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「ビリギャル」という映画はなぜヒットしたのでしょう
「ビリギャル」という映画は、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40挙げて慶應大学に現役合格した話」というノンフィクションを映画化したものですが、 なぜ映画も結構ヒットしたのでしょうか。
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- ayeaye(@heriotoro-pu)
- ベストアンサー率25% (212/836)
成功譚(ばなし)やサクセスストーリー、変身もの、転身ものはもともと、 好まれる話のようです。 テレビでも、ビフォァー、アフターのような感じ。 痩せる前、 痩せた後 メイク前、 メイク後 リフォーム前 リフォーム後・・・・・などなど 「えっ、ほんと?」「信じられな~い」「私もチャレンジしてみたい・・」 そういう心理じゃないでしょうか。 「聖徳太子」を「たこ」と読んだのも面白かったし・・・・ 私は、テレビで実際の親子の顔をみたときに、興ざめしてしまいました。 この映画がヒットしたことも知りませんでした。
- Radish_Boyaboya
- ベストアンサー率16% (128/780)
落ちこぼれの成功談の実話だと騙された人たちが興味を持ったからじゃないですか? でも、学年ビリだとしても、進学校のビリであって、底辺校のビリでは無い。 学校ごとに、受験で入学者の学力が選別されている。 進学校に入学できるだけの学力を持ったビリなら、本気出して勉強して、慶應大学に現役合格したとしても、ビックリするようなサクセスストーリーってわけでも無いらしいです。
- ootemon
- ベストアンサー率13% (558/4273)
主役の子がかわいくて、今売れてる女優だからっていうのと、 プロモーションにお金をかけて番宣が各メディアでできたこと、時代とのマッチでしょうか。
- jasko
- ベストアンサー率24% (478/1966)
日本の大衆は「これは実話を元にした」ドラマという設定に弱いのです。 どうにも盛り過ぎの展開だったり、肝心なところを隠したり、相当なファンタジーなのに「これは実話を元にした感動の」とあると支持されたりします。よく出来たフィクションより無理がある実話を元にしたドラマの方が視聴率稼ぎにはよかったりします。 ビリギャルの購買層、観客層を考えてみると広義のお受験ものです。お受験を抱えた家族。受験生がターゲットとなるでしょう。本当にヒットしたのであれば要因はネーミングでしょう。ビリギャルという造語センス。ギャルというと昔でいうとコギャル、金髪厚化粧のヤンキーDQNな女子高生でしょう。大体は偏差値と縁のない人が多いから、どっちかというとビリに近い人たちです。 ビリは学校に一人しかいないから自分じゃなかったけど…程度の人たち。本当にビリの人は受験に興味がないから、お受験シンデレラストーリーを観に行ったり、本を読むこともないでしょう。 ビリではないけどビリに近い人は大勢います。ビリに近い人たちは「私も先生に恵まれて、勉強したらできるかも」というファンタジーを持つことが出来ます。やったこともないくせに「やればできる」と自分をごまかしたりする人です。親も元ビリに近いギャルだったりするわけで、家族そろってファンタジーできらきらした人たちですから、こういう逆転劇ファンタジーは好物なのです。しかも彼らは後先を考えないでさかんに消費活動をしてくれます。売り手や作り手にとって上客なのですから、マスコミを上げて持ち上げます。「奇跡のノンフィクション」なんてそもそもファンタジーの領域の物語なのですし、大ヒットなんていう報道そのものが仕込みや虚像であることが多いものです。ヒットした理由はこの企画が需要と供給の市場バランスをしっかり見据えていたからで。つまりヒットは当然ということです。
- kano20
- ベストアンサー率16% (1172/7073)
宣伝力が非常に優れていたと思います。 塾の講師がテレビに出て合格の意図を説明していました。 合格した本人もその母親も父親もテレビ出演していましたし。 塾の講師との出会い、ビリからでも志望校に合格できたという事実が受験生や、これから子供を受験させる親にも塾に勤務している人間にも興味を持たれたという事でしょう。 私も母親ですが、たぶん子供が中学受験や高校受験するくらいの年だったら書籍なり映画には行ったと思います。