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自閉症スペクトラム障害について
- 自閉症スペクトラム障害についての質問文章からセンセーショナルなタイトルを生成すると、「自閉症スペクトラム障害と感情の流れの読めない状況は関連しているのか?アスペルガーも?」「自閉症スペクトラム障害の要約とアスペルガーの特徴の変化」といったタイトルが考えられます。
- 質問文章を要約すると、小児統合失調症やカナー症候群にも感情の流れが読めず意志疎通が難しい状況があり得るのかについての疑問があります。自閉症スペクトラム障害の診断が下り、精神科医から広汎性発達障害と診断されています。アスペルガーも子供のころに現れた特徴であり、成長とともに症状が薄れていきました。現在は感情の流れが読めるようになり、意志疎通も可能です。学習の好奇心が原因で知能も普通以上になり、精神状態や自律も良好です。また、運動の好きな経験からスポーツに打ち込んでいます。現在はアルバイトをしており、動作IQは安定しています。しかし、障害であるため治療が必要ですが、一部のケースでは寛解も見られることがあります。
- 自閉症スペクトラム障害の治療によって寛解することはありますが、個人的な経験としてはカナー症候群や小児統合失調症を疑っている状況です。
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先ず、最後の二行以外についてですが仰る通りで全て有り得ると思います。 >障害なので治らないはずですが、自分のように寛解する例ってあるのでしょうか? 寛解という表現が適切なのか分りませんが、自分に合った環境に身を置くことが出来れば、何らかの発達障害であると診断された人も適応して、毎日を有意義に楽しく過ごせると思います。 発達障害があれば、臨機応変さが求められる生活は苦になりますが、ある程度パターンが読めて、仕事の量が一定していて、時間に追われない生活ならやって行けると思います。 思うに、今の生活スタイルは質問者さんにとても馴染んでいて、毎日が充実していらっしゃるということでしょう。それは喜ばしいことです。 しかし、これでもし環境が激変して、一家の長として生計を立てて行かねばならなくなり、仕事をうんと増やさねばならなくなったり、作業所の職員が大幅に入れ替えになって威圧的な人ばかりになってしまったら、どうなるでしょうか? 新しい仕事がなかなか覚えられず残業ばかりだったり、新しく入って来た作業所の職員とは折り合いが付かず、気苦労が耐えなくて、心身共に衰弱してしまうようなことがあるかもしれませんよ。 そうなったとき、質問者さんは「やはり私は広汎性発達障害なんだ。このままでは心も体も付いて行かない、環境を変えねばならない。サポートが必要だ」となるのではないでしょうか。 もしもですが、質問者さんは、昼食時にそれこそ目を回すほどに半端なく混む(殺人的と言いたくなるほど滅茶苦茶な込みようの)飲食店のホールで、注文を取ったりメニューを運んだりと、きびきびとお客さんの順番や顔を間違えることなく働くことが出来る自信はありますか? 今は客の方で来店順に帳簿に名前や人数を書くなど工夫している店が多く、客は来た順に通されるのでミスはぐっと防げるようなシステムが採用されていますが、昔の飲食店だと給仕係はお客の来た順番や顔を覚えなくてはなりませんでしたので、そつなく仕事をこなすのは大変でした。そんな昔ながらのお店でも、ちゃんと給仕係が出来るなら、質問者さんは広汎性発達障害ではなく、診断そのものが誤りだったということになると思います。 他には、従業員が少ないコンビニで、これまた滅茶苦茶込んでいるときに、認知症が始まったようなお年寄りや、せかせかとして自分が欲しい商品の名前も碌に覚えていないような客が来ても、テキパキ仕事をこなせるようなら、質問者さんは広汎性発達障害を診断されていないと思います。 発達障害というのは、環境に適応できていれば、当人も周囲も負担を感じませんので、誰も辛い思いはしなくて済みます。 ですから、質問者さんはとても良い環境にいて、丁度良い距離感で周囲の人とお付き合いできている恵まれたケースだと思います。 もちろん、ご本人の努力や周囲の方たちの人柄によるところも大きいと思います。 みなさんのコミュニケーションあってのことだと思うので、これは素晴らしいことです。 _______ >障害なので治らないはずですが、自分のように寛解する例ってあるのでしょうか? 個人的にはカナー症候群や小児統合失調症を疑ってます。 これは主治医に直接訊いてください。 今の診断名について、もし疑問があるのなら、このことも主治医に確認してください。 そして、私がここで挙げたようなこと、家庭環境や職場環境が変わったときのことも訊いてみてください。 主治医は、私が例に挙げたような環境は質問者さんには荷が重くてストレスになるし、今のように環境に適応するのには難しいことだと仰ると思います。 子どもの頃は神童と呼ばれ、幸か不幸か成人したら天才とは呼ばれなくなってしまう人もいるでしょう? よくて秀才、悪くて凡人と…。 それとは逆で大器晩成型の人もいます。 広汎性発達障害は自閉症スペクトラムとほぼ同義とされていますので、質問者さんもご質問のタイトルを自閉症スペクトラム障害となさったのだと思いますが、成長のスピードは人それぞれで、自閉症スペクトラムも例外ではありません。 自閉症スペクトラムとは、その名が示す通り連続体なわけですから、幼い頃はカナー症候群の特徴をよく示し、それと診断されていた方であっても、成長に伴いアスペルガー症候群に診断名が切り替わるということは過去にはあったんです。 (そういうことがあったので、今では細かな区分は却って当事者や家族の混乱を招くからと、カナー症候群もアスペルガー症候群も「自閉症スペクトラム」に統一されたんじゃないかと思います。) それと同様に、アスペルガー症候群の特徴をよく示していた方が、成長に伴いスキルが向上して、ほとんど障害を感じさせないまでになることもあります。 でも、だからと言って、自閉症スペクトラムであることには変わりなく、一般人よりも新しい環境ではやはりストレスを感じるし、慣れるまでは相当に苦労すると思います。 例えばですけど、視力検査をして初めて自分の視力に問題があることを知ったり、眼鏡を掛ければならなかったということを知る、そんなこともあるでしょう? 自分と周囲の人たちとの視力にどれだけ差があるのかは、眼鏡を掛けない限り比べようがないのですから(視力が0.6の人でも眼鏡を掛ければ視力1.0の人の世界が分るけれど、眼鏡を掛けたことが無ければ、自分がどれだけ見えていなかったのか、見えないことで苦労していたのかが具体的には解らない)。だけど、発達障害の苦労や不便さは眼鏡を掛けるように他人に実感しては貰えないし、眼鏡のピントを調節してその人と同じように物を見ることが出来るのでもない。 だから、発達障害の診断には、視力票に変わる詳細な検査が診断には必要になるのだと思いますし、質問者さんを含め、社会に適応できている方は、やはり努力していると思いますよ。 ** 発達障害は全く発達しないということではないから、成長する部分はあるけれど、臨機応変さとか、環境適応力に難があるから発達障害ということだと思います。 方向性さえ間違えなければ人生を有意義に楽しく過ごすことが可能だけれど、方向性を慎重に選ばないと苦しいことになるから障害という文言が付いている、そういうことだと思います。 質問者さんが何故、診断名に拘るのか分りませんが、そういう事をハッキリさせたいというところが、アスペルガー的に思えます。 一般の人はそれほど自分の過去には拘らないし、今は苦労していないならそれで良いじゃないかという方が多いですよね。分らないことは分らないままで良いじゃないか、分らないというのも一つの答えじゃないかとそんな感じの方が多いのに比べ、自閉症スペクトラムの方は原因や因果関係の追及を求める傾向が強いと思います。 ですので、個人的には、質問者さんの広汎性発達障害という診断名は誤っているようには思えなかったです。 どうしてもということならば、セカンドオピニオンを受けても良いのではないかと思いますが、子どもの頃の質問者さんを医者の前に連れて来て受診を…というわけにはいかないので、医者にも当時のこと(質問者さんが過去にカナー症候群や小児統合失調症であったかどうか)は推測しかできないと思います。 過去に鬱病らしき症状があった人が、すっかり寛解した状態で医者に過去の自分のことを話しても、過去のことは診断できませんから、質問者さんのケースも過去のことは診断には至らないと思います。 ご存知でしたら蛇足となりますが、参考リンクを貼らせていただきます。 【アスペルガー症候群を知っていますか?】http://www.autism.jp/knowledge/whatisas/web-j.html 【アスペルガー症候群とその家族についてのFAQ。】http://www2u.biglobe.ne.jp/~pengin-c/ASfamily.htm
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- trytobe
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過去に『一応精神科医から診断も下り広汎性発達障害と言われています』という状態から、現在が社会生活に問題ないほどになっているならば、寛解してありがたいことです。 今さら、ご自身を何かの病気にあてはめる必要もありませんし、病名が欲しいのであれば、精神科医の再診断を求めるべき案件です。
お礼
必要な時に適切な診断、支援それと周囲のほんの少しの理解さえあれば歩き出せる方もいますし。 元々劣る部分もあるのかもしれませんが 健常者にも匹敵しうる部分も多く持つ方もいるのだと思いました。 芽を摘むような支援のなさや無理解は残念で勿体ない事であると思います。 民主的な社会のはずなので色々な思想の人間がいて好ましいことだとは思います。
お礼
確かに精神科のように未開の分野に色々な病気・障害の可能性を詮索するのは不毛な事です。 自閉症スペクトラムという包括したものの中に多種多様な人々がいるのだと思いました。 環境適応能力に大なり小なり難があるから発達障害だし成長しないわけではないと。 よく理解できました。ありがとうございます。