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空手の競技人口
空手の世界の競技人口は4000万人というのは本当ですか?色々なサイトにそう書かれています。ちょっと多すぎるような気がするのですが。 柔道の世界での競技人口は300万人です。それとも集計方法が違うのでしょうか?
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世界空手連盟による競技人口集計では、その数、一億人。競技人口とは、「過去一年間、そのスポーツを行った人」の集計ということだから、空手はかなり有利になる。即ち、自宅での一人稽古、型稽古が可能なのが空手なので、1年間のうち数回(一度でも良い)、空手の型を自室で稽古していれば、その人は、空手の競技者としてカウントされる。アンケート調査で、その人は、思い出しては、時々、空手の型をやっている、巻き藁を突いていると答え、そして、その彼は、空手競技者としてカウントされる。 一方、柔道の集計数が少ないのには理由がある。西欧(欧米)の柔道競技者というのは若年層(初心者)とバリバリの現役競技者のみであって、第一線を退くと、彼らは、完全に柔道と離れてしまう。その歯止め策として、伝統派空手+柔道をヨーロピアン柔術と定義して、その団体組織を柔道連盟傘下に収めている。柔道を卒業して、空手に向かう人を、柔術枠で引き止めている。講道館柔道とは、本来、打突技術を内包した嘉納柔術であるというのがヨーロッパ人の考え方であるから、ヨーロピアン柔術こそが嘉納先生の遺志を継いでいると信じている。打突、投げ、固め技、関節技ありのヨーロッパ流柔術競技は、ブラジリアン柔術とは違う趣がある。 ヨーロッパ人はアメリカ流のUFC(鉄柵の中での総合格闘技)にとって代わるものとして「柔術競技」を捉えているから、西欧でも柔術=柔道「+空手」として、空手人口は増え続ける。
お礼
実際はもっと少なそうですね。回答ありがとうございます。