硬式テニスのミニラリーがうまくできない

質問

テニスで練習前にするミニラリーが飛び過ぎてうまくコントロールできません。普通に厚いグリップでスピンをかけて打ちたいのですがどうすればいいでしょう？
ロングラリーは普通にできます。

回答No.1

kuzuhan · ベストアンサー

硬式テニスでは、ボールの反発力が強いので、そのまま当てるだけでも飛びやすいですから力を抜くことと、スピンをかけて上下に力の作用を持っていくことが重要です。

ベースライン上でのラリー（ロングラリー）は続くということですから、基本的な打点で打つ、ストロークするというのはできているのでしょう。
ミニラリー（ショートラリー）はサービスベース上で打ち合いますから、ボールをインパクとした瞬間にボールを擦りあげるような打ち方をしてスピンをかけます。

考え方としてはショートラリーは短い距離のラリーですから、例えば「ベースラインから相手サービスベースラインにラリーをしやすいように打ち込む」「ベースラインからネットの上（ネットに触れて相手のコートに入るアレですね）に落とす」のと一緒です。
理論としてはベースから相手ベースまで打つラリーと「同じ力」で短く打つためには、ボールにスピンをかけてボールにかかる力の方向を変えてあげる必要があります。「同じスピン」であれば力そのものを弱めると短く打ち込めます。

スピンをかけるということであれば、ガット上（ラケット）にボールが接しているときに、擦りあげるような打ち方をするとまず「スピンをかけるための時間」が増えますね。次に、スピンとは回転数ですから、単純な回転数を増やすならインパクト時間を出来るだけ短くします。左右方向はスライスに、上下方向ならトップスピンになります。
あまり上下方向にスピンをかけすぎると、相手方に落下したとき、トップスピンがかかっているので普通の打ち方よりもこちらから見て前に行こうとする力が働きます。
ラリーを続けるには強いショットでは相手が打てませんから、ボール全体の力を抜いてあげる必要があります。力を抜くためには、ショットの瞬間に受けたときの力を受け流す（飛んできたボールをラケットで受け止めることの応用です）ことですから、腕全体をクッションのようにして力を弱めてあげます。
http://info-tennis.com/stroke/flat.html

ですから、ミニラリーを続けるのであれば、出来るだけボールがインパクトする瞬間に力を抜き、回転数を上げるため擦りあげるように、インパクトにかかる総合的な時間を短くしてあげると良いでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=Ia2YGHUDXx4

これを応用すると、ベース上から強い打球をアウトにしないで打ち込むことも楽に出来るはずです。

お礼

教えていただきありがとうございます。
動画参考になりました。