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ページング方式について
ページング方式のページサイズを大きくしたり小さくしたりするメリットやデメリットについて 私の思いつく限りでは ページサイズを大きくすることでのメリットは、一回のページインで大きな情報(プログラムの情報)を得ることができ、ページインを少なくすることができる。 デメリットしては、主記憶の容量を多く取ってしまう。 小さくすることでのメリットは、主記憶の容量をあまりとらない。 デメリットとしては、頻繁にページインを起こしてしまい、補助記憶とのアクセスを起こして時間がロスする。 ぐらいしか思いつきません・・・ 何かほかにありましたら教えてもらえると幸いです。 又、間違ってましたら指摘をお願いします。
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- rinkun
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ページングでは扱うページの数だけ管理情報が必要になります。すなわち、そのページが今ディスク上にあるのかメモリ上にあるのか、ディスク上ならどのブロックか、メモリ上ならどのアドレスか、またアクセス権限はどうなっているのか、などの情報です。 それで同じメモリ量ならページサイズを大きくするほどページ数は少なくできますから、管理情報も少なくて済みます。なのでページサイズが大きいほどより主記憶容量が多く必要になるとは一概には言えません。またページ数が少ないと管理情報に使うメモリサイズを削減できるほか、管理情報の検索に掛かる演算時間の削減にもつながります。 一方で、ページサイズが大きすぎると、ページイン・ページアウトするときに発生するディスクアクセス量が大きくなりますので時間が掛かることになりレスポンスが低下します。またページサイズより小さい単位でのメモリ管理ができませんから無駄が増えます。 この辺がページサイズに関するトレードオフになります。i386が使われ始めたころは主記憶が数MB~数十MBだったので4KBページが妥当でしたが、現在のように主記憶が数GBになると4MBページで良いということですね。