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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:長期投資とリスクの関係)

長期投資とリスクの関係

このQ&Aのポイント
  • 長期投資とリスクの関係について考えましょう。
  • デイトレードと比較して、長期投資の方がリスクが低いとされています。
  • しかし、その理由やリスクの定義には何か違いがあるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • answer119
  • ベストアンサー率64% (31/48)
回答No.6

通常、ファイナンスでは、収益率の標準偏差をリスクと呼びます。 ある金融商品の収益率がランダムに変動して正規分布に従い、その期待値が(考えやすいよう)0%で、標準偏差が年10%であるとします。 その金融商品の価格がいま1,000円であれば、1年後には、だいたい68%の確率で1,000円×(1-10%)=900円から、1,000円×(1+10%)=1,100円の範囲に入っていることが推測できます。 次の1年後、その金融商品の価格はどうなっているか考えると、1,000円×(1-10%×2)=800円から、1,000円×(1+10%×2)=1,200円の範囲に68%の確率で入ると考えてしまいがちですが、そうはなりません。 その範囲は絞られて、1,000円×(1-10%×√2)=859円から、1,000円×(1+10%×√2)=1,141円に68%の確率で入ると推測されます。 さらに次の1年後は、1,000円×(1-10%×√3)=826円から、1,000円×(1+10%×√3)=1,173円の範囲に68%の確率で入ると推測されます。 このように、毎年のリスクが変わらなくても、それがランダムな変動であれば、拡大の仕方は時間に比例するわけではなく、時間の平方根に比例します。 これがブラウン運動の特徴です。 時間には比例しないといっても、価格自体は時間とともに拡大してしまいますので、長期投資したとしても、下がり続けるものは、下がり続けます(もちろん上がり続けるものもあります)。 また、長期投資したからといって、収益率の期待値が上がるわけではありません。 長期投資すると、上がり、下がりの拡大の仕方が緩やかになるので、収益率に対するリスク量で考えると、質のよい投資になると考えることができるわけです。

yoshi0125
質問者

お礼

 リスクの指標も実際はいくつかあり、まずどういった指標をリスクと言っているのか確認する必要があると思いました。Y=√Xの関数は伸び率が次第に緩やかになってくるので、最大利益や最大損失の伸び方も長期保有すれば緩やかになってくるのは確かですね。10%上昇と10%下落を毎日交互に繰り返し10日経過したA株と10%上昇が連続して5日、そのあと10%下落 が連続5日となったB株ではどちらも日次騰落率の標準偏差は同じ値になります。B株の値動きの方はバブルの発生と崩壊のようでA株に比べてリスク が高そうです。しかし、リスク指標としての標準偏差は同じ値になってしまいます。標準偏差にはデータの順番は関係がなく、A株、B株ともに、10%上昇が5回、10%下落が5回だからですね。日次騰落率だけからのリスク指標ではこのことがうまく表現できていません。やはりリスク指標は騰落率の計算期間を複数にしたりなどの工夫が必要と思います。  ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (5)

noname#241737
noname#241737
回答No.5

株価というのは毎日の動きの積み重ねですから、単純に1日後の株価の動きのばらつきと1年後のばらつきで比べるのでは後者が大きいのは当たり前です。 比較するのであれば、1年後のばらつきの幅を「1日あたりの株価変動率」に変換したものと、1日後の株価の変動率にする必要があります。 ※たとえば、1日後の株価変動率が▲20%~20%で、1年後の株価変動率が▲80%~80%ならば、後者のほうがリスクは小さいことになります(1日あたりの株価変動率は1%にも満たないので)。 理屈で考えても、株は「上がる日もあれば下がる日もある」ので、それらが相殺される1年後のほうが1日あたりの動きに直せば小さくなるというのはおかしくないかと思います。 もちろん、何らかの理由があって下落一直線の株であればさっさと売ってしまうほうがいいでしょうが、日々の株価に一喜一憂しなくても、時間と株式の種類を分散すれば(投資した市場の動きを反映した)それなりの投資結果が得られるというのが長期分散投資の考え方ですし、成長する企業でさえあればその会社の株を持ち続ければ長期的には会社の収益の成長と同じように株価が上昇する、というのが長期投資の考え方です。

  • cahors
  • ベストアンサー率52% (10/19)
回答No.4

ファイナンス論(金融工学)的な観点から: ■市場の効率性 市場はかなり効率的です。 効率的というのは、価格変動に影響を与える情報を瞬時に反映する、という意味です。 つまり、ファンダメンタルズ分析によって情報を得てお買い得の株を探すことはその限りで無意味であるということになります。猿に市況欄にダーツを投げさせて買った株と、頑張ってお買い得な株を探して買った株とで、平均的なリターンにほとんど差はない、などと言われたりもします。 これを、効率的資本市場仮説に基づく株価のランダム・ウォーク理論といいます。 では、効率的な市場では、どのように儲けることができるのでしょうか。お買い得な株式など存在しないのに。 答えは、「リスク・プレミアムの換金」です。 ■リスク・プレミアムの換金 月末に確実に30万円貰えるA証券と、50%の確率で60万円を貰えるB証券があったとします。すると、人間は、平均的に、A証券の方が欲しいと思い、そちらに高い価格が付きます。還付額の期待値は同じなのに、です。つまり、人間はリスクを嫌い、期待値が同じならリスクの低いものを選びます。特にA証券とB証券のどちらかを買うことだけで生活をしようとしている人ならなおさらです。 その中で、僕はお金に困っていないから、より安く変えるB証券を買うよ、という人が出てくるかもしれません。A証券を買うよりトータルリターンではお得です。これがリスク・プレミアムの換金です。 つまり、リスク耐性のある人は、リスクの高い割安の証券を買い、儲けるのです。 ■市場の効率的でない部分 先ほど、市場は「かなり」効率的だと言いました。 逆に考えると、「少し」非効率的だということです。 ここを換金することで儲けることもできます。 つまり、大衆が情報の解釈を誤ったり、心理的な影響で不思議な値付けがされている場合、正しい解釈ができれば、それを利用して、儲けることができるのです。 ちなみに、これを研究しているのは「行動ファイナンス理論」です。 しかし、多くの個人投資家は、この「市場の効率性」をあまりにも!!!軽視しており、自分は市場の非効率性を目ざとく見つけられると信じています。でも、一部の実証研究では、トッププロのトレーダーがしのぎを削っても、やっと市場平均より平均して3%~5%程度プラスの利回りを得られるだけです。いわんや個人レベルをや、という話です。 ■結論 このように、「騰落率の標準偏差」と定義された金融工学上のリスクは、長期保有を前提とした、リスク・プレミアムの換金の場面でのみ意味を持つものです。 このような定義を用いる限り、長期保有と短期保有ではどちらがリスクが低いか、という問い自体が成立しません。 もし、自分がトッププロにも勝てる優秀な頭脳と分析力、潤沢な時間がないとお考えでしたら、期待収益率を下げずにリスクだけが下げられる唯一の方法である分散投資(ポートフォリオ理論)のみを用いて、無リスク資産とされる国債等と、世界の経済全体の株式と債券に分散投資することによって、リスク・プレミアムの換金のみを目指す、世界経済分散投資系のETFや投信による、パッシブ投資をお勧めいたします。

  • human21
  • ベストアンサー率37% (938/2476)
回答No.3

デイトレードより長期投資のほうがリスクが低いとは 言えないと思っています。 その理由の一つは、質問者さんが言われるようにリスクの 定義が曖昧だからです。 もう一つは、デイトレードと長期投資を比較すると、精神的負担が 天と地ほど違う事です。 長期投資は精神的負担が大きく、仮に正しい銘柄選択をしても 精神的苦痛から株を持ち続けられない人が多くいます。 株投資は、投資する人の性格によって向いている投資方法が 異なっていて、向いていない方法を選ぶとリスクが大きくなります。 投資歴数十年の経験からですが、技術的なリスクより精神的なリスク のほうが大きいと考えています。

  • ROMIO_KUN
  • ベストアンサー率19% (433/2252)
回答No.2

単に、長期に渡って、手元のお金の使い道が無い人は   →「待てる」と言うだけのことです。  下がった株はいつかは上がる、との気長な考えです。  高値で買った場合は論外ですが 底値で買ったなら20年以内にはだいたい上がっています。 たまにつぶれてしまう会社もありますが。

  • yoruaru-q
  • ベストアンサー率17% (476/2703)
回答No.1

>長期投資でリスクが減らせる  この場合の株とは、日本株ではないんじゃないでしょうか。  さまざまな国のETFなどは長期で持ちたいですね。

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