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質問者が選んだベストアンサー
カンスゲ(寒菅)の仲間であることは間違いありません。「カンスゲ属」ですから広義でカンスゲでもいいでしょう。 種の見分けは大変困難で、開花時期や環境でも見た目が変わってきます。また各種図鑑でも明確な見分けができていません。写真を掲載していても同じ条件のものを載せていないのが実情です。どの種も大差がない雄花が綺麗に咲いている写真を掲載している図鑑は少ないのです。 つまり添付された写真は雄花ですが、雄花での見分けは難しいのです。 いくつかの種を区別している図鑑では、果胞と呼ばれる(雌花)実ができた後の写真を掲載して2~3種類区別している程度です。 ●★写真は見た目からは「オクノカンスゲ」か「カンスゲ」でしょう。葉の断面と幅がひとつの判断基準です。確認してみてください。 次に写真では見えませんが株の根元が鮮やかな赤紫色なら「ミヤマカンスゲ」です。 最後に「ヒメカンスゲ」の葉は極細2~4mmで、写真が4mm以上なら違います。また苞の鞘に赤褐色がありますのでこれは違いますね。 <雄花での見分けは難しい> http://www.geocities.jp/mc7045/sub151.htm http://matsue-hana.com/hana/kansuge.html ●オクノカンスゲ(奥の寒菅) 別名:ハバビロスゲ 特徴: 葉幅5~20mm(図鑑によって差がある) 葉:断面は他よりM字状が大きい http://onair-blog.jp/tadao/entry/173945.html http://matsue-hana.com/hana/okunokansuge.html http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/cyperaceae/okunokansuge/okunokannsuge.htm ●カンスゲ(寒菅) 葉幅は5-10mm(図鑑によって差がある) http://www17.ocn.ne.jp/~nikohana/kansuge.html http://hanazukan.hanashirabe.com/xs.php?fid=c0847 http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/kagap/kansuge.html http://www.okadanouen.com/zukan/kansuge.html http://www.sakai21.com/hanazukan/haru1/yh5-168.htm ミヤマカンスゲ(深山寒菅) ★株の根元は鮮やかな赤紫色 http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/cyperaceae/miyamakansuge/miyamakansuge.htm http://takosan.sakura.ne.jp/d-miyamakansuge-12.html ヒメカンスゲ(姫寒菅) ★葉幅が2-4mm 苞の鞘に赤褐色のところがある。 http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/115himekansuge.htm http://syokubutsunote.web.fc2.com/HP05/himekansuge.html http://www17.ocn.ne.jp/~nikohana/himekansuge.html http://www.geocities.jp/yunakisaragi/x-hime-kansuge.html
その他の回答 (2)
- 4500rpm
- ベストアンサー率51% (3210/6283)
#2です。 周りにある葉は、別の植物の物と思います。 花が付いている茎をたどったところにある細い葉がご質問の物の葉と思います。
お礼
a
- 4500rpm
- ベストアンサー率51% (3210/6283)
「ヒメカンスゲ」に似ています。 http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_482.htm http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B2 茎の先端の小穂は雄小穂で、雄花です。 下の方に有るのは雌小穂で、雌花です。 http://maioka.exblog.jp/12246155/ なお、wikiでは、 「スゲ属の同定は果実が成熟した状態での果胞や果実の形態などが重視されるため、花が咲いている時点では種を同定するのは難しく、比較的わかりやすいこの種であっても近似の別種が混同されている可能性が高いし、その場合にもそうであるかどうかの判断ができないことが多い。」 とのことなので、詳しい事はお詳しい方にお任せします。
お礼
大変、ご丁寧なご回答をいただき、お礼申し上げます。図鑑で調べると、カヤツリグサ科のようですが、そもそも、カヤツリグサ科自体が、一般の人々から関心をもたれないからなのか?、市販されている、ごく普通の、初心者が使用すると思われる植物図鑑にはあまり掲載されていないようですね。私自身も、イネ科もそうですが、このように葉の細い仲間は、どれも同じに見えて、また、図鑑でも調べにくく、何となく、最初から「苦手意識」が働きます。 でも、写真のように、これだけ花がはっきりしていれば、ご回答が得られるだろうと思い、投稿してみました。お二人のご回答からは、正直言って、「取っつきにくい」を通り越して、足を突っ込みたくない「底なし沼」みたいな世界のように感じます。図鑑が、この科の種をあまり掲載しないのも、このためなのでしょうか? 他人に教えるような立場でもありませんし、ただ自分で植物を楽しむために始めた趣味ですから、yukiyouseiさんからのご回答にあるように、広義で「カンスゲ」で良いということなので、当面は、私の頭の中で「カンスゲ」として整理したいと思います。まだ、私にお二人のご回答を判断する実力が備わっていません。今のところ、私なりにいろいろと課題も見えてきて、とてもカヤツリグサ科まで手を伸ばして「来年に向けての課題」といいきる自信はありませんが、歩きながら、目についた野草を撮ってくる写真を手がかりにカヤツリグサ科やイネ科の種のことが少しでも分かれば……と考えています。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
お礼
大変、ご丁寧なご回答をいただき、お礼申し上げます。図鑑で調べると、カヤツリグサ科のようですが、そもそも、カヤツリグサ科自体が、一般の人々から関心をもたれないからなのか?、市販されている、ごく普通の、初心者が使用すると思われる植物図鑑にはあまり掲載されていないようですね。私自身も、イネ科もそうですが、このように葉の細い仲間は、どれも同じに見えて、また、図鑑でも調べにくく、何となく、最初から「苦手意識」が働きます。 でも、写真のように、これだけ花がはっきりしていれば、ご回答が得られるだろうと思い、投稿してみました。お二人のご回答からは、正直言って、「取っつきにくい」を通り越して、足を突っ込みたくない「底なし沼」みたいな世界のように感じます。図鑑が、この科の種をあまり掲載しないのも、このためなのでしょうか? 他人に教えるような立場でもありませんし、ただ自分で植物を楽しむために始めた趣味ですから、広義で「カンスゲ」で良いということであれば、当面は、私の頭の中で「カンスゲ」として整理したいと思います。今のところ、私なりにいろいろと課題も見えてきて、とてもカヤツリグサ科まで手を伸ばして「来年に向けての課題」といいきる自信はありませんが、歩きながら、目についた野草を撮ってくる写真を手がかりにカヤツリグサ科やイネ科の種のことが少しでも分かれば……と考えています。ありがとうございました。