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日本のゲームで、なんでキャラの名前
日本のゲームで、なんでキャラの名前はほとんど欧米風のなまえなんですか そもそも架空の宇宙人なのに、それとも日本の製作人は宇宙の中でも英語が共通語だと思い込んでるんですか? 全部日本風のなまえでもいいだと思うのに、みんなそんなに欧米かぶれなんですか 台湾人からの意見と疑問です。
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- TAKA2015MAR
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海外でも高く評価をされる日本のゲームクリエイターたちは、1960年以降に生まれ、漫画(コミック)、アニメを読み、楽しみながら育った世代です。テレビゲームが登場する以前からこれらコミック、アニメの文化があり、多くの作品が、広く海外(もちろん台湾でも)でも楽しまれていますが、日本で生み出される作品の多くが持つ「無国籍」な世界感にその答えがあると思います。 1945年の第二次世界大戦終戦の翌年、1946年にまだ無名な手塚治虫が200ページの描き下ろし長編漫画「新寶島」を発表します。これが『赤本』と呼ばれる、戦後日本における貸本ブームのきっかけとなる作品で、47年「ロストワールド」、49年「メトロポリス」、51年「来るべき世界」と、手塚初期SF三部作と呼ばれるこれらの漫画は、ものが無く貧しい戦後日本を生きる人々の活力となりました。そして、手塚治虫が生み出す作品は、戦後まもない日本人が持つ欧米への憧れを反映し、そのストーリは日本に限定したものではありませんでした。 1963年。手塚治虫は日本初の長編連続テレビアニメーション「鉄腕アトム」を制作します。この「鉄腕アトム」の原作は、SF三部作が描かれた1951年に発表した「アトム大使」です。アトムも21世紀の未来を舞台にしていて、既に日本を舞台に限定してはいません。様々な国の人が登場し共に暮らすストーリーが、今から64年も前に描かれています。日本人も登場しますが、外国籍の名前を持つ様々な国の人物も多数登場します。 このTVアニメ「鉄腕アトム」を制作していた虫プロダクションに所属をしていたのが、安彦良和です。1974年「宇宙戦艦ヤマト」の絵コンテにも参加していた安彦良和が、1979年に「機動戦士ガンダム」に登場する魅力的なキャラクターたちを生み出しました。彼の存在がなければ「ガンダム」の成功はなかったと言われていますが、作品に登場するキャラクターの中で日本人は、コバヤシハヤト、ミライヤシマなどわずか数名。それも漢字ではなくカタカナ表記で設定されています。このガンダムもまた「無国籍」な作品で、その後、数多くの作品に影響を与え、日本の漫画、アニメ文化発展に最も貢献した作品のひとつとなりました。 日本産アニメ、ゲームに欧米風の名前が多く登場する理由は【手塚治虫が生み出した作品から派生した「無国籍」な世界感が、日本のアニメ、ゲームなどに共通のDNAとなり、作品の中にそのエッセンスが受け継がれているから】なのでしょう。
- romeo1226
- ベストアンサー率25% (51/198)
日本のゲームでも舞台背景が洋風のものが多いから、日本風なものではないからだと思います。 日本の時代物などの場合はもちろんすべて日本風の名前になってるかと思います。 またファンタジーの世界は和の世界には似合わないため、和風な名称名前を使わないと考えます。
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
日本人にとって一番楽に非日常を表現出来て、なおかつ馴染みやすい。まったくのデタラメはゼロから組み上げなければいけないけど外国語なら適当に借りてくることが出来る。英語はほとんどの人間が義務教育で触れていながら、実用出来るレベルで使える人間も多くはないので最適。
- mshr1962
- ベストアンサー率39% (7417/18945)
>全部日本風のなまえでもいいだと思うのに、みんなそんなに欧米かぶれなんですか 日本国内が舞台のもの(主に戦国時代や江戸時代)を舞台にしたものは日本の名前を使ってます。 逆に世界中が舞台だったり、架空の世界の場合は欧米風が多いですね。 理由のほうですが、ゲームの世界観というのもあるけど、海外輸出を初めから考慮してるのでしょう。 欧米人向けには、日本名より欧米風の名前の方が分かりやすいでしょう。