たぶん、ハサミムシですね。
石をどかすと、裏側に数匹いたり…日陰になるような場所をちょろちょろと動いていたり、という感じでしょう。
大きくなっても2cm程度で毒もありません。尻尾の方に生えている「ハサミ」は、自分より大きい虫などに出くわした際に威嚇に用いるもので、その部分で人を刺したり切り傷をつけたり、ということはありません。ただし、顎の力が強いので、噛まれた場合には、多少の痛みもあるかもしれませんが、まあ、やや大きめのアリに噛まれるのと大差ない感じでしょう。お子さんにとって危険性は非常に低い虫です。
虫が嫌いな方にとっては、ときおり、家の壁の隙間や排水溝などから室内に入り込んだりすることもあるので、気持ち悪く感じられるかもしれませんが、大繁殖するようなこともありませんし、積極的に駆除を行う必要がある虫ではありません。
ちなみに、肉食の傾向が強く、性質的にはゴキブリに似ていて、生ゴミに集まったりします。
排水溝や生ゴミなどから湧くウジ虫(ハエの幼虫です)や、ダンゴムシなどの、動きの遅い虫を食べたりします。またネズミの糞などを食べることもあります。
ある意味で「掃除屋」的な存在かもしれませんが、ハサミムシが多いということは、排水溝が汚れていたり、家の周囲や天井裏、外壁と内壁との隙間ににネズミがいたり…ということもあるかもしれないので、家の周囲や排水・下水などの掃除をこまめに行うようにした方がいいですね。
お礼
ありがとうございます 安心しましたw