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京成線と北総線の関係とは?
- 京成線と北総線は成田空港から羽田空港へのルートを結ぶ交通手段です。
- 京成線は成田スカイアクセス線経由で羽田空港に至るルートで、北総線は印旛日本医大から始まり、押上で都営浅草線に接続し、品川で京急本線に接続して羽田空港に至ります。
- ただし、京成線の路線図からは青砥から先のルートは見られません。成田空港と羽田空港を結ぶのは橙色の『アクセス特急』が主な交通手段となります。
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こんにちは、電車運転士をしております。 この区間は、所有している会社と運行している会社が別の区間があるので、分かりにくいですね。 「成田スカイアクセス線」 正式名称は「京成成田空港線」といい、成田空港~千葉ニュータウン中央~京成高砂までを指します。 成田空港~印旛日本医大の間だけでなく、京成高砂までを指しています。 「北総線」 印旛日本医大~千葉ニュータウン中央~京成高砂を指します。 印旛日本医大から京成高砂の間は、成田スカイアクセス線・北総線は重複しております。 成田スカイアクセス線は他の会社が所有している線路設備を、京成が借りて運行しているため(第二種鉄道事業と言います)で、 この区間に関しましては、「成田スカイアクセス線」でもあり、「北総線」でもあるのです。 //////////////////////////////////////////////// ※線路設備を所有している鉄道会社は、 京成高砂~北総線小室:「北総鉄道」 小室~印旛日本医大:「千葉ニュータウン鉄道」(京成の100%子会社) 印旛日本医大~成田空港高速鉄道との接続点:「成田高速鉄道アクセス」(成田空港・千葉県・京成による第三セクター) 接続点~成田空港:「成田空港高速鉄道」(JR・京成・JALなどの第三セクター) //////////////////////////////////////////////// 線路を保有している云々は、旅客には関係のないハナシなので、 分かりやすく案内する為に「成田スカイアクセス線」という表記を使っているのです。 そして、 成田空港~船橋~京成高砂~京成上野を結ぶのが「京成本線」 途中の青砥~押上を結ぶのが「京成押上線」となります。 >押上から都営浅草線で品川まで。品川から京急本線で京急蒲田→糀谷→大鳥居→…羽田空港。 >で、このルートを一直線に結んだのが 『アクセス特急』ですよね? 「アクセス特急」は、京成線の列車種別の一つでしかありません。 路線名称では無いのです。 成田スカイアクセス線(京成高砂~成田空港)を走る通勤電車が、「アクセス特急」となります。 「アクセス特急」自体、京成上野から出発する列車も、都営浅草線の西馬込、京急線の神奈川新町・三崎口から出発する列車もあります。 羽田空港~成田空港を結ぶから「アクセス特急」という訳では無いのです。 >成田空港→空港第2ビル→京成成田→公津の杜→そご参道→京成酒々井→大佐倉→京成うすい→ユーカリが丘→…青砥 っていうルートはないみたいなのですが… 京成本線経由で走る通勤電車「特急」は、成田空港~京成上野がメインなのですが、やはり時間帯によっては都営線や京急線に直通する列車がメインの時間帯があります。 成田スカイアクセス線と時間帯によっては関係が入れ替わります。 もちろん、成田空港~羽田空港を、成田スカイアクセス線ではなく京成本線経由で走る列車もあります。 ○京急線内「エアポート急行」 ○都営線内「エアポート快特」 ○京成線内「快速特急」 ・・・・という種別を変えながら走る列車も。 >成田空港と羽田空港を結んでいるのは橙色の『アクセス特急』だけじゃないのでしょうか? アクセス特急以外でも、成田空港~羽田空港を結ぶ列車はあります。
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- phj
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ちょっと違います。 まずな成田空港にアクセスする「成田空港高速鉄道」は 成田高速鉄道アクセス線接続点 - 空港ビル駅第2間7.5kmの線路を所有しています。 したがって「成田高速鉄道アクセス株式会社」は 印旛日本医大駅 - 成田空港高速鉄道接続点10.7kmまで所有しており、成田湯川駅はその間にある駅ということになります。 次は「千葉ニュータウン鉄道」で 小室駅 - 印旛日本医大駅間12.5km 「北総鉄道」は 京成高砂駅 - 小室駅間19.8km 高砂駅から空港ビル駅までの間が「京成成田空港線」通称成田スカイアクセスになります。この間に4つの鉄道会社を通りますが、それぞれ「○○線」と表示すると利用者には不便だからです。 高砂から押上までは京成線で、押上から泉岳寺までが都営浅草線、泉岳寺から羽田空港国内線ターミナル駅までが、京急線です。 これが「成田スカイアクセス線経由アクセス特急」と呼ばれるものになります。 さて、成田空港→空港第2ビル→京成成田ーーーというルートはないのではないか、ということですがあります。 重要なのは最初の、成田空港にアクセスする「成田空港高速鉄道」で、「成田高速鉄道アクセス線接続点 - 空港ビル駅第2間7.5kmの線路」のほかに 成田空港-京成電鉄京成本線・駒井野信号場間2.1km 成田空港-東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線空港支線・成田線分岐点 8.7km という線路も所有しています。 ですので、京成線(京成本線)から成田空港に乗り入れることができ、2010年に成田スカイアクセス線が出来るまでは、こちらのほうを利用して上野-成田空港間の電車を走らせていたのです。 しかし、スカイアクセス線はスカイライナーなら日暮里から36分程度で空港に到着すること、アクセス特急でも浅草線日本橋駅から60分程度で到着できるようになったことから、都内からの利用者への案内としては、スカイアクセスを優先する形になっています。 しかし、もともとの京成本線も佐倉などの沿線には、空港で働く人が多数住んでいますし、船橋や市川などJR総武線と競合する地域も京成本線のほうが圧倒的に早く(安く)成田空港に到着できることから、今でも乗り換えのしやすい船橋駅で京成線に乗り換えて成田空港に至るニーズが存在します。 そのようなニーズをくみ上げるため、京成では「快速特急」や「モーニングライナー/イブニングライナー」などを運行しています。 参照として京成の路線図や各成田アクセスの詳細のURLを貼っておきます。 http://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/railmap/railmap.pdf http://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/skyliner/jp/nrt_access/index.html#tokkyu ただし、路線図などには千葉ニュータウン鉄道などの第3種鉄道事業会社の名前は出てきません。第3種とは、鉄道線を敷設するだけ(電車の運行管理は別会社に任せる)の会社だからです。
- nobu1189
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おはようございます。 成田スカイアクセス線(京成成田空港線)は京成高砂-成田空港間を北総線経由で結ぶ路線です。 このうち京成高砂-印旛日本医大間は北総線と同じ線路を、空港第2ビル-成田空港間は京成本線と同じ線路を通ります。 成田空港-羽田空港間は成田スカイアクセス線経由の「アクセス特急」の他に京成本線経由の「特急」も運行しています。いずれも京成高砂からは、 青砥-(京成押上線)-押上-(都営浅草線)-泉岳寺-(京急本線)-京急蒲田-(京急空港線)-羽田空港国内線ターミナル と続いていきます。 ご参考まで。
お礼
詳しく教えていただき、本当にありがとうございました♪