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公害防止管理者(水質関係)

公害防止管理者試験(水質関係)の問題集をみると、凝集沈殿についての問題が良く乗っているのですが、この凝集沈殿を行う目的とは一体何なんでしょうか?また、ジャーテストの原理についてもあまり良く分からないので、詳しい方教えて頂けないでしょうか?(出来ればジャーテストをする際の凝集沈殿目的を教えて頂きたいです)

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noname#10679
noname#10679
回答No.1

凝集沈殿について 汚水中に懸濁する固形物の大きさが1μ程度以下になると、通常の沈降・濾過などの物理的方法だけでは分離が困難となるので、微粒子をまとめて大きな固まりにして沈降させる凝集剤を用いて分離・沈殿させることが必要となるが、この沈殿法のことを言う。 凝集剤 汚水中に懸濁する固形物の大きさが1μ(ミュー)程度以下になると通常の沈殿、濾過などの物理的方法だけでは分離が困難となるので凝集沈殿法を採用する。 懸濁している微粒子をまとめて大きな固まりにして沈降させるために用いる薬剤を凝集剤といい、自然沈降の場合1時間1~2mmの沈降速度のものが、薬剤使用により10~20mmの速度が得られる。有機系と無機系とがある。 無機系には硫酸アルミニウム(硫酸バンド)、塩化第二鉄、ポリ塩化アルミニウム(PAC)等があるが、最近は有機合成高分子凝集剤が広く用いられている。 ジャーテスト(凝集性試験)について ジャーテスタを用い汚泥と凝集剤を撹拌、混合させ、凝集フロックの大きさ、凝集フロックの形成時間及びフロック強度を測定する試験です。 )汚泥をビーカ5つに取り各200mlずつ採取します。 )溶解した高分子凝集剤を所定量添加したあと、ジャーテスタにて一定回転数で60秒撹拌し、凝集フロック形成時間(反応時間)、凝集フロックの形成時間及び凝集性を観察します。 )フロック強度は撹拌終了後の凝集汚泥を、撹拌機にて強撹拌し60秒後にフロックの大きさを測定し、破壊状態を観察します。 浄水場と下水処理場の見学をすると良く分かります。

ykuc
質問者

お礼

回答に対するお礼 遅くなってすみません。 凝集沈殿法とジャーテスト及び凝集剤についてかなり理解を深めることができました。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#7146
noname#7146
回答No.2

水処理では凝集沈殿法は広く一般に使用されています、代表的なのは水道の浄水場でしょうか 凝集沈殿法は簡単に云えば粒子の細かい浮遊物は軽くて沈殿しにくいので薬品(凝集剤)によって細かい粒子をくっけてある程度重く大きな粒子にして強制的に沈殿させる方法で、ある程度綺麗に処理された水をさらに綺麗にする場合に使用されます。 ジャーテストは凝集剤は処理する水の性質、凝集剤濃度、攪拌速度によって効果が違うので、凝集剤の種類や添加濃度、攪拌スピードでコストが低くて最大の効果がある状態をさぐる為に行います。 公害防止管理者を勉強するなら下記がよいでしょう 環境関係の学校の教科書になっていたり講習会等の教科書になっています 「公害防止の技術と法規」シリーズ 水質編 http://www.jemai.or.jp/japanese/seminar/software/list-3.cfm#list01 2種・4種を受ける場合問題集を複数してまる覚えしても合格できると思いますが、あまり意味がないので参考書や解説付きの問題集を購入して勉強してください。

参考URL:
http://www.jemai.or.jp/japanese/seminar/software/list-3.cfm#list01
ykuc
質問者

お礼

回答に対するお礼 お礼が遅くなりすみませんでした。 私の身の回りにある書店はみんな、公害防止管理者に関する問題集しか置いてない場所ばかりだったので、教科書販売のホームページはとても参考になりました。 近いうちに、購入を検討します。 今回は本当にありがとうございました。