アオザゼンソウ(植物)について教えて下さい。
写真の植物は、今年の4月30日に、札幌市に隣接する森林公園で撮影したものです。両個体ともザゼンソウだと思いますが、ひとつは、青みがかった黄色でした。残念ながら、側溝の中で、しかも仏炎苞が下を向いているので、この角度からしか撮影はできませんでしたが、後日再度見に行くと、ザゼンソウの葉が出ていたのでザゼンソウと解釈しました。おそらく、ザゼンソウの変異個体だろうと。
ネットで植物のことを調べていて、たまたま知ったのですが、「アオザゼンソウ」というのがあって、北海道にも分布すると解説してありました。仏炎苞の色も、写真のザゼンソウの色と同じでした。
それで、早速、「北海道の」と冠のつく植物図鑑(私の持っている図鑑5冊)を開いてみましたが、「アオザゼンソウ」の記述はまったくなく、また写真も掲載されていませんでした。
質問なのですが、写真のこの植物は「アオザゼンソウ」と理解して良いでしょうか? それとも、この写真だけでは「アオザゼンソウ」とは言い切れないのでしょうか?
また、「アオザゼンソウ」と判断できない場合には、もし理由……例えば、ネットの情報が間違っていて、アオザゼンソウは北海道には分布しないなど……があれば、その理由も教えてもらえれば、大変参考になります。よろしくお願いいたします。
お礼
ご回答ありがとうございました。 カラスウリもキカラスウリも、生態的には、ほぼ同じだろう、そして根拠はないのですが、「カラスウリよりもキカラスウリのほうが、数が少ないのではないか?」と勝手に考えて、両方とも、北海道には生育しないと解釈してしまいました。 調べてみますと、「キカラスウリ」は北海道でも生育しているようです。ただ、私の持っている図鑑では、「渡島半島西部」となっていました。 ただ、素人なりにいろいろな図鑑をながめていると、「分布域」というのがどのような基準で表記されているのか分かりませんが、かなりばらつきがあるように思います。その点では、「キカラスウリ」が札幌にあってもおかしくはないという気もします。 「カラスウリ」と「キカラスウリ」は、明確な区別点もあるようですし、もう少し調べてみます。また、機会と体力があれば、実が熟す頃、行ってみたいと思います。