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十二国記 泰王、泰麒について
今さらながらの質問です。 私は十二国記のファンです。 アニメも小説も見ました。小説は講談社X文庫ホワイトハート版で読みました。(新潮文庫の『丕緒の鳥 十二国記』と『魔性の子 十二国記』はまだ読んでいません。) アニメの十二国記を見ていてずっと疑問に思っていたことがあります。 戴の国王として即位した驍宗と、麒麟である泰麒は即位して1年と経たずに行方不明になってしまいましたが、2人はどうなったのでしょうか。(2人に何が起こったのか。また、その後どうなっているのか。) 卵果が実っていないということは泰麒は生きているということですよね? 蓬莱に流されてしまったのでしょうか?その場合、泰王はどうなっているのでしょうか? また、泰麒の女怪として仙子がいましたが、仙子もどうなったのか気になります。 なにしろアニメをリアルタイムで見ていたのが小学2年生のときくらいだったので、あまり記憶に残ってなくて… 小説の『丕緒の鳥 十二国記』と『魔性の子 十二国記』読まないとわからないこともあるのでしょうか。 長くなってすみません。小さい頃からずっと疑問だったことなのでとても気になっていました。まとめると、 (1)泰麒、泰王はどうなったのか。(2人に何が起こったのか。また、その後どうなったのか。) (2)泰麒は蓬莱に流されてしまったのか。また、その場合泰王はどうなっているのか。 (3)泰麒の女怪、仙子はどうなったのか。 どなたか詳しい方、教えていただけないでしょうか。
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「泰王に反乱を起こした奴」は「阿選」という名前でした。 「慶に逃げ延びて救援を求めた」のは「李斎」でした。 「阿選」は「戻って来ない泰王を心配していた泰麒」がまだ幼く「分別も付かないところ」に付け込んで、「言葉巧みに騙して油断を誘い泰麒の麒麟である証の角を折ってしまう(剣で斬った、だったかもしれない)」のです。 その時のショックと自己防衛本能から無意識に「蝕」を起こして、「胎果として産まれた蓬莱(我々の住む現代日本)、しかも『高里家』に転移してしまった」のです。 「高里家の人々」は「異世界の事も、『殺生を嫌い肉を食べない麒麟の性質』も知らないで『泰麒を自分達と違う部分もあるけど基本同じ人間だと思っている』為に『鶏・豚・牛・魚といった肉を(只の好き嫌いだと思って)強制的に食べさせる』」のです。 そして、「泰麒が調伏して『使役(使い魔)に従えた妖魔2体』は『麒麟としての記憶も角を失ったショックで失われていた泰麒』は命令を出せないので、『自己判断で過剰防衛行動を取っていた(具体的には怪我させたり殺したり)』」のです。 この2つの理由で「泰麒は穢れていた」のです。 3番目の方共々、「かなりのネタバレ」になってしまっていますが「要点だけ知る」のと「ちゃんと本編を読む」のとでは大きな違いがあると思うので、やっぱり是非ご自分で「買うか、図書館等で借りられるのであれば借りる」なりして読んで下さいね。
3番目の方の補足になりますが、「泰王の部下」が裏切り「泰王は反乱分子の討伐に行き行方不明」となります。 しかし「死んではいない」のです。 「何処かに逃げて隠れ潜んでいる」のか、「幽閉されている」のか・・・。 「王に反乱を起こした者(名前忘れた)から泰の実権を取り戻そうと蜂起する泰王を慕う者達の動きは必ず潰される(泰王に反乱を起こした奴が人心を操る妖術みたいなもので妨害する)」ので、「泰麒が懐いていた女将軍」が必死に慶まで逃げ延びて助けを求め、「慶を含む4国(中心はその時点で最も長く王が変わる事無く存続している雁と範だか)程」で「捜索及び救出」が図られました。 「黄昏の岸 暁の天(そら)」と「魔性の子」とを読めば分かりますし、「ウィキぺディア」等も見れば分かります。 「ひ緒の鳥」はあまりにも「番外編な短編集」みたいなので・・・。 「泰の今後について」は「あまりにも絶望的不利な状況」故に「作者自身もどう書けば良いのか『生みの苦しみ』に苦悩している」のでしょうか、「その後」というか「続きを書けていない」様です・・・。 「前述の2作品」で「泰麒については分かる」けれど「泰王について」は「全くの謎のまま」です。 「泰麒の今後」も不明のまま、です。
- 123admin
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泰麒捜索を泰の将軍李斎に懇願され景王・陽子が諸国に働きかけて行うのが「黄昏の岸 暁の天」です。 十二国が協同で何かを行うという事は前例がなく雁国主従に協力を仰ぎ、どのような助力が可能かを相談する。 碧霞玄君の助言を得て、各国の麒麟が協力して泰麒を捜索する事に。 ついに廉麟が蓬莱(現代の日本)で泰麒を見つけることに成功した。 しかし泰麒は力を失い穢れていた。 十二国の世界では前例のない偉業を成し遂げた景王・陽子だったが、それを是としない勢力も存在した。 せっかく帰還した泰麒の運命は… 逆に「黄昏の岸 暁の天」が、同じ事件を十二国の異世界側から見たもう一つの物語が『魔性の子』です。 高里要側からみた泰麒の帰還の際に起こった事件として描かれます。 小説となったのは「魔性の子」が先ですから、その顛末を説明するために十二国記が書かれたと言っても過言でないかも… しかし既に十数年 本編の続編は… しかし諦めるな。田中芳樹先生の「タイタニア」も27年でようやく完結した前例があるのだから…
お礼
やはり蓬莱にいたんですね! 魔性の子も読んでみようと思いました! ご回答ありがとうございます!
- fujic-1990
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無人島に本を10冊もっていくとしたら、中1つは「図南の翼」だろうと思うほど、のファンです。が、もう何年も読んでないので、固有名詞が曖昧です。ネタバレにならないように途中まで。 (1)(2)、 > はどうなったのか。 > に何が起こったのか。 > その後どうなったのか。 事件の詳細は不明です(登場人物たちさえ、わけがわからず右往左往状態です)。 ただ、信じていた重臣に裏切られたのだとは分かっています。 泰王は現在も行方不明です。鋭意捜索中ですが、鳳が鳴かず、戴国が傾いていないところをみるとまだ生きていると思われ、生きているとすれば・・・ 泰麒は、巨大妖魔や女怪をつれて蓬莱こと日本へ避難し、ただの人間として暮らして苦しみながら成長しますが、後、各国の麒麟たちの力で救出されて、十二国世界に復帰します。 神の一柱「西王母」の力で汚れ(日本で浴びたもの)を払い、意識を回復しますが、しかし・・・ 泰麒の・・・ > (3) 泰麒の女怪、仙子はどうなったのか。 泰麒と一緒に日本に行きましたが、泰麒とともに復帰しています。
お礼
なるほど! 泰麒も泰王も仙子も無事なのですね! そして泰麒は再び十二国の世界へと戻ってくるのですね。 泰王どうなったのか気になります~~ ご回答ありがとうございます! もう一度小説を読み直してみようかと思いました。
- maiko0318
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麒麟が死ぬと王も死にます。 卵果が実り、麒麟が生まれ、王選びをします。 >卵果が実っていないということは泰麒は生きているということですよね? そうです。どこかに生きています。 麒麟が蓬莱にいようとどこかの国にいようと生きてさえいれば卵果が実りません。 麒麟がいても王がいない場合はあります。 麒麟は立候補してくる人達を見、また蓬莱に行って王探しをします。 期限はなく長く王不在の国もあります。 アニメの知識しかなくここまでですね。
お礼
とりあえず泰麒は生きているのですね! 泰王の行方がきになりますが(笑) アニメの方もまた見てみようと思います。 ご回答ありがとうございます!
お礼
そうだったんですね… 部下の裏切りがあって行方不明なのですね。 黄昏の岸 暁の天を読み直し、魔性の子も買って読んでみようと思います! ご回答ありがとうございます!