- ベストアンサー
電磁波とレントゲンについて
携帯電話の電磁波がペースメーカーなどの医療器具に悪影響を与えるという話を良く聞きます。それに関連しての事ですが、学校での健康診断の際に、少し気になった事がありました。胸部のレントゲン撮影をする際に、ズボンのポケットに携帯電話などの電磁波を発するような物を入れておくと何らかの悪影響がでるといったことはないのでしょうか?何の気なしに持っている人もいるようですが、ちょっとこれは危険ではないだろうかと思いました。そういったことの知識がほとんどないので、実際のところどうなのか、詳しい方がいらっしゃったら、教えていただければ、幸いです。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
人体への影響でしょうか? それとも医療機器への影響でしょうか? 後者なら、直接的には影響はないものと考えます。 レントゲン自体も電磁波の仲間であってレントゲン機器は電磁波に対しては強固です。 レントゲン写真に携帯電話の電波が影響することもありません。レントゲンで使用されるX線は、周波数帯域が携帯電話とはまったく違うためです。 間接的な人体への影響という考えでは、 レントゲン写真に携帯電話自体が写ってしまったとすると、もう一度撮り直す必要が出て来たりして影響大です。 レントゲンは、X線という放射線に分類される電磁波を、体に照射して通過した放射線がレントゲン写真で黒くなり、体に吸収された部分(骨など)で白くなるという代物です。これらの放射線は、体を通過するときに、体の細胞組織やDNAなどを破壊します。 これが「被爆」というものです。 広島で原爆投下によって被爆した人たちが数多くなくなっています。ビキニ諸島でアメリカが行った水爆実験ではその放射線によって数多くの島民が亡くなっています。つまり、被爆はしないほうが良いのです。 ですから、被爆することを考えると、この影響は大きいでしょう。 だから病院では、レントゲン室は、隔離された地下や厚い金属の壁で覆われていたり、レントゲン用の建屋が別棟になっていたりするのです。 レントゲンを撮るためのレントゲン車(バス)は窓が少ないですよね。 そいう言う理由があるからです。 もうひとつ、 一般に電磁波というのは光子のエネルギーの振動で、 以下のように分類されます。 ・ラジオ波(AM/FM、テレビなど) ・マイクロ波(電子レンジ、携帯電話) ・遠赤外線、赤外線(あったかいやつ) ・可視光線(目に見える光です) ・紫外線、極紫外線(日焼け、オゾン層を作る) ・軟X線、硬X線、ガンマ線(放射線です) 最近の医療機器はコンピュータを積んでいて、 このコンピュータの心拍にあたるクロック素子 というものがマイクロ波帯域の電磁波により 共振という現象を発生し共鳴してしまうため、 影響を受けやすく危険とされているのです。 ペースメーカーも同じくクロック素子を使用して います。医療機器ではありませんが、 クオーツ時計もそうです。 実際、携帯電話メーカーではその種の実験を していて白書によってその結果が公開されて います。
その他の回答 (1)
- fitto
- ベストアンサー率36% (1372/3800)
電磁波がペースメーカなどの医療器具に悪影響を与えるというのは、ちょっと間違っているかも。 ラジオやTVの電波は電磁波です。光も電磁波です。 飛行機に乗るとわかりますが、離陸時はパソコンやデジカメ、携帯などデジタル機器は電源を切るようアナウンスされます。 機器に影響を与えるのは、デジタル信号です。携帯はデジタルの信号を発信するので、特に周囲への影響が強く、飛行機が安定状態に入っても携帯を使うことは禁止されています。 デジタルが影響するというのは、0か1の信号のため、電圧が急激に変化します。電圧の急激な変化があると誘導という現象で周囲に導電物に電気が発生します。 微弱な電気信号を扱っているペースメーカーや一部医療器具はこの誘導電圧で誤動作する場合があるようです。 レントゲン装置は微弱な電気信号を使っていないため、誤動作するということは無いと思います。 ところで、TVは地上波デジタル時代に入ります。 特に放送局のアンテナ周辺地域、ペースメーカなどへの影響が無いか心配です。 (謎
お礼
疑問が解消しました。ありがとうございました。
お礼
おかげさまで、疑問が解消しました。ありがとうございました。