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eGFRと体表面積未補正eGFRについて
- eGFRとは、腎臓の機能を評価する指標の一つであり、血液検査の結果から算出されます。
- 体表面積未補正eGFRとは、身長や体重を考慮せずに計算されるeGFRの値を指します。
- 今回の血液検査結果では、未補正の計算式によるeGFRは73.3、補正された計算式によるeGFRは99.3となっています。
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(Q)今はeGFRが90以上ですが、今後90以下になり異常と判断された時に、使用するお薬の量を決めるために使うのが、未補正の数値という風に考えれば良いでしょうか? (A)いいえ。 全く別の問題です。 腎臓の病気に関係なく、薬を投与しなければならない場合があります。 そのときの投与量を未補正のeGFRで計算しようということです。 例えば、eGFRが70の人に100mgだとしたら、 80の人には、110mgにするというようなことをする訳です。 さらに言えば、腎機能障害そのものを治す有効な薬はありません。 http://www.kyowa-kirin.co.jp/ckd/prevention/pre4.html どれも、腎臓の機能を補助するための薬であって、 腎臓の病気そのものを治す薬ではありません。 今後、腎機能が低下しても、食事などで悪化しないように 努力をするしかありません。
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- rokutaro36
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(Q)体表面積未補正eGRFの方が低くいのは良くないでしょうか。 (A)関係ない。 (Q)計算で未補正と書いてある枠に出た数値が73.3なので補正されているのは99.3という事でしょうか? (A)そういうことですが、根本的なところを理解されていない。 そもそも、GRFは、病気を見つけだすための検査の値です。 しかし、GRFを直接測定するのは、面倒で、時間もかかる。 そこで、GRFをクレアチニンの数値から、推定しようというのが、 eGRFです。 しかし、この推定値の計算は、欧米人向けの計算なので、 「日本人の標準的な対表面積」で補正をします。 補正と言うのは、 「欧米人向けの数値を日本人向けに補正した」 という意味であって、 個々人の数値で補正した、という意味ではないのです。 これが、普通のeGRFであり、病気の判断は、 この数値を使って行います。 では、未補正は何のためにあるのか? ということになります。 これは、いわゆるオーダーメイド治療の一つで、 腎臓の機能によって、薬の投与量を加減しなければならない 病気の場合、この未補正のeGRFを利用して、 投与量を計算しよう、ということになっているのです。 つまり、病気であるかどうかの判断とは、関係ない。
補足
今はeGFRが90以上ですが、今後90以下になり異常と判断された時に、使用するお薬の量を決めるために使うのが、未補正の数値という風に考えれば良いでしょうか?
お礼
腎臓の病気に関係なく使うのですね! 良く分りました。 回答ありがとうございました。