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気体の分子運動について教えてください。

こんにちは。今、受験勉強中ですが、以下の問題がわかりません。 大至急、教えて頂けると有難いです。 問題:気体の圧力は、分子1個1個が容器の壁に衝突するとき壁に与える力がもとになっている。 Q1.一辺がLの立方体容器にN個の分子が入っているとする。 いま、質量 m の分子が X 方向に Vx の速さで壁Sに弾性衝突すると、分子が壁及ぼす石積の大きさは? Q2.時間 t の間に分子は、壁Sに対しての衝突回数は? Q.その間にSに及ぼした力積の合計は? わかりやすい解説をお願いします。

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  • Tann3
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回答No.2

 No.1さんの認識は間違いかと思います。  気体の圧力も温度も、気体分子の運動から導かれます。「気体分子運動論」といいます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E4%BD%93%E5%88%86%E5%AD%90%E9%81%8B%E5%8B%95%E8%AB%96  温度は分子の運動そのものであり、絶対零度(-273℃)で速度がゼロとなり、従って絶対零度以下の温度は存在しないことになるわけです。 >Q1.  「石積」→「力積」ですよね?  力積は、力 F に微小時間Δt をかけたものです。(この微小時間中は力の大きさは変わらないと仮定)    力積 = F * Δt  ここで、ニュートンの運動方程式 F = m * a = m * (Δv/Δt) であることを思い出しましょう。  そうすると、    力積 = F * Δt= m * Δv = Δ(m * v) つまり、力積は「運動量の変化」(運動量の増減)に等しいことがわかります。  ご質問の問題の場合、弾性衝突なので、運動量は(衝突前)m * Vx 、(衝突後)- m * Vx ですから、運動量の変化量は 2 * m * Vx ということになります。つまり   力積= 2 * m * Vx  (1) >Q2.  速さが Vx なので、一辺がLの立方体の1辺を横切る時間は L / Vx、往復だと 2 * L / Vx、 1秒間の衝突回数はその逆数の Vx / ( 2 * L ) です。従って、時間 t の間の衝突回数は、   時間 t の間の衝突回数 = t * Vx / ( 2 * L )   (2) >Q.その間にSに及ぼした力積の合計は?  (1)は分子1個当たりの力積ですので、N個の分子の場合には、この N 倍です。  これと(2)より、    力積の合計 = 2 * m * Vx * N * t * Vx / ( 2 * L )          = m * Vx^2 * N * t / L

回答No.1

この様な設問を何処から拾ってきましたか? 一般に、気体の圧力を問題にする場合、気体分子個々の運動量を計算することはありません。 容器内の気体が全体としてどれ程の熱エネルギーを保有しているかで、圧力が決まります。 気体分子が全く動かなくなるほど冷却された時には、圧力は0、絶対温度も0になります。 容器内の気体全部を対象として、保有エネルギー量や圧力が論じられます。