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野生動物の満腹感について
- 野生動物の満腹感とはどのような感覚なのか疑問に思います。
- 私たち人間が感じるような満腹の状態は、野生動物にとっても同じなのでしょうか。
- 野生動物が満腹になった場合、どのように行動するのか詳しく知りたいです。
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動物によります。 草食動物は確かに逃げなければならないし、食べ物が周囲にいくらでもあることが普通ですからそんな食べ方をする必要はないわけです。一方、獲物を捕まえて食べなければならない動物は今食べなければ次いつ食べられるか分からないわけです。ですから満腹するまで食べます。これは穀物などを食べる動物も同様です。メタボ猿などというものもこのために生じます。人間の多くが同様であるのも、人間の歴史で「いつでも十分に食べることができる」などという時代はほとんどなかったからです。そういう意味ではあなたのような人は「進化した」人類と言えるかもしれません。 なお、肉食動物でも周囲が獲物に囲まれていていつでも十分に食べることができるような生態のものは腹いっぱい食べたりはしません。
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- fujic-1990
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食べ過ぎると、「豚になる」と言われますが、このいいようは豚にとって大変失礼な話でして、豚に腹1杯食べさせる実験した人がいます。食べさせたあとで屠殺してしまったのですが・・・ 。 胃袋を見ると、どの豚もかなりシワシワだったそうです。つまり、餌を前に横を向くほど食べさせても、豚は「胃袋を満杯にするほどは食べない」のでした。 それに対して人間。 まさか人間にたっぷり食べさせて殺して胃袋を見るということはできませんので、「満腹するまで」と言って食べさせてレントゲンだったかCTだったかで観察すると、その人の胃袋はパンパンでシワ1つなかったそうです。 さらに、その人に好物のケーキ(つまり被験者は女性?)を見せると、胃が収縮して胃袋の中の物を腸に押しだし、ケーキを入れるだけの隙間を作るのが観察されたそうです。 俗に「○○は別腹」と言って好物は満腹していても食べたくなる、という仕組みが実際に存在することが確認されたのでした。 ということで、のべつ食べているイメージの豚でさえ人間ほど貪欲に食べないのですから、肉食獣はもっと余裕を残しておくのではないか、と想像されます。 実際問題として、獲物を食べていると同類や異種が介入してきます。速い話が「奪い合い」です。満腹するほどには(食べたくても)食べられない、というのが真相ではないかと思います。 但し、蛇は、その蛇にとっては巨大すぎる動物でも食べます。動物が入った部分は、本来の太さの何倍もの直径になっています。そして、完全に(と言っても毛や骨は消化しない)消化するまでジッとして動きません。 満腹していて、獲物が入っている部分の消化器官はツルツルのシワナシ状態でしょうね。
お礼
ありがとうございます。 人間は、欲望を制御する機能や組織が退化したのでんですかね。日本では最早飢えの心配は無いはずですので、毎回の食事で満腹になるまで摂食する必要は無いのですが、食べてしまう人は多いですね。その点では、満腹まで食べない私は飢えの不安から解放されていると言えるかもしれません。つまり新しい種類の人間かと。 一方、豚と摂食行為が類似している点では古いタイプの生物かもしれませんね。
お礼
ありがとうございます。現代人の大半は、捕食機会が少ない肉食獣のような食欲を持つようになってしまってるんですね。一方、先進国に住む人間の殆どは既に飢えとは無縁なので、満腹にする必然性はないのにそうしているのは、飢餓の記憶が遺伝子レベルで残存しているからでしょう。 ただ、過食の有害性は多くが指摘するところです。多くの人に私のような「進化した人間」になって欲しいものです。