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絶滅種のせいで絶滅してしまった動物
絶滅種、又は絶滅危惧種のせいで絶滅種、又は絶滅危惧種になってしまった動物っていますか?(その絶滅種、又は絶滅危惧種が餌だったためその餌が無くなってしまったので絶滅種、又は絶滅危惧種になった動物)
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世界一有名な絶滅種である『飛べない鳥・ドードー(Raphus cucullatus)』に種子を食べて貰う事で発芽、繁殖を依存していた植物『Sideroxylon grandiflorum(和名:無し/俗称:ドードーツリー)』がそれに該当すると考えられています。 >Wikipediaの解説: Sideroxylon grandiflorum - http://en.wikipedia.org/wiki/Sideroxylon_grandiflorum >Wikipediaの解説: ドードー鳥 - http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BC P.S. この "ドードーツリー" の種子はクルミの様に非常に硬い皮を持ち、そのまま地面に植えても発芽しません。そのため植物食の大型鳥類に果実を食べて貰い、体内で身と皮の部分を消化して貰い、発芽し易い状態にして貰ってから糞と共に体外へ排出され。そこから発芽し成長していくライフスタイルを持っていたと考えられます。 現在はこの "ドードーツリー" はほぼ絶滅状態(研究者が1973年に調査した結果、島の原生林の中に僅か13本しか自生していなかった)。そこで研究者が他島に住む植物食の鳥類にドードーツリーの果実を食べさせ、その糞から取り出した消化済みの種子を蒔いて水をやった所、17個中3個が無事に発芽生育した。またその時点で現存している全ての樹木個体の推定樹齢が300歳以上と推定され、この年代も "ドードー鳥の絶滅(1681年)" と合致する。 つまり "島からドードー鳥が絶滅して以降、新しい若木が1本も育っていない" と推定されるため。前述の様な相互に依存し合った一種の "共進化" の関係に有ったとかんがえられる。
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- empty_blue
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餌の例はぱっと浮かびませんが 似てるようで違う例として オオサンショウウオはチュウゴクオオサンショウウオに混血が危ぶまれてたり、 絶滅危惧種には指定されないらしいですが寄生生物は特定宿主に特化してるらしいので、 宿主が絶滅すると絶滅しやすいと聞いた事があります。
お礼
ありがとうございます。他の人の回答もちょっと見てみたいのでBAはあとで決めていただきたいと思います。
お礼
ありがとうございます。ドードーの事は知っていましたがドードーツリーは始めて聞きました。理想的な回答だったのでBAにしていただきます。