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小規模企業共済破綻の可能性
小規模企業共済への加入を検討しています。 利点は良く知られていますが、大赤字です。 再建は難しそうに思うのですが、 破綻はしないのでしょうか? 破綻するときは突然なのでしょうか? 国が保証するのでしょうか?
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既にご承知とは存じますが、小規模共済は、小規模企業の個人事業主または会社等の役員の方が事業をやめられたり退職された場合に、生活の安定や事業の再建を図るための資金をあらかじめ準備しておく共済制度で、いわば経営者の退職金制度といえるものです。 そして、その組織は、独立行政法人中小企業基盤整備機構法(平成14年12月 法律第147号)に基づいて、設立されたものです。従って、破綻させるのならば法律改正するか、破綻させないなら監督官庁である経済産業省が何らかの手を講じることが考えられます。 単に市中金融機関への積み立てとは違い、相応メリットの割にリスクは僅少だと思います。
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- elegant-orgel
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税制面で優遇されるとされる小規模事業共済掛け金への加入は、事業運営を民間委託されています。 公的に資格をもったファイナンシャルプランナーたちが、その運用をまかされているのではありません。 なぜ、大赤字となるのか、それは、事業倒産して余儀なく支給しなければならなくなった、共済掛け金者へ対しての、給付額が、これまでの積立額を上回る勢いで、民間小規模事業者が、倒産危機に瀕しているからです。 公的制度に近い状態で運営管理されていますが、あくまでも、資金運用では専門家が行っているとはいえません。 ですから、リーマンショックのような不況事態が起きれば、資産は明らかに目減りすることになります。 破綻するときは、おおむね5年かけて破綻処理するようになっています。 それは、突然の破綻で、小規模事業者に対しての給付措置が、債務不履行にならないように、あらかじめ制度上考慮されているからです。 国は、一定の割合で、この破綻になったときに、債務額を引き受ける措置を採るように、便宜を図ることになりますが、全額ではありません。 国民年金とその上乗せ掛け金よりも、小規模事業者掛け金を支払ったほうが、得策だと考えてる事業者がいます、それは、将来年金形式で受け取れる制度があるからですが、これは非常に危険です。 こういった制度上の基金は、破綻してしまえば、将来の給付はまったく受けられなくなるからです。 一部弁済不能となった掛け金(元金)割れしてしまうことも当然ありえるということです。 まずは、国民年金を払い込みそれでも余裕があるなら、小規模事業者掛け金への負担といったように、リスクを分散させると良いと考えがちになりますが、将来を約束したプランではないことを約款に書いてあります。
お礼
elegant-orgel様 ご丁寧なご説明、どうもありがとうございます。 概ね5年掛けて破綻処理が行われるとのこと、どうもありがとうございます。 元本割れすることはあっても、全てを失うわけではなさそうと 理解しました。 預金保険のような保護の対象になるともっと安心して加入することができるのですが。 とにかく優秀な方たちに運用成績をあげてほしいと思います。 ご回答どうもありがとうございました。
お礼
ymzimss 様 さっそくのご回答どうもありがとうございました。 どこを調べても、なかなかこのような情報はなく、 また、誰1人知っている人、関心がある人が周りにいなく、 大変ありがたいです。 金利変更と同様、破綻申請も法改正が必要とのこと、 ご教示くださり、どうもありがとうございました。