こんにちは。
読ませていただきました。
>大人になった今やっと自分で精神科を受診し、難治性鬱と診断されて薬を飲んで多分人生で1番安定した精神状態でいられています。
とりあえずは、よかったですね。
人のおこまりの相談を読んでおいて言うのもなんですが、大変興味深いです。
>学生時代に不登校になってから鬱々とした自分と戦いながら生きてきました。
>なぜこんなに生きにくいのかと悩んできて、
あなたのご質問は、単なるうつがどうのこうのという問題ではなく、人の可能性ということを考えてしまうんですね。
>でも、私の場合うつ病といえばの不眠や食欲不振などほとんどなく、人混みや学校職場での軽い不安発作や倦怠感くらいで、身体症状がほぼないんです。
その通りだと思います。
13歳くらいに人は一応の完成をして、このころの人の様子を見ていると、子供ながらに世界のことをよく知っていたり、いろんな意味で悟っているような感じがすることがあります。
しかし、そこがスタートで、自分自身の内面の価値観と外の世界との価値観との葛藤が生じたり、この過程で勇気をくじかれたり、ダメ出しをされたりするという、こういうひどい目に合うわけです。
もっとも、じゃあ、あなたがご自分の内面の価値観や信念みたいなものを薬でもなんでも使って捨て去ってしまえば、楽にはなりますが、これはどうもご自分を見捨てるというようなことになるのではないか、と思うわけです。
今のご気分としては、どうも、こんな感じかもしれないですね。
あなたの受けた診断は、難治性の鬱ということですが、そりゃ薬で人生の目的やご自分の使命や、これに基く価値観などが明確になるわけではないですから、この意味において難治だと思います。
しかし、どうでしょう、ご自分の感じるストレスや不安というものが、あなたの本当の心の中にしまいこまれている可能性を示唆するものだとしたら、やっとこういうものと正面から向き合える状況というかタイミングを得ることが出来たということかもしれないではないですか。
私は思うのですが、いろんな医学上の問題はあるにせよ、私にはどうもあなたがうつだとは思えないんですね。
あえていうならば、人生をこじらせてしまっている、と。
そして、とてもまともだと思うんてす。
あなたの場合の悩みというのは、「実存的不安」とでもいうようなものだと思います。
ネットで検索してみてください。
あなたの中の可能性の萌芽が、今、疼いているんでしょうね。
それでこのままでは自分を見捨てることになるのではないかと後ろめたさがあるのではないかと思います。
ご自分を見捨ててはいけない。
これはとても勇気のいることですし、今まで勇気をくじかれてきたでしょうから、どう自分と向き合ったらいいか、どういうものが勇気ある行動や態度であるかがわからないと思いますけど、あなたのような感じを抱いている人は一人ではないですよ。
私もそうです。
一緒に頑張りすぎない程度にがんばりましょう。
どこかでお会いできればいいですね。
応援してます。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会)
吉田修(株式会社Dream・Giver)
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