- ベストアンサー
J県境を跨ぐホームタウンは有りや無しや?
- Jリーグ百年構想の視点からみて、県境をまたぐホームタウンって、ありでしょうか?なしでしょうか?その理由を綴っていただけるならば嬉しいです。
- 県境をまたぐホームタウンの存在は、Jリーグ百年構想において議論されるべきテーマであるといえます。一方で、地域の一体感やサポーターの熱意がホームタウンの形成に重要な要素となります。
- 横浜フリューゲルスが九州にもホームタウンを持っていた例は除外されるべきです。県境をまたぐホームタウンが成立するためには、地理的な近さだけでなく、文化や歴史のつながりなども考慮されるべきです。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
Jリーグ創設時の理念だけに固執するなら、県境またぎの支配圏はあり得ません。究極は47都道府県に1ないし2チームの地域代表のトップチーム、その下に下部リーグに所属する複数チームを傘下に収め、都道府県単体にチームのピラミッド構造を形成するものですから。 ただし、そもそも論で言うならすでに幼少期より地元クラブから昇格して…とする若年世代は、有望選手ほどほぼ”いない(少なくともこの数年のJ1所属選手に限れば、トップチームで該当するのは20人いるかどうか)”という状況で理念通りの組織を組み上げたところで、Jリーグ創設のもう1つの理念である「世界に通用する日本サッカー」に貢献出来るかと言われれば、ただ日本サッカー界に「格差」を生み出すだけ、ということになるでしょう。 それを防ぐために、たとえば県境沿いに有力な選手も輩出出来る地域があった場合、そこを本拠に周辺を県の違い関係なく商圏として認める、これは当然ありだと思いますし、実際現在のJリーグは県境でなくても隣県単位で範囲を広げて半テリトリー化しているチームもあります。 ※特に創立時のトップリーグ所属10チーム(オリジナル10)のうち関東圏以外の4チーム(清水・名古屋・G大阪・広島)は、本拠地県だけでなく隣県にも半本拠地同然の商圏があります。そこに別個プロチームが生まれようが、意外にその商圏は浸食されないような傾向です(それが逆に観客動員や収益についての対立構造を生む土壌にもなっています。直近にライバルとなり得る強力チームを抱える大阪や清水は特に。ましてこの2地域の隣接ライバルは本来「オリジナル12」になってもおかしくない、前身のJSL時代からの名門)。逆に隣県にライバルとなりそうなチーム組織がない広島は、中国地方の他4県ほぼ全域を商圏化しています。もちろん現在その4県にもJ3までに加入するチームはありますが、結果的にどこも収入から観客動員から苦戦しています。めぼしいスポンサー関係もすべて広島に持って行かれた後ですから。 すでにテリトリーという形では都道府県の範囲を超えた例があるのですから、県境をまたぐ本拠地はありだと思います。ただ、唯一の問題は(主に不動産的問題として)本拠地スタジアムの設置だと。当然ですが設置して損か得かを考えられるだけの「チーム規模」にもよりますが。儲かるチームなら当然お互い欲しいでしょうし、お荷物なら出来れば本拠にして欲しくないという思いもあるはず(完全にこの手の箱物を民間所有・管理は現実的に不可能)。仮にスタジアム建設を公共事業と考えた場合も、そこに「文化」が絡めばまだ需要はあるでしょうが、申し訳ありませんが日本社会でサッカーは「文化」には程遠いというしかありませんし。
その他の回答 (2)
- chiychiy
- ベストアンサー率60% (18724/31175)
こんにちは ホームタウンの問題は県境にあるチームでは難しいですね。 かつて、川崎ベルディが東京ベルディに移行しましたが ホームタウンの変更は簡単にはいかないようです。 最低でも変更などには1年は要するようです。 http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:CjbpZ2UjqiUJ:https://www.j-league.or.jp/aboutj/document/2012kiyakukitei/02.pdf+&cd=2&hl=ja&ct=clnk&gl=jp 他の方の回答にありますように、一番はホームスタジアムの問題です。 質問の中にある京都サンガの新スタジアムは府で建設するもので それを使うにあたって、県外の市町村をホームタウンとすることは 府が許可しないような気がします。 これが一番難しいです。 ガンバ大阪が今吹田市にスタジアムを建設していますが、 それは吹田市に寄贈するようですね。 それだけ管理運営が厳しいという事だと思います。 県境で言えば、鹿島アントラーズが隣県千葉県の成田や銚子と一分友好しているようですが ホームタウンにはなっていません。 ただご存知かもしれませんが、鹿島アントラーズはクラブチームで初めて 県から委託されて県立スタジアムも管理しているようです。 昨年のJ1最終戦で、新潟のホームスタジアムが大雪で使えずvs柏が中止になった時に 最終戦でしかも土曜日だったため、代替えのスタジアムの選択肢に苦慮したようです。 要はお役所仕事ですから、土曜日の時点で中止が決まっても それをどこにするか?できるか?都内近くはイベントなどでうまっており、 当初は柏レイソルのホームスタジアムでの開催を という考えもあったようですが、結局、警察への許可・・・等々、とても時間的に無理だったようで 全く管理一切を任されている鹿島が手を挙げたみたいで月曜日に開催になりました。 翌火曜日にはJリーグアワードが開催される運びになっていましたので 何としても終わらせたかったのだと思います。 と若干余談ではありますが、最終的に絡んでくるのはスタジアムの管理運営の問題に なってくるかと思います。 都道府県が税金で建てたものを簡単に他の市町村絡みで 運用させてくれるのか? 地域密着型とはいえ、中々割り切って考えられない部分ではないでしょうか? ご存知の通り企業はチームネームに名前を入れてはいけないことになっていますから。 やはり、スタジアムを自治体の運営費なしで個々のクラブだけで管理していくのは かなり厳しいことだと思います。 ご参考になれば幸いです。 ※それと余談ですが、marc2bolanti 様は私の先生で色々教えていただいているのは私の方ですw 他の皆々様も同じことです。 と色々回答させていただいていますが、私もkoropinkun 様と同じくど素人ですm(__)m http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3
お礼
chiychiyさん、こんばんは。 いつもお世話になっております。 御回答ありがとうございます。 なるほど、 Jリーグの理念以前に、 法律や行政の事情で難しい、ということなのですね。 >管理運営が厳しいという事だと思います。 確かにハコモノの運営は、公営がベストなのでしょうね。 >県境で言えば、鹿島アントラーズが >隣県千葉県の成田や銚子と一分友好しているようですが >ホームタウンにはなっていません。 これがuniqueproさんの挙げられていた例なのですね。 参考になりました。ありがとうございました。 色々と考えることができました。 サッカーに関係ないことも、いくつか考えることができました。 (具体例は挙げませんが、近畿圏に関することです) なお、chiychiyさんがど素人なのであれば、 小生のど素人さは、「ど」と「素」のあいだに、 あとどれくらいの「ど」を付け加えなければ、 ならないのでしょうか(^_^;A
- kouji1969ap
- ベストアンサー率28% (15/53)
文面から規約では無く意見をお聞きになりたいのだと理解してお答えします。 アリだと思います。ホームタウンは行政区分よりも生活圏で設定すべきだと思うからです。 スタジアムへのアクセスは非常に大きなポイントなのでホームタウンは越境云々よりも家から近いかどうか、便利かどうかによってケースバイケースで設定すれば良いと思います。
お礼
kouji1969apさん、こんばんは。 御回答ありがとうございます。 >文面から規約では無く >意見をお聞きになりたいのだと理解してお答えします。 フォローありがとうございます。 そうでしたね、 質問文に「規約は別にする」と記すべきでした。 >便利かどうかによって >ケースバイケースで設定すれば良いと思います。 そうですよね。柔軟に対応する必要がありますよね。 この御回答を読ませていただいて、 ふと湧き出た発想ですが、 日本サッカーが強くなるためには、 「柔軟さ」を求めるべきではないか、 などと思いました。 色々と考えることができました。 ありがとうございました。
お礼
uniqueproさん、こんばんは。 御回答ありがとうございます。 >Jリーグ創設時の理念だけに固執するなら、 >県境またぎの支配圏はあり得ません。 確かにそうですね。 >実際現在のJリーグは県境でなくても >隣県単位で範囲を広げて半テリトリー化しているチームもあります。 そうなのですか? 今度調べてみます。 >めぼしいスポンサー関係もすべて広島に持って行かれた後ですから。 中国地方は、そういった状況なのですか。 後発クラブの難しさですね。 >ただ、唯一の問題は(主に不動産的問題として)本拠地スタジアムの設置だと。 >そこに「文化」が絡めばまだ需要はあるでしょうが、 >申し訳ありませんが日本社会でサッカーは >「文化」には程遠いというしかありませんし。 確かにそうですね。 京都スタジアムの件にしても、 候補地が二転三転したそうですね。 サッカー文化、 個人的嗜好としては育ってほしい、と思いますが、 現在の日本の状況からみると、少々難しいかな、とも思います。 色々と考えることができました。 ありがとうございました。