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The Moth and the Star
- A summary of James Thurber's short story 'The Moth and the Star'. The story is about a moth who leaves his father's house and tries to reach a star. He never reaches the star but believes he has and finds joy in his pursuit. The moral of the story is that those who fly away from our sorrows are present in our lives.
- In James Thurber's short story, 'The Moth and the Star,' a moth sets out to reach a star that is millions of miles away. Despite not reaching the star, the moth continues to believe that he has, and this belief brings him happiness. The story teaches that sometimes the pursuit of a dream is more important than the outcome.
- The Moth and the Star by James Thurber is a story about a moth who leaves his home in search of a star. Despite never reaching the star, the moth convinces himself that he has and finds satisfaction in this belief. The moral of the story is that pursuing our dreams can bring us happiness, even if we don't achieve them.
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以下のとおりお答えします。(面白い内容でした!) (訳文) 蛾は父の家を出たが、街灯のあたりも家のランプのあたりも飛ぼうとはしなかった。彼はすぐさま、星(*)までたどり着くことに挑戦したのだが、それは4と1/3光年、つまり、5兆マイルも離れているのである。 それは、せいぜいニレの木のてっぺんの枝あたりで掴まえられる、と蛾は考えていたのだ。(そんなわけで)彼は、星に到着することはついになかったけれども、すぐさま挑戦にとりかかったり、毎晩のように挑戦し続けたりで、う~んと年をとって、年寄り蛾になった時、彼は本当に星に到着したんだと思い始め、また、そう言って回った。 このおかげで、彼は長続きする深い楽しみを与えてもらって、大変な老齢まで生きた。(他方)彼の両親や兄弟や姉妹は全員が、まったく若い時に焼け死んだのであった。 (*) 4.3光年の距離から考えるに、その星はケンタウルス座のプロキシマを意識しているものと思われます。なお、この星は、すべての恒星のうちで最も我々に近いとされるものです。 教訓:悲しみの世界から遠くを目指してに飛ぶ者は、今日ここに生きてあり、明日もまたここに生きてある。 (ご質問への回答) >The moth thought it was just caught in the top branches of an elm.のところなのですが >itはthe starですか? ⇒はい、そのとおりです。 >星がニレの枝のてっぺんに引っかかっていると思った、ということですか? >catchは引っかかるという意味でしょうか?(受動態で引っかけられている?) ⇒いいえ、「星がニレの枝のてっぺんに“引っかかっている”のでなく、そのあたりで“掴まえられる”と(蛾は)思った」のでしょう。 >he began to think that he really had reached the starについてですが >過去完了形になっているので、すでにもう星に届いていたのではないかと思い始めた、ということでしょうか?(根拠はないけれど、そう思い込んだという感じでしょうか?) ⇒はい、まったくそのとおりだと思います。 Moral: Who flies afar from the sphere of our sorrow is here today and here tomorrow.について >最後の教訓(寓意)の英文の構造と訳がわかりません。 ⇒「悲しみの世界から遠くへ飛ぶ者は、今日ここにいるし、明日(もまた)ここにいられる。」といったニュアンスだと思います。(訳文参照) >出だしがwhoで始まっているのに最後に?がないのはなぜでしょうか? ⇒このwhoは、疑問詞でなく、独立用法(先行詞を含む)の関係代名詞で、「~する(ところの)人」という意味です。 >Who flies afar from the sphere of our sorrowが主部、 >is here today and here tomorrowが述部ですか? ⇒はい、そのとおりです。 >Moralのところが訳せないのですが >この話の中の蛾は蛾の本分は果たさなかったけれども >自分の夢を追ってそれはそれで幸せだったのではないか、という印象です。 ⇒おっしゃるような意味もあると思いますが、もっと核心的な寓意は、「悲しみ(不幸・苦境など)から逃れようと努力する者は、今この時を生きているし、また未来も生きられる」ということを言いたいのではないでしょうか。 以上、ご回答まで。(楽しいご質問をありがとうございました。)
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- sknuuu
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>>The moth thought it was just caught in the top branches of an elm.のところなのですがitはthe starですか? 星がニレの枝のてっぺんに引っかかっていると思った、ということですか? catchは引っかかるという意味でしょうか?(受動態で引っかけられている?) この理解でいいと思います(「引っかけられている」というのは違うと思いますが) 「(くっ)ついている」とかのイメージでいいと思います >>he began to think that he really had reached the starについてですが、過去完了形になっているので、すでにもう星に届いていたのではないかと思い始めた、ということでしょうか?(根拠はないけれど、そう思い込んだという感じでしょうか?) 私の意見としては、「思い込んだ」です 前段に、when he was a very, very old moth とありますから >>Moral: Who flies afar from the sphere of our sorrow is here today and here tomorrow.について 最後の教訓(寓意)の英文の構造と訳がわかりません。出だしがwhoで始まっているのに最後に?がないのはなぜでしょうか?Who flies afar from the sphere of our sorrowが主部、is here today and here tomorrowが述部ですか? そのとおりです >>Moralのところが訳せないのですが idiomとして、here today and gone tomorrow というのがあります 意味としては「今日はここにあるが明日は消え去る」「絶えず動き回って」「つかの間の」「一時的な」という意味です(アルクサイトより) でもここでは、here today and [here] tomorrow となっています つまり、明日には行ってしまう(gone)のではなくて、「明日もここにいる(ある)」ということです ということは、これが連鎖すれば「ずっと」とか「永遠に」とかの意味になるでしょう Who flies afar from the sphere of our sorrow is here today and here tomorrow. sorrowが訳しづらいですが、「(あらかじめ定まった)悲運」とでもしてきましょうか ガに関しては、lampなどの灯りを求める習性があって、結果して熱で羽根が焼けて死んでしまう運命なわけです でもこのyoung mothはそうしなかった そういうsorrowの域を超えて飛び続けたわけです そして、結果して長く生きた 目的を達成したという喜びを得て 個人的には、物理的に長生きしたということを言っているのではなく、young mothのような気持ちとか精神というのは持ち続けるものであり、永遠に価値のあるものだ、と言いたいのではないかと思います(すいません、いい文章が思いつきません "こんな感じ"という理解でお願いします)
お礼
全編に渡り、大変ていねいにご回答頂きまして本当にありがとうございました! 短い物語でしたが、ご解説を読ませて頂き、内容を把握し理解することができました。 また、自分でも再度考えるヒントを頂けたことに感謝いたします。 肝心の寓意のところがとりわけわからなかったのですが、 sorrowは「(あらかじめ定まった)悲運」ととるといいのですね。 永遠に価値のあるもの、それがyoung mothのような気持ち(精神)であり、 Who flies afar from the sphere of our sorrow なのですね。 身近な灯りに群がることが定めのようなガにも 遠い星に到達したいという願いを持ち続けたものがいる。 そういう気持ちを持ち続けることこそ大切だ、ということですね。
お礼
大変詳細にわかりやすくご回答頂きましてありがとうございました! この蛾が目指した星まで推察して頂きありがとうございました。 (ケンタウルス座のプロキシマという星なのですね?!) 質問の個所、clearになりました。 Moralの出だしのWhoは独立用法(先行詞を含む)の関係代名詞なのですね。 (ここがどうしてもわからず読めませんでした) ~is here today and here tomorrowで"今この時を生きているし、また未来も生きられる"と言っているのですね。 (こちらこそご回答をありがとうございました)