つまりそうやって得た実数αに対してやるべき事は、αが無理数である事の証明だと思うんです。少なくとも自分はそれを、構成的には行えませんが。 まかり間違って実数αが有理数だという証明が出来てしまったら、今度はリストの作成法が検討すべき事になります。NとQの真部分集合との間にも、いくらでも全単射は定義できますから。N→[Nの偶数全体の集合]、・・・みたいに。つまりリストは、有理数全体を尽くしていなかったんだ、と考えるべきだと思います。
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- chie65536(@chie65535)
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基数(底)が異なると、循環小数も異なる。 例えば「10進数で0.3333333…」は「3/(10-1)」だし「8進数で0.3333333…」は「3/(8-1)」になる。 10進数で0.235235235235…は235/(1000-1)になる。つまり、235/(10の3乗ー1)になる。 8進数で0.235235235235…は235/(512-1)になる。つまり、235/(8の3乗ー1)になる。 2進数で0.101010101010…は2/(4-1)になる。つまり、2/(2の2乗-1)になる。 2進数で0.010101010101…は1/(4-1)になる。つまり、1/(2の2乗ー1)になる。 2進数で0.100100100100…は4/(8-1)になる。つまり、4/2の3乗ー1)になる。 従って「10進数で循環小数になったからといって、同じ値が、他の進数で循環小数になるとは限らない」のである。 例えば「10進数の0.2」は」10進数では循環小数ではない」が「2進数では循環小数」になる。 循環小数になる値とは「分母が進数の基数のN乗ー1、の分数で表される数を含む数」である。 10進数なら、分母が「9」や「99」や「999」になった分数は、循環小数になる。 2進数なら、分母が「1(2進)」や「11(2進)」や「111(2進)」になった分数は、循環小数になる。 10進数の「0.2」は、分数にすると「1/5」であるが「3/15」とも書ける。 分母の「15」は「4の2乗ー1」であり「2の4乗ー1」であるので、この値は「4進数にした時」と「2進数にした時」に「循環小数」となる。 実際、10進の0.2は、4進数では0.333333333…であるし、2進数では0.001100110011…である。 従って、質問者さんが作ったリスト1もリスト2も、何の意味も持たない。
お礼
回答ありがとうございます。 指摘は、 ・1つの有理数がn進法表記のちがいで、循環小数になったりならなかったりする ・循環小数になる1つの条件は、分母がn進法のn^a-1、の既約分数で表される数 ・循環小数のすべてをリストに出し尽くしてないから意味がない ですね。 了解できたと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 また、質問の意図を理解していただいてありがとうございます。 私も、有理数全体を尽くしていなかったんだとおもいます。 自然数と有理数の対応をいい感じにつけないと、対角線論法で作った新しい数が 何がなんだかわからない数になります。 そんなわけで尽くすのはやめて、とりあえず、 01のくりかえしタイプの一部と10のくりかえしタイプの一部に絞って つじつまを合わせてみました。 私の やりかたはだいたいあってるのかなぁ? という質問に対して だいたいあってるよ が回答だと了解しました。うれしいです。 残る質問は ・もっとうまい方法があるのかなぁ? といったところです。 ・対角線に沿って数字をずらしていって得た実数α は私の意図と違います。 ・対角線に沿って数字をずらしていって得た有理数がリストにあってほしい が私の意図です。 とりあえず対角線に沿って数字をずらしていって得た数は有理数でした。 でもリストになくてしようがなくなってしまいました。 まあ、いっか、とリスト2をつくってつじつまをあわせてみました。 私は、 質問とは別の、 もともとの(実数が自然数より濃度がすごいことを示す)対角線論法 は自然数と実数を対応付けてみたけれども・・・ だと思っています。 まちがってたらむなしいなぁ。 回答者様は もともとの対角線論法は 自然数と有理数を対応付けてみたけれども・・・ と思われているかもしれません。さしでがましいようです。 以上です。
補足
質問者です。やはり、私が差し出がましかったでした。 回答者様は対角線論法が有理数で閉じてないって言ってました。 実数に対角線論法すると、実数が出る。 有理数に対角線論法すると、実数(有理数だけじゃない)が出る。 はみでないとき 自然数を加法すると自然数が出ます。 はみでるとき 自然数を減法すると整数(自然数と負の数)が出ます。 自然数を除法すると有理数(自然数と有限小数と循環小数)が出ます。 有理数を対角線論法すると実数がでる。はみでるんですなたぶん。 有限2桁の小数に対角線論法すると、有限2桁が出ます。 1:0.11 2:0.10 3:0.01 4:0.00 対角線論法=0.01リストの3番目にある。 下記3点を納得するとすっきりしそうです。 ・無限桁に対角線論法すると無限桁の小数がでます。 ・その小数はリストにない。 ・その小数は数字を無限個選んで、なんかうまいぐあいに循環小数になると考えられない(回答者様は構成的にこれを行えないけど、もしかしたらできる人もいるかもねといっています。) 的を得た回答でした。 重ねて申し上げます。ありがとうございました。 ベストアンサーにします。