- ベストアンサー
シャープとパナソニック
明暗が分かれている企業だと思いますが、シャープはなぜ失敗して、パナソニックはなぜ復活したのでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
【シャープ】 既存の権利に対して、利用する意志無し&開発する気力も無し。 つまり、特許や著作権など、既存するものに抵触する可能性があると、完全に避けてしまう弱点がある。 何かに挑戦しようとする気概が全く無い。 【パナソニック】 パナソニックについては、既存のものに挑戦する意志がある。 直近では、スマホでエアコンの電源ON/OFF操作ができるようにした。 国からチャチャが入って一時中断したが、その後問題が消えたハズ。 【結論】 両者の違いは、経営陣や役職者によって、牙をもがれた猛獣と牙を磨いた猛獣の違い。 つまりは、経営姿勢やそれを支える人材の活かし方が経営結果に顕著に現われたのです。 【追伸】 シャープは、今の現状でも良いアイデアを活かす事が出来ない「無能集団」のままだ。 フロンティアスピリットは全く無い、保守集団の団体である。 危機感を持った連中は、私も含めて、早々に退社している。 現状で残っているヤツラのほとんどが「超・保守派」です。
その他の回答 (3)
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
直近のところだけで比較すると、アレだけ銀行に逆らった施策が実行できるシャープって、ちょっとすごいかも。 言われたままにサンヨーを飲み込んで、ドタバタしたパナソニックと、どっちの製品を買いたいかっていうと、私の場合、シャープなんですよね。ハイアールも面白そうだけど。 株主だったら、たまったもんじゃないけどね。
お礼
ありがとうございます。 銀行に逆らったことも今の苦境の影響しているのですかね・・・
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34518)
パナソニックの経営が上手くいったというより、シャープの経営方針があまりに液晶ディスプレーに偏ったハイリスクハイリターンな勝負に出て見事に失敗したといったほうがいいような気がします。 しかしそれはそれとしても、国内の主な電機メーカーで比較しても、パナソニックグループ全体の売上高が7~8兆円規模であるのに対して、シャープは2~3兆円程度ですから、そりゃパナソニックのほうが潰れにくいです。パナソニックは何気にソニーより大きい会社ですからね。日立、松下(パナソニック)、ソニーが日本の三大電機メーカーです。 パナソニックもサンヨーを吸収したものの人件費が重くのしかかって、何年か前に本社の総務部門を除いて聖域なき大リストラを行いました。ありていにいえば、「社員の首を切りまくって復活した」のです。松下幸之助が泉下で嘆いているとかいろいろいわれましたよね。わたしゃパナは復活したと思っていません。ただ単に、船に乗りすぎた人を海に落として沈まなくなっただけだと思っています。 一方のシャープは社員の首を切る大リストラに対してはまだ抵抗していたんじゃなかったっけかな。
お礼
ありがとうございます。 液晶にこだわりすぎたので、そこがだめだったときのダメージが大きかったんですね。パナとシャープの規模はそんなにちがったんですか
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
液晶製造はモジュラー型といいまして、部品さえ あれば、たいした技術がなくても誰でも製造が 可能です。 それで、日本は韓国に遅れをとるようになったのです。 パナソニックは、一般向けの家電や液晶販売からさっさと 手を引き、業務用に重点を置く経営政策に転換して 復活することができました。 ところが、シャープは液晶にこだわり続けました。 つまり、方向転換において失敗したのです。 決定的になったのが、ジャパンディスプレイ、という 会社です。 この会社は、ソニー、日立、東芝が、韓国に対抗すべく 立ち上げた、液晶などを製造するディスプレイ専門の 会社です。 いわば、日の丸連合、というわけです。 シャープは、大口の契約を、この会社に横取りされ 凋落が決定的となったのです。
お礼
ありがとうございます。価格競争やライバル会社の出現などいろいろ要素があったのですね
お礼
ありがとうございます 元シャープの方なんですか。技術のシャープという言葉もあったし、プラズマクラスターなどでも名前を売っていたように思えましたが・・・。経営陣はたしかにだめそうです