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この地球の生物王者とは?

これは僕の友達が言っていたこと なのですが。 この、世界の生き物は 子孫を一度に何体残すかで その、動物が弱いか強いか わかると言ってきました。 人間は基本的に1人が産まれますが この、理論でいくと 人間が食物連鎖のトップでしょうか? ですが、その理論でいくと 牛、カンガルー、シマウマ等までもが一匹です。これはやはりガセなのでしょうか? もし、ガセだとしたら なぜ、この世の動物たちはみな バラバラの出産数なのでしょうか? 当然、動物が違うからとは 思うのですが理由が知りたいです。 色々な質問をしてしまいましたが 皆様の意見を聞かせていただきたいです。

みんなの回答

回答No.3

「子供をたくさん生む」のと、「子孫をたくさん残す」事は別の話です。 生態系の恒常性において、「たくさん生む」種は、弱くてたくさん食べられるから、たくさん子供を生んでいるのです。 ただし、この「子供を生む」というのは、一回に生む数ではなく、一生の間に生む数です。 少ない子供を生んで確実に育てる種もありますが、それを何年もくり返せば「たくさん生む(=たくさん食べられる)」事を示唆します。 地球上の生態系の本質は、日光によって励起された化合物の合成(光合成=植物)と分解(消化=動物)の連鎖反応です。 植物が成長(合成)するためには、二酸化炭素と水、窒素などの、化合反応の材料が必要であり、動物抜きの分解(紫外線による分解や大気中の酸素による酸化)より、動物による能動的摂食と生化学反応的酸化による、高速の分解の方が、有効なのです。 つまり、生命の進化とは、いかなる“強い種”の創出でもなく、地球に降り注ぐ日光が輻射によって再び宇宙に還って行くプロセスに於ける、生態系としての多様化=地球上の熱容量(物質循環量と速度)の増大だと言えるのです。 生物は、エントロピー増大に抵抗して、成長したり、増殖したりして、エントロピー減少しているように見えます。 しかしそれは、生物にしても、社会的な要素にしても、「開放系」だからです。 生物は、自分のエントロピー増大を新陳代謝するために、環境のエントロピーの低い物(食物、燃料)のエントロピーを増大させて放出(排便、廃棄)する事で、環境も含むトータルな閉鎖系におけるエントロピー増大を加速しています。 それでも、生態系全体の進化は、エントロピー減少だと言えますが、それも太陽の核融合というエントロピー増大の一環である、「日射>光合成>摂食>消化>酸化>輻射」という一時的な地上の熱滞留としての、開放系ゆえのもので、結果的にはエントロピー増大を加速するものです。 先にあるのは太陽光=植物による光合成であり、動物はその有機物の分解を加速して植物の光合成の原料にする(物質循環の加速)ための寄生的な存在です。 人類は「食物連鎖の頂点」とか言いますが、裏返せば、他のあらゆる生き物に依存して生きている寄生生物だということです。

  • trytobe
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回答No.2

まあ、その子供の数、子孫を残す頻度で、生まれる数=食われる数+自然死する数、を満たせば、頭数維持ができる、 というだけです。それが、生まれる数<食われる数+自然死する数、になった種が絶滅危惧種への道を歩み、 生まれる数>食われる数+自然死する数、のまま繁殖して、いらんところにまで顔を出すような害虫などが、人間が通れないエリアで謳歌しているのです。人間が支配しているつもりでノンキで過ごしているのと別の空間で。

noname#212058
noname#212058
回答No.1

それぞれの生物の『戦略』の違いです。 例えば、人間などは『少なく生んで、確実に育てる』という戦略を採っています。確実に育てるためには非常に労力がかかりますので、生む数は少なくせざるをえない、とも言えます。 例えば、マンボウは『たくさん生んで、あとは放置』という戦略を採っています。うまく育つかどうかは神頼みなので、子孫を残すためには大量に生まなきゃならない、とも言えます。 これは最も極端で単純な例ですが、他にも『捕食者やライバルがいるか』『食べ物は豊富か』など色々な条件で色々な戦略が成り立ちます。その戦略が多様であるからこそ、出産数もいろいろあるということですね。 なお、出産数で最強かどうかを語るのはあまり意味がありません。それぞれが独自の戦略でライバルを蹴倒して生き残ってきたわけですから、それぞれが(歴史的に)最強の生物です。もっとも、これまで最強だとしても今後未来も最強とは限らないですよ。恐竜のようにアッサリ絶滅するかもしれませんしね。