強度近視の原因は間違いなく軸性近視です。
角膜→網膜の距離(眼軸)が正常値よりも伸びている状態です。
水晶体交換手術は、水晶体を摘出して屈折が低い人工水晶体を挿入したものです。
ピントが合う位置を遠くにしただけで、眼軸は元のままです。
お歳が判りませんが、男性なら25歳以下、女性なら23歳以下でしたら、この年齢まで身体が成長しますので、眼軸が伸びても不思議ではありません。
但し、変化は少ない筈です。
人工水晶体は膨らんだり凹んだりしません。
でも、遠くも近くもよく見えます。
恰も、できないはずの調節をしているようです。
これは、見るものまでの距離に応じて人工水晶体が前後するからだと言う説があります。
妥当な説明だと納得できますが、浅学がため詳しいkとは判りません。
ごめんなさい。
長くなって申し訳ありませんが、もう2~3、付け加えさせて頂きます。
(1)眼軸が伸びると言ってもほんの2~3ミリ以下ですが、その分だけ眼球が大きくなります。
これに伴って網膜も伸びてくれれば良いのですが伸びません。網膜が引張られて薄くなってなっています。
飛蚊症に気を付けていて、飛蚊が急増したら急いで眼科へ。
網膜剥離かも知れません。
(2)お歳が50近ければ眼圧上昇も心配です。
急性緑内障も近視状態になります。
眼を閉じても閃光が見えたり、夜間、電灯に暈ががかかったり、眼球を押さえたときに激痛があったら即、眼科です。
勝負は上記の自覚症状があったときから24時間以内です。
(3)50近くなったら眼科医とも仲良くしておきましょう。
お礼
有り難うございました。ご説明よく分かりました。 バカな補足質問をしてしまいました。‘自分の水晶体より屈折率の低い人工レンズ’を挿入したのですね。 医者はそのような説明はしませんでしたので。 私は、近視と言うのは、水晶体が厚くなる(屈折率が大になる)ことが唯一の原因だと、長年思いこんでいました。
補足
とても分かりやすい説明を有り難うございます。当方、65歳です。ベストアンサー寸前で、一つだけ追加質問させて下さい。手術で「屈折率が低い人工水晶体を挿入した」とのご説明ですが、‘何と比べて屈折率が低い’ということでしょうか? 挿入するレンズの屈折率は、患者の近視度の違いに応じて、異なるものが選ばれるのでしょうか? 私の質問の妥当性が、私自身、自信がないままお尋ねしています。