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エアポート快特・アクセス特急について

羽田空港と成田空港を結ぶエアポート快特・アクセス特急に関して、京急、都営地下鉄、京成、北総の車両が入れ替わり立ち代わり走行し、運転手と車掌もその担当区間で入れ替わっているようですが、その地区の運転手が他社の車両を運転するとき、計器やハンドルなどの運転装置は相当違うもんなのでしょうか、それともかなり共通しているのでしょうか。 大きく違っていれば訓練に時間が余計かかるでしょうし、慣れない装置では、いざと言うとき誤作動の恐れもありますよね。両空港にはよくお世話になっていて、鉄道にも興味があるので、YouTube でそれらの動画はよく見るのですが、遠くに住んでいるので、実際に電車の先頭に乗って比べる機会がありません。

みんなの回答

noname#215835
noname#215835
回答No.3

羽田空港ー成田空港をダイレクトで結ぶ速達列車(成田スカイアクセス線経由)では、京急側では600形・1000形、京成側では3050形を使用して運転されています。 これらの車ではハンドルはT型ワンハンドル(力行5段・N・制動5段・非常)であり、この部分に関しては同じになっています。 しかしハンドル関係などは同じであれど京急車と京成車では異なる部分もあり、機器の位置等が完全に統一されている訳ではありません。 ですが、各社の運転士は乗務する車両(自社・他社車両)に関する事を把握したうえで乗務しています。 普段扱う機器は勿論の事、故障など異常時には運転士が応急処置を行う必要もあり、こういった部分に関しても把握した上で運転していますので「どこに何があるのか分からない」なんて事にはなりません。 自動車ですと、「新車入ったから運転して慣れて」と言われて運転する事もあるでしょう。 しかし鉄道ではそうはいかず、新系列導入にあたっては事前に習熟訓練を行い、把握したうえで初めて運転する事になります。 自社車両はもちろんですが、直通では他社車両も同じように習熟訓練を行います。 また、完全な直通ではこの3形式が基本ではありますが、各社の運転士は直通列車のみを運転するのではなく、自社線内のみの列車であったり一部区間のみ直通列車であったり、普通・急行・快特・快速などの全ての列車に乗務しております。 比較的新しい電気指令式ブレーキの車(京急全車・京成3000系列・都営5300など)ではT型ワンハンドルですが、京成3500形・北総9000形といった車は電磁直通ブレーキ車でツーハンドルになっており、全形式でハンドルが統一されてもいません。 ただまぁ形式ごとにクセはあるもので、「扱いやすい車」・「扱いにくい車」はあるでしょうけどね。

edokkosan
質問者

お礼

大変詳しい説明、ありがとうございます。 前の方にも述べましたが、前後運動のTバーで統一されているだけでも、各社間を渡り歩いてもそれほど抵抗感がないことが分かりました。あと車種によってブレーキのかかり具合など差がありそうで、それに慣れる必要もあるでしょうね。これは同じ乗用車やトラックでも荷の重さで相当変わるように。 質問の主旨とはズレますが、最近の電車は発進時・停止時、乗客が感ずる揺れが全然ありません。また発信してからの加速がすごいし、ホームにはフル速度で入ってきても停車位置にピタッと止まります。この進化ぶりには驚くばかりです。すいません、浦島太郎の発言ばかりで。 皆さんのご回答、私にとっては差別なく重要に思えるので、ベストアンサーはなしで締めさせていただきます。再度、大変ありがとうございました。 追:質問にあるYouTube動画は、撮り鉄を気取って、一国の上を高架にした京急の複合・単線がユニークなので、撮ったものです。

  • FEX2053
  • ベストアンサー率37% (7995/21381)
回答No.2

この質問、ひょっとしたらプロの方が来てくれるかもですが。 相互乗り入れの電車は、共通していると言えば共通していますが、 かなり違うと言えば違います。要は自社内で複数の形式の電車を 運転しているのと同じで、保安設備などは同じですが、電車の 操作方法などはかなり違っている場合も少なくありません。 特に「京急・都営・京成」の乗り入れは、かなり「クセ」が違う ので、慣れが必要だ・・・と聞いたことがあります。 ただ、レンタカーを借りても車が運転できるように、基本操作は 全く同じですから、訓練運転をしっかりすれば、操作ミスをする ことはない・・・と断言していいかと思います。

edokkosan
質問者

お礼

私は電車を省線と呼んでいた頃、総武線某駅の線路脇で生まれ育ったので、子供の頃から鉄道には興味があって、万世橋の交通博物館にはよく通いました。しかし1970年にアメリカに移住して電車に関してはそれまでの記憶しかなかったので、近年久しぶりにE200系って言うんですか、総武線に乗り運転席を見てその発展に驚きました。 それとの混同で、運転装置も会社によりかなり違うのではないかと勝手に思っていたので、変な質問を出してしまいました。昔の回転型ハンドルバーから前後運動のTバーに代わって、これでかなり共通しているようですね。あと他の計器類に慣れれば運転は楽なような気がしてきました。詳しいご説明、ありがとうございました。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

乗り入れ車両はトラブルが起きるとまずいので、一般的には運転方式を統一しています。この系統は50年以上前から乗り入れが続いているので、乗り入れ車両に限らずすべての車両の運転方式を統一し、他社の運転士も問題なく運転できるようにしています。形式番号も同じ番号を使わないようになっていて、使える数字が限られるので廃止した車両の番号は使いまわしています。

edokkosan
質問者

お礼

>この系統は50年以上前から乗り入れが続いている をお聞きしてびっくりし、Wiki で京成の方の情報を見たら、1969年には京成が改軌までして京急との相互乗り入れをしているんですね。そして両社とも地下鉄乗り入れのできる車両だけを使っていることから、運転装置もかなり共通化していることが窺えます。 いろいろ勉強になりました。ありがとうございます。

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