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ミミズが雨の日に土から出てくる理由
ミミズが雨の日に土の中から出てくるのは、土の中に雨水がしみこみすぎて水分過多になり、呼吸ができなくなるから、と聞いたのですが、本当でしょうか? 雨の日は湿度が高いので、土の中の湿度との差が分からなくなり、自分が土の中にいるのか出てきてしまっているのかの判断がつかなくなって迷い出た、という説も聞いたのですが・・・。 どちらが正しいのでしょう?どちらも正しくないのでしょうか?
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昼間でも雨の日に土の中から出て来ていますが、ミミズの体表には光の強さを判別する事が出来る視細胞がありますから、土の中と外の区別がつかなくなっていたとは思えません。 【参考URL】 ミミズ - Wikipedia > 2 体の構造 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%9F%E3%82%BA#.E4.BD.93.E3.81.AE.E6.A7.8B.E9.80.A0 只、ミミズは乾燥に弱いので、乾燥する心配のない雨の日を狙って地表に現れて移動する可能性はあると思います。 また、ミミズは水中でも生きて行けるようですので、水の中と言うだけでは酸素不足になるとは考えられません。 【参考URL】 奇妙生物図鑑 > 研究所 > 第1ラボ ミミズは水中で生きれるのか? http://homepage2.nifty.com/kimyouseibutu/lab1.htm 只、ミミズの場合、血液中のヘモグロビンを使って体内の各所に酸素を送り届けており、ヘモグロビンは二酸化炭素濃度の高い所では酸素を放出する性質がありますので、雨水が土中に浸透すると土中の微生物の活動が活発化し、それらの微生物が呼吸する際に二酸化炭素を放出するため、雨が降ると土中の二酸化炭素が増加して土中に居るミミズは酸素を呼吸する事が難しくなる可能性はあるそうです。 しかしながら、地面と落ち葉との間の様な、土中とは言えない場所を主な住処としている種類のミミズも大量死している事が観察されている様なので、必ずしもそればかりが原因とは言い切れないようです。 又、雨の有無と地表におけるミミズの大量死とは必ずしも相関関係が見られる訳ではないという情報もあります。 下記のサイトではミミズの大量死について詳しく書かれていますから、参考にされては如何でしょうか。 【参考URL】 ミミズの大量出現のなぞを考え 調べる http://www.geocities.jp/at_mocha/mimizu/mimizu04-00.htm
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- sparkle719
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窒息と溺死しないように、見たいな感じで小学生か中学生の時に習ったような記憶があります。
お礼
窒息は苦しいですからね。 回答ありがとうございました。
http://www.geocities.jp/at_mocha/mimizu/mimizu04-01-02.htm の下 まとめ じゃないかと思います。
お礼
ふとした疑問がこれだけの研究テーマになるんですね。 回答ありがとうございました。
- tzd78886
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下の説が正しいかどうかは知りませんが、上は正しいです。ミミズは皮膚呼吸しているため、水の中に入れると溺れてしまいます(イトミミズなど水生のものを除く)。ですから大量に降ると地面近くに出てきますが、そのまま地表に出てしまうものもいます。
お礼
やはり苦しくなるのでしょうね。 回答ありがとうございました。
お礼
いろいろと深めていけそうなテーマだったみたいですね。とりあえず、土の中と外の区別はつく、という情報ありがとうございます。 回答ありがとうございました。