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ビッグバンって本当?
宇宙全体の質量が一点に集中していたらブラックホールになると思うのですが、 なぜ爆発することができたのでしょうか?
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- masaban
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ビッグバンは間違った仮説だといくつかの観測をみて思います。 1. 背景放射の観察で端緒となったデータがもしHP社のノイズ測定器によるものであったなら、メイソンの定理、フィードバック理論の部分に論理上の間違いがありそうです。 +2. 現代のボロメータによる測定は正しいかもしれませんが、指向性、周波数選択性などに問題を疑えます。 背景放射の分布もただのノイズのようにみえます。 3. 赤方偏移をドップラー効果とみなすことについても、疑問です。ほかに原因はいくつか存在するのでドップラーとは言い切れません。 4. 爆発中心点を地球近辺と考えていることに疑問があります。
- chiha2525_
- ベストアンサー率13% (119/883)
残念ながら本当のようですw 宇宙マイクロ波背景放射(cosmic microwave background:CMB)などは強力な証拠と考えられていて、一様性と微妙なゆらぎなどが、今のところ他ではうまく説明が付かないもののようです。 インフレーションなんかは、ちょっと作為的な気もしますが、平坦性問題や地平線問題を解決する(手っ取り早い)方法ではありますね。 ただ今でも別のモデルを考えている物理学者も沢山居ます。というか、人とは違う事を考えるのが彼らの仕事ですからね。 個人的には、宇宙膨張の加速のほうが、今でもあやしく感じています…
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
質量が集中すると、脱出速度が光速を超え、ブラック ホール化しますが、それがブラックホールなのは外に 対してであって、中は「ブラック」ではありません。 ただ、中心からの放射方向が光速で中心に向う以外の 運動ができないので、時間軸化すると言えます。 相対性理論の4次元ミンコフスキー空間において、 時間軸が虚数関係にあり、またローレンツ変換式に おいて時間項に虚数とcが掛けられている、あるいは 静止質量のエネルギー(時間的運動量と考え得る)が mc^2である(運動エネルギーは質量×速度の自乗) など、「静止している物体は時間軸を光速で移動して いる」と考えられます。 つまり、ブラックホール内では、中心方向が時間軸に なると言えるのです。 その上で、その軸に直交する面(4次元内の面だから 3次元)が、世界になるのです。 中心に向かって圧縮されていく過去の空間こそ、現時点 から逆に見れば、過去からの宇宙膨張に見えるのです。 ブラックホールの中で物理法則が成り立つならば、話は 簡単です。 膨張すれば、密度が低くなり、ブラックホールの曲率は 小さくなって空間は広がる=a年経った時にa光年彼方に 光速膨張の“宇宙の果て”が見える=宇宙はいつまでも 膨張し続ける事を意味し、現在の宇宙定数1(果てが 光速で膨張し続ける)である事によって支持されます。 最新の量子論的世界像において、我々の目にする有限な 存在は、認識される事によって生じる=いい加減に捉え る事で、階層現象性(認識体(脳)>細胞>分子>原子> 素粒子>クォーク>超弦(量子定常波))を本質的に捉えず、 経験的(=仮想的時系列化)に表面的に捉える事で可能に なっている事が明らかとなっています。 全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、無限に 詰め込むと存在確率の山が重なって平らになり、無と等し くなります。 この「絶対無=不確定性無限」において、その無限の闇に、 認識体の仮定断面(認識可能性)の運動(:プランク定数 hの収束(物体収縮)の時系列化=宇宙膨張)を想定すれば、 相対的に無の風は光になり、認識体はその光(量子相互 作用パターン)の向うに、自己の補完(相補的不確定性) としての宇宙を認識するのです。
#3ですが、少し補足してみます。インフレーション説です。 素朴なビッグバン説では、全宇宙の質量が大きさのない一点からスタートしたとしていました。質量がずっと保存されているわけですね。インフレーション説では異なる宇宙像になります。宇宙誕生初期には、宇宙全体の質量が時間経過とともに増えるのです。 宇宙が誕生した時、それほど物質(エネルギーと言い換えて可)はありませんでした。しばらくして重力が宇宙に現われてきます。重力は力ですが、位置エネルギーを発生するのはご承知かと思います。その位置エネルギーは外界(宇宙)に対してマイナスのエネルギーなのです。 マイナスがあればプラスがないとエネルギー保存則が成り立ちません。重力によるマイナス分を相殺するために、プラス分として物質が現われたのです。宇宙に新たに現われた物質は重力源となりますから、それもマイナスを生じて、相殺するために物質を生み出します。 その繰り返しで物質が宇宙に大量に生まれた、とインフレーション説では考えています。この理論によれば、宇宙が平坦(宇宙全体では空間の歪みがない)であることの説明もつきます。ビッグバン説ではゼロにも等しい確率でこの宇宙が平坦になったとせざるを得ませんが、インフレーション説なら宇宙が広がるに従って物質が生まれたことになり、宇宙が空間的に平坦であることが必然とできるのです。 ビッグバン説を発展させたインフレーション説であれば、「一点で大爆発が起こって、それっきり」とする必要はなくなります。「ちょうどいいくらいの熱さがしばらく続いた」というようなことです。 P.S. インフレーション説でも宇宙は最初の一点から始まったことになります。どうしてその一点が生じたのかは説明不能です。ホーキング博士などは、さらに「最初の一点というものすらなかった」という方向で理論化を目指しているようです。そうできれば、宇宙があるとき突然生まれた、と考える必要がなくなります。
ブラックホールは既に存在する空間内で物質が一点にまで収縮するものですね。そのため、中心の特異点では有限の質量ですが体積が0のため、密度無限大になります。 ビッグバンだと、まさに無から宇宙が物質も空間もまとめて生れ出てきます(※インフレーション説を考慮していませんが、ご質問について概念的には問題ありません)。宇宙誕生直後から空間も膨張しているという点が大事です。 宇宙誕生直後から速度は光速度が限界だったと思われますが、空間の膨張は光速度以上でなんの問題もありません。誕生直後の宇宙が重力で収縮しようとするのを上回る膨張速度であれば、宇宙は広くなって行けるわけです。 しかも、宇宙誕生から短時間は重力がまだありませんでした。電磁気力もありません。それらは宇宙誕生からしばらくして、発生したのです(正確には、未だに正体がよく分からないものから分かれ出てきた)。収縮させようとする力がまだ無かったわけです。そのことも、宇宙が誕生直後に潰れてしまわずに急速に広がり続けることに一役買ったと思われます。
- DJ-Potato
- ベストアンサー率36% (692/1917)
どうやら宇宙はどんどん膨らんでいる、という事がわかって、 ということは昔は宇宙は小さかったんだろう、ってことになって、 となると最初は体積がゼロになる時点があるんじゃないか、 すると、色々計算したらビッグバンだったんじゃないか、という仮説です。 本当の所は誰も証明できませんが、今ある情報からあんまり矛盾がないように説明すると、何もない空間にそれなりのエネルギーが生まれて、爆発的に拡がったと考えるのが妥当かな、ということです。 気体は冷やすと温度に比例して体積が減りますが、減り続けるといずれゼロになるわけですね。 この温度を絶対零度と言いますが、実際に気体を絶対零度まで冷やすと、体積がゼロになる前に液体になったりしますが そんな感じなのかな、と思ったりします。 あるいは、今の宇宙の質量が一点に集中していた訳ではなく、 エネルギーがいっぱいあった隣の宇宙から、空っぽだった我々の宇宙にエネルギーが流れ込んで 宇宙が始まったんじゃないか、とか。 詳しく調べるには、それこそ最低でも大学院に行ってください、ってなレベルになるんだと思います。
- mpascal
- ベストアンサー率21% (1136/5195)
なぜ爆発したか・・・。 人類はそこには到達出来ないと思う。