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単フレーム構造と鳥の巣構造の比較

  スタジアムを建設するとして単フレーム構造と鳥の巣構造ではどのような違いがありますか。 両者の利点欠点など比較するとどうなるでしょうか。 一応報道されているところによると総工費は単フレーム構造(左)が2520億円で、鳥の巣構造(右)は400億円であるという。 また建築物としてはどちらが美しいと言えましょうか。  

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  • hue2011
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回答No.1

建築をやっている人なら、ビルのラーメン構造という話題はご存じですね。 あれはなぜよいかというのを思い出してください。 ジャンクションユニットが大量なので、1ユニットあたりの負荷が分散するからですね。 また、同じ形が繰り返されるため、1ブロックの計算をするだけで全体に及ぶ設計ができるのです。 これは設計費用、建設費用、ともに多大な軽減をもたらします。 また、確率的に発生する素材の破損や初期不具合も、周辺のブロックが支えますから大事故につながらないのです。 一本背骨みたいな建築をすると、特定方向の力には非常に強いけど、ある方向からの刺激で全部が倒壊します。 これを、ご質問の話題に展開して考えてみてください。 いかに鳥の巣が優秀で堅牢で、安価にできるかはこの観点ですぐに説明ができます。 美しいかどうか、については個々人の美感覚の問題ですからどちらとも言えません。 ただ、今回話題のあの国立競技場のデザインコンペに勝ち残った女性は、今まで設計したものの7割が実現していないといいますから、デザイナーが美だと思ったものが人間の生活に貢献するとは限らないと思います。 この手のことを美感覚で戦おうとする現場に必ず出てくる言葉は「シンプル・イズ・ベスト」です。 もちろんシンプルが一番だと思う人は美感覚もそうでしょうけどその他のことも考慮に入れていますが。

hitonomichi35
質問者

お礼

鳥の巣は建築構造的には素晴らしかったんですね。 ありがとうございました。  

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