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山椒の接ぎ木(台木と穂木の事)について教えて下さい。
花山椒と実山椒の良木を育てたいのですが、穂木にするべく良質の実山椒と花山椒の木は見つかっています。 サイトで調べましたら「台木にすべき山椒の木は、タバコ一本くらいの太さの幹がよろしい」との事でしたが、その台木が手元(我が庭、我が山)に無い場合、どういう手順がいいのでしょうか? 台木にすべき調度の太さで自生の山椒が数本、近くの山の中で見つけています。 それを自宅に植え替えて、それから穂木の枝を採取して「接ぎ木」ですよね。 全部の手順を最適の冬場(乾燥期)に行ってもいいのでしょうか? それとも台木の植え替えは前もって? 他の注意点も会わせてアドバイスよろしくお願いします。
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こんにちは。 まず、山椒の接木の時期について、調べてみました。 http://www.san.town.sonobe.kyoto.jp/bio/baio2/qa289.htm こちらによると、ちょうど今時期がいいようです。 次に、植え替えの時期ですが、 http://www3.loops.jp/~lwb/herb/grow/sansyou/sansyo.html 質問者さんがおっしゃっているように、冬場が最適のようですね。 今は接木だけとし、乾燥期に植え替えをするというのはいかがでしょうか。 その方が、本体の体力の消耗が少ないのではないかと思います。 お時間のあるときにでも、こちらもご参照ください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~ootake/2002.03kabokuno4aaa.html 庭先で山椒が楽しめるなんて、いいですね。 実がたくさんつきますように。
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- mclaren03
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gokurakuyamaさんが言われるように植え替えてから接木をするというのがそれぞれの適期を考えれば順当な方法だと思いますしgokurakuyamaさんがそれでOKであればそれが成功率が高く樹木の負担が少なく一番良い方法だと思います。 でもgokurakuyamaさんの言われる全部の手順を冬場にやるのは樹木に負担が罹り過ぎますしその時期では接木は難しいと思いますので#1の方の言われるやり方が良いと思います。 まず接木の場合は接木用の穂木の負担を軽くするために葉は全て取り去ります。 普通は春に発生し成長した枝の中間部を15cmから20cmをカットして使用します。 枝の先端部や根元は使えませんのでそれは挿し木にしても良いでしょう。 カットする刃物は清潔でよく切れるものを使います。 台木の接木部は地面から5~20cmが良いのですが雨の跳ね上がり等の進入防止のために接ぎ部分はビニールテープ等で確り固定しましょう。 出来れば接木部分と頭頂部から雨水が入らないようにロウソクを使った方が良いですね。 接木後は潅水を十分に行い台木の新梢は掻き取るか先端を摘心をしますが、そのまま伸ばすと根からの水分や養分を奪われ、接ぎ穂の生育が悪くなり最悪の場合枯れてしまいますので注意が必要です。 接木が活着するまでは確り養生してください。 接木に関する下記参考URLもご参照下さい。 次に植替えですが山椒等の落葉樹の植え替えは基本的にはその植物の落葉後の休眠期に行いますので11月から3月が適期です。 山から取ってくる時は小ぶりでなるべく生きが良いものを選びます。 樹は地上部と地下の部分は正比例しますので地上の樹の高さが40cmで枝の幅が30c位であれば地下の根の方も同様に張っていると思って下さい。 そして根は太い根から出ている細根で呼吸し水分や肥料分を吸収して育ちますのでその細い根を切らないように一回り大きめに掘り起こす事が大切です。 出来れば植え替えの数か月前に掘り起こしたい位置にスコップを入れておくと切られた根から新たな根が出てきますのでそれよりも一回り大きく掘り起こせば確実でしょう。 可愛がってあげて立派な山椒をお育て下さい。
お礼
mclaren03さん、ありがとうございました。 お礼が遅くなり申し訳ございません。 丁寧なアドバイス及びご回答本当に参考になりました。 確かに植え替えにしろ、接ぎ木にしても樹木には大変な負担に違いないですよね。 一度数ヶ月前にスコップを入れておくってのはいい方法ですね。 今度是非その方法を取り入れてみたいと思います。
お礼
botamochiohagiさん、ありがとうございました。 お礼が遅くなり申し訳ございません。 「今は接ぎ木のみとして冬場に植え替え」というアドバイスに目からウロコでした。 この数日の内に試みてみたいと思っています。