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LinuxがPC向けに普及しなかった理由
今はwindowsが条件付きで格安になる版が出ててLinuxが伸びないのは分かります。 昔(2010年以前やそれよりもっと昔)はどういう欠点があってLinux搭載PCが普及しなかったんですか。
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- catpow
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No.3です。 他の方の回答を読んでいて思い出しました。 Windowsは後方互換性を重視していました。つまりは、以前のバージョンで動作していたアプリが、新しいOSでもできるだけ動作するように対処していたんですね。 ですから、前のOSにバグがあって、バグがあることで動作していた大ヒットゲームがあった場合、そのゲームが新しいOSでも動作するように、OS側で対応していたそうです。 LinuxはOS開発において、良いアルゴリズムというか手法があれば、「古いもの、悪いものは捨て去る。後ろは顧みない!」というスタンスだったと思います。 ですから、バージョンが上がれば、アプリが動作しないのは当たり前って時期がわりと長かったような気がしますね。 当然ながら、そんな状態では、普通の人が使えるわけありませんからね。 Linuxがデスクトップ分野で広く使われなかったのは、当然の結果でしょう。
- alien5
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今から20年位前のLinuxは、音が出るようにするだけでもkernelのコンパイルをする必要がありましたし、インターネットに接続するのにも自分でファイルの中身を書き換える必要もありました。 私もいろいろやりましたが、やってるうちにパソコンを使うだけのために、いったいなぜこんな苦労をしなければならないのかという疑問がわいてきてやめてしまいました。 デスクトップ用途ならWindowsの方がはるかに簡単で使いやすかったです。いまでもそうですが、Linuxはサーバー用途のOSだと考えるべきです。 確かに最近のUbuntuなんかは、インストールもWindows並みに簡単で、インストールするだけでインターネットにもつながりますが、Linuxを知らない人ができるのはそこまでです。それからは、嫌でもLinuxというOSを勉強しなければ何もわからないできないといったことになります。たいていの人はそこで面倒になってやめてしまいます。 一般の人がする場合は、みんなデスクトップ用途ですからLinuxなんて必要性を感じないわけです。サーバーとして使うにしても、いまなら光ファイバーやルーターもいろいろありますから、一般家庭においてはファイルサーバーくらいにしか使い道がないです。 それと今でも、例えば、株取引のアプリとかゲームとか、どうしてもWindowsでしか使えないアプリもありますよね。それも一因だと思います。それから地デジを見るにも、対応した地デジチューナーがほとんどないとか。 それとLinux自体、Ubuntu,Cent OS,Debianとかいろいろ種類が合って、種類が違えばもちろんですが、バージョンが異なるだけで前のアプリが使えなくなるとか、とにかく複雑で面倒な面があります。 それが普及しない理由だと思います。
- kngj1740
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PC用のプリンターが使えない、95当時一般的だった内蔵56kモデムが使えない、音が出ない、など周辺機器のドライバーがほとんど供給されなかった。要するに使おうとしても使えなかったのが大きいかと。 プリンターは高価なポストスクリプトプリンター、モデムは外部モデム、サウンドカードは特定メーカー製品とか。これでは一般に普及する筈がないです。印刷はしない、モデムの代わりにLAN、音はでなくてよい、となったらサーバーという事かと。で、サーバー用には普及したのでは。
windowsXPが出たからでしょうね。 LinuxのGUIは15年たっても動作安定性がwindows98の時代から変わっていませんから、NT系OSをwindowsでデスクトップOSとされてしまったらひとたまりもありません。 情報量が少なかったり、金のかかった宣伝や、優秀なステマ工作がなされないのも大きいですが、最大の理由は低品質だと思います。
- weavaest
- ベストアンサー率15% (157/1020)
Linuxに金かけてる企業が、Linuxに対してクライアントとしての機能よりサーバーとしての機能を求めたからではないでしょうか。それを踏まえて、一般的に売られるPCはクライアント向けであれば、そこにLinuxを入れることにメリットは少ないと思います。
- nijjin
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Linuxは今でこそGUIがあるものの元々はテキスト(キーボードを叩いて)で操作がメインという形でした。(CUI) 一方、windowsやMACはマウス操作がメインです。(GUI) 設定を変えるのにキーボードを叩いてコマンドを実行したり設定ファイルを書き換えたり・・・ そういった操作はwindowsが何とか使えるというユーザーには無理難題です。 たとえるなら自動車学校で車の運転が仮免合格前の人にサーキットでレースをしろというようなものです。 Linuxのターミナルコンソール(CUI)上でYoutubeやTwitter、Facebookを利用する方法 http://orebibou.com/2014/09/linux%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%AB%EF%BC%88cui%EF%BC%89%E4%B8%8A%E3%81%A7youtube%E3%82%84twitter%E3%80%81facebook%E3%82%92/ 軽量Linuxを試す/GUI?それともCUI? http://mediadesign.jp/article-4148/ windowsやMACならこんな面倒なことをしなくてもYoutubeやTwitter、Facebookを簡単に利用できます。
- legs
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90年代の話しですが、当時からLinuxは開発者向けに、人気がありましたし、 windowsより脆弱性がなかったので安定性の面からサーバー機で使っている人たちが いました。しかしながら、1995年にWINDOWS95が発売され、アップルコンピュータ(MAC)なみにそっくりなGUIが発売されたことで、DOS機にのっかるOSが出たので メーカー各社がこぞってwindows os搭載のパソコンがじゃんじゃん売れて今日のwindows帝国ができました。マイクロソフトの営業戦略勝ちです。当時、ネットスピードが遅いために、インストールはメディアからでした。CD焼けばいいだけなので、焼きまくって売れば、儲かるのがソフトウェアー会社ですが、性能が良いosをつくればつくるほど、長持ちして人々は買わない。そこで、ウィルスやソフトウェアとは切ってもきれ無い関係になってしまうのです。一方、マイクロソフトのソフトウエアであぐらかいてるうちに、ハードウェアと独自のosを作っているアップルがipodやiphone、ipadなどを開発していまったがために、マイクロソフトは出遅れてしまい、タブレットに移行したOSや価格面でも安くしないといけない状況になりました。Linuxはソフトウェアとして当時電気屋でも売ってましたが、アプリが少ないのも欠点でした。先にマイクロソフトが世界的に広めた営業努力が今日あるものだと思います
- catpow
- ベストアンサー率24% (620/2527)
>>昔(2010年以前やそれよりもっと昔)はどういう欠点があってLinux搭載PCが普及しなかったんですか。 大きくは2つあると思います。 1)使い勝手よりもセキュリティを重視した Linuxは、それが手本としたUnixと同様の以下のような目標をもって作られていました。 1)堅固なセキュリティ 2)高い信頼性とパフォーマンス 3)マルチユーザ・マルチタスクが効率的に実行できる でも、セキュリティを高くしようとして、WindowsPCやスマホを使うとき、長くて複雑なパスワードを毎回入力する、さらに1ヶ月おきにパスワードを変更しないといけないってことにすれば、確かにセキュリティは上がりますけど、使いずらくなりますよね? これはログオン時の話ですけど、プログラム間のデータ通信にしても、「もらうデータはなんでも信頼してますよ。くるものこばまず!」とすれば、プログラムの設計や作成は容易になります。でも、セキュリティをきちんと確保しようとすると、お互いのプログラムのデータ交換が難しくなってしまいます。 Windows Serverのかなり前身であるWindows NTというOSがありました。 このサーバOSは、最初は、Linuxと同じようにセキュリティを重視して開発されていました。 でも、「GUIのパフォーマンスが上がらない!」という問題があって、途中で、OSのセキュリティ設計の方針を甘い方向に変更して、処理スピードアップをはかりました。 この結果、Windows NTは、それなりのスピードで動作するけど、信頼性が低いOSというのが世界的な評価になり、「毎日リブートしないと安定しないサーバOS」という評価になりました。 でも、Linuxは、あくまでも、「セキュリティのルールはきちんと守る!」という原則を貫きとおしたんです。 ただし、それは同時に、「アプリケーションプログラムが作りにくい」「作成されたアプリがユーザにとってつかいずらい」という結果になったと思っています。 まあ、そういう評価のOSを搭載したPCを売ろうとするメーカが現れないのも当然ですよね。 2)ユーザが使えるアプリケーション(特にOffice系のソフト)が無かった Linuxは無償のOSとして広まりました。 ただし、そのOSで動作するアプリケーションを作るのは、LinuxOSを開発する以上に大変な手間と時間が必要でした。 がんばってどこかの企業がLinxu上で動作するアプリを開発したとしても、Linuxはいくつもの派生OSが存在していたため、Windowsのように、「インストールプログラムを1発走らせればOK!」とはなかなかなりませんでした。 微妙に各Linux間での差異があって、それを素人ユーザが修正・対応させるのは、ちょっと無理な面があったんです。 つまりは、「がんばってアプリを作っても、売るのが難しいし、使うのも難しい!」ってことですね。 となれば、一般のユーザや企業ユーザが「Linux搭載PCよりも、オフィスの動作するWindows搭載PCを選ぶ」ってことになりますよね? こういう経緯があって、Linuxはなかなか広まらない結果になってしまいました。 でも、サーバOSとしては、広く使われていますので、ほぼすべてのPCやMac、タブレット、スマホユーザが「Linuxを使っている」といえるのが現状だと思います。
『Linux サポート (特に初心者への)』という、普及のために最も重要で、かつ最も労力のかかる仕事に誰も本格的に踏み込まなかったのが最大要因かと。Linux 開発者はもとより、パソコンメーカも、販売店も、Linux を推していた人たちも。 Windows は開発メーカ (Microsoft) もパソコンメーカーも販売店も、サポートページ・サポートセンター・セットアップサービスを充実させていることを考えれば雲泥の差ですね。
とにかくめんどくさい。 何かあるとコマンドを打たなければならない。 Windowsでコマンンドプロンプトが必要なケースなどほとんどない。