- ベストアンサー
独立3年目での住宅ローン審査について
私は35歳で独立3年目の男性です。妻と子ひとりです。 このたび住宅ローンを組もうかと思い、いろいろ検索していると見つけました。 私の会社は、初年度赤字で、2年目黒字、今期3年目があと少しで終わりますが、黒字でいけそうです。 直近1年が黒字で、その前2年は赤字のようですが、何か基準のようなものはあるのでしょうか。 法人ですが、不利なのはわかっており、頭金も500万円用意しました。ほかのローンはありません。 経験者や詳しい方のご回答お願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
明確な基準はありません。各金融機関の個別判断です。 ローン基準としては、当該債務者に関する「返資(能力)」「担保(物件でカバーできる担保力)」しか明示していません。その返資について、どこまで掘り下げるかは、審査を行う各金融機次第です。 中小零細企業にお勤めの方でも、当該企業の業歴があり、相応の従業員を抱え、利益を上げ納税義務も果たしているならば、年収そのものを返済資源として診れますが、設立間もない企業であれば、企業と経営者は一体として判断します。 初年度赤字や2期連続赤字は、あり得ることです。金融機関も当然理解しています。しかし、与信判断は厳しくなります。個人の所得を増やせば、法人の利益が減少するのは明らかで、一体で判断せざるを得ないのです。それも、会社の中身もよく診て総合的に判断するとしか言えないと思います。 即ち、当該企業のP/L面(売上や粗利水準、経費内訳、利益の水準等)のみならず、B/S面(資産・負債のバランス、現預金水準、売掛債権の中身等)を診て、企業としての相応の体力があるのか、また個人ローンを取り扱うだけの拠り所(良い意味で裏付けとなるもの)を探すのです。 設立間もないのですから、企業体力が無いのは分かっています。しかし、何か良い所(例えば、売上が毎期伸びている、売掛債権の中身が優良先が多いとか、自己資本(元手)を蓄えて起業しているとか、要は安定的に個人の所得が得られそうだと結び付けられる所)を見つけようとするのです。 前例では、初年度のみ黒字で以降赤字、金融機関にしたら不安に思うのは当然です。否決事由はそれだけではないでしょうが、取り上げにあたって、良い所が見い出せなかったのでしょう。 従って、本件のような場合、個人の評価と会社の評価は一体と診られてしまうということ。会社の評価も中身次第だということ。設立時の事業計画と見比べて、会社の実績はどうなのか、一年々確りと振り返り、決算書に示し、積み重ねていくしかないと思います。
お礼
ありがとうございました。