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極端な怖がりの犬の慣らし方教えてください。
- 極端な怖がりの犬の慣らし方についての質問です。1年程前に保護団体から譲り受けた男の子の中型犬が警戒心と怖がりで困っています。
- 怖がりの犬がさまざまな小さな音や物に反応して逃げ回ります。飼い主はどう対処すればいいのでしょうか?トレーニングや慣らし方のアドバイスを求めています。
- また、噛み癖もあり、最近は一歳の孫に噛みついてしまったこともあります。どうすれば犬の怖がりや噛み癖を改善させることができるでしょうか?地元の訓練施設や情報についても教えてほしいです。
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ちょっと辛辣なことも書きますので、そういった意見を読みたくない場合は無視してください。 書き込みからの情報 『極度の恐がり犬』 『咬傷事故一回』 こういった犬を人と平穏に暮らせるようにすることは充分可能です。 気になるのは咬傷事故ですが、咬み方が非常に重要です。 1)病院に行く必要がなかった。歯は刺さっていない。 2)数カ所のかみ傷・裂傷を伴うかみ傷・あざを伴うかみ傷 3)上記2)の傷で、かつ犬歯の長さ分の深さがある傷 おおよそですが『1は要注意ながら充分矯正可能』『2がギリギリライン。専門家の観察で判断』『3以上の傷なら噛む犬を熟知した人間が飼い主になる必要がある』 こういったところです。 >先日、一歳の孫にいきなり噛み怪我をさせました。正直。 もぉダメだな。人を噛んだらもぉダメだ。 読ませて頂いて、胃が痛くなるほど辛かったです。 辛辣なことを書きますが、咬んでしまったのは飼い主の責任です。 『極度の恐がりである犬が一歳の幼児に咬みつける状態にあった』 これが全てです。 そういう状況にしたのが間違いです。 幼児が犬を見ると、近寄ろうとするのは普通の事です。 極度の恐がりの犬なら、防衛のためキバを使ってしまうのも普通の事です。 『家庭犬としてあってはならないこと』 これは確かなんですが、普通に予見できることなんです。 犬もね、サインを出していたはずです。 耳が後ろに倒れる。 毛並みが逆立つ。(特に馬でいうタテガミ辺り) 体重が後ろによる。 頭を下げる。 力が入り、かつゆっくりとした振りかたの尻尾。 顔を逸らす。(白目が見える) パッと見で解ることだけ書きましたが、こういったサインがひとつふたつはあったはずです。 (もうやめて!)(それ以上近寄らないで!)(勘弁して!) こういった具合に愛犬が恐怖を現していたはずです。 『咬んでしまった』のではなく『咬ませてしまった』ということを認識してあげてください。 (恐がりの犬を幼児から守る)(幼児を恐がりの犬から守る)どちらも大切な事です。 どのような状態で咬んだのかは解りませんが、少なくとも攻撃態勢に移行する気配を出した瞬間に管理者が制止できる状態にないならば、幼児と犬を一緒にしてはいけません。 これは『恐がり』とか関係なく、たとえ完璧な家庭犬として成長していても気をつけないといけないことです。 子供が成長すると、犬もひとりの人間として見るようになる時が来ます。 単純には子供が示したオスワリやマテをいついかなる状況でも犬がビシッとこなすという事ですが、おおよそ子供が幼稚園に入るぐらいのころから徐々に見られます。 犬も面白い物で、相手の自我が芽生えていないと、言うことを100%聞くようにはなりません。せいぜいがオヤツを持っていたり、筆頭飼い主が共に存在しているという状態で形を作るだけです。 自分から喜びと共にはしません。 どんな状況でも子供の指示をきくようになった。 この段階で犬の準備が出来ている状態です。 あとは子供側ですが、『犬の立場を尊重できる』『嫌がることをしない』これが最低ラインです。 こういった具合に、犬も人間も準備が出来てから、初めて管理を徐々に緩めていってください。 完璧に振る舞える家庭犬であっても、一歳の幼児と一緒にする(目を離す・咬める状態におく)のは早すぎます。 >噛む犬は噛む!治らないよ!と、言う方もおりました。 これは噛み方にあります。 犬の噛み方ですが(a:社会性)(b:防御)(c:捕食)本来はこの三つです。 aとbは威嚇なり、イヤだ、気性が強い犬なら(やっちまうぞ!)というサインが伴います。 ところが捕食というのは攻撃性を全開にする行動です。 わざわざ威嚇なんてしませんし、そのさまは『咬むという行動が脳みそと直結』というべき状態です。 咬傷事故も度重なると、ほぼ捕食と同じようにノーサインで突撃するようになります。 また噛み方も、 『社会性:噛んだまま相手が降参するまでジッと押さえ込む』 『防御:ガブッと噛んだらすぐに離す(これを数度繰り返すこともある)』 『捕食:噛みついて振り回し、肉を引き裂く』 例外もありますし大凡の所ですが、こういう具合に異なった行動です。 経験上ですがaやbの状況なら、まず治ります。 cに移行すると難しいです。(捕食するわけでもないのに、捕食の嚙み方) 最低でも噛む犬に慣れた人間・犬の攻撃から防御の出来る人が飼育すべきです。 そして怖いのは、aやbで噛んでいた犬も、回数を繰り返すほどにcの噛み方に移行していきます。 おそらくお孫さんを噛んだのは(回数が一回目なら)bのはずです。 >何処か近くで、犬の訓練など、いい情報がありましたら教えてください。 トレーナーさんは玉石混淆の世界ですので慎重に選んであげてください。 素晴らしい人も大勢いらっしゃいますし、絶対に避けるべきと言うタイプもいます。 恐がりの犬と言うことですので特に(主従関係・ボス)こういった感じの言葉を安易に使うトレーナーさんは避けてあげてください。 愛犬に主従関係を強いると、恐がりが酷くなる(結果として余計に咬むようになる)公算が高くあります。 知人づての知り合いですが、飼い始めたシェパードを某警察犬訓練校に預けたところ棒状のものを酷く怖がるようになった犬がいます。(訓練所で何があったのかはお察しですが) この犬は飼い主を救急車で搬送させるという重篤な咬傷事故を起こしました。 知人から相談を受けて犬を見てみたところ、散歩を摸して歩いている前からバットを持ってすれ違うだけで猛烈な勢いで攻撃をしかけてきました。 この犬は攻撃性も治まり、生涯を通して可愛がって育てられたので幸せですが、棒状の物すべてに対して攻撃性を発揮することだけは治らず、掃除機すら目の前でかけることが出来ませんでした。 ちなみにこの警察犬訓練学校は、未だに営業を続けていますし、ネットで某地域名と警察犬訓練校で検索するとトップに表示されます。 もしトレーナーさんで悩まれるならば、獣医動物行動治療をお勧めいたします。 普通の獣医さんは、人医で例えるならホームドクターです。 ホームドクターはそれがより専門的な治療を必要とするならば、専門科の病院や大学病院に紹介状を書きますよね。 咬傷事故を起こした犬というのは、人間で言えば最も近いのは精神科・心理療法です。 獣医さんの世界では、これが獣医動物行動治療になります。 まだまだ歴史は浅いのですが、東京大学獣医動物行動学研究室がキーの役目を果たしています。こちらの先生の講演会を聞きに行ったことがありますが極めて有益で信頼に値します。 コアメンバーが大阪と神戸にいらっしゃいますので、コンタクトを取られても良いのではないでしょうか。 リンクを貼っておきます(http://vbm.jp/coremember.htm) いずれにせよ、実際に犬を観察してしっかりとしたスケジュールを立ててくださる所を選んであげてください。 咬傷事故を絶対に今回で最後にし、二度と起こさないことが重要でので、恐がりについてはあまり書き込めませんでした。 ひとつ言えるのは、犬が怖がることにあまり過剰反応しないであげてください。 少なくともこれを解決するのは、俗に言う躾ではありません。 『うちの子は恐がり』 それもまた犬を尊重して、開き直って良いと思います。 犬が自分だけの力で耐えられるギリギリを見極めて、そこから逸脱することのないよう、ゆっくりでも日常生活の音に慣らしてあげてください。 犬は人間の反応もちゃんと見ています。 (物音)→(驚く) これが愛犬ですよね。 (物音)→(驚く)→(飼い主は驚いた犬を見て反応) 犬からすれば、物音で飼い主も反応しているように見えていませんでしょうか? (物音)→(驚く)→(飼い主は平時と全く変わらない) この姿をちゃんと見せてあげてください。 あくまで書き込みを読んでのことです。 実際のことは犬を見てみないと解りません。 ただ目の前の犬がちゃんと答えを示しているというのは確かです。 トレーナーさんの良い所は『実際に家に来て見てくださること』 これが最大のアドバンテージですので、トレーナーさんに頼るなら実際に家に来て真剣に観察して下さる方を選んであげてください。 文字数イッパイですので最後になりますが。 犬を観察することで必ずよくなる方法が見つけられるはずです。 毎日対面されていると気づきにくいと思いますが、世に言う問題犬と比べれば、ちゃんと良い犬になれる素養は感じます。 なによりしっかりとenakotetuさんを慕い、側により隣で寝るという余裕も出てきています。 まだまだ手放されることを考えるような状態だとは感じませんでした。 焦らずゆっくり、よくなるように確実に実行してあげてください。 失礼な事も多々書きましたが頑張ってください。 応援いたします。
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- inusuki
- ベストアンサー率34% (248/722)
保護犬の里親になられて、楽しいワンライフを夢見ていたのに現実はドッグランなど行けないと相談されていますが、まだ1歳になったばかりですよ。 色んな音に驚くのも慣れれば平気になりますが、何年もかかるかもしれません。 まだ犬歴1年生のワンちゃんですから、これからどんどん学習していきます。 犬同士のふれあいがなくても、その子はご家族には甘えている様子なので充分幸せだと思います。 私は、飼い主さんが「させてあげたい」と思うことは、全ての犬が望んでいることではないと思います。 犬が嫌いな子もいますし、屋外より室内が好きなワンコもいます。 ドッグランに連れて行ったら他の犬とすぐに楽しく遊べないワンコもいます。 また1歳のお子さんに怖がりの犬を触らせたのは飼い主さんのミスです。 初めて見る謎の物体・遠慮なく近づいてきた・・・怖い・・・パニック・・・ こんな状況になったら、逃げるか噛むかで自分を守ろうとするのは在りうる事だと思います。 このようなワンコは、驚かせたら噛む場合がある事を認識して、そのような状況を作らないように注意してあげてください。 お孫さんに触れさせる場合は、先にワンコににおいをかがせたり観察する時間をあげてください。 大丈夫と分かれば自分から近づいてきます。 飼い主さんに懐いているのですから、決して問題のあるワンちゃんではないと思います。 臆病な性格の子は訓練内容によっては萎縮する場合もあるので飼い主さんも一緒に訓練に参加してください。 訓練をしても基本的な個性は変えることが難しい場合もあります。 (立場をご自身に置き換えてみてください。訓練で個性が変えられますか?) 私は今までに10匹と暮らしましたが、それぞれ色んな個性があって思い出が一杯です。 飼い主さんの理想とは違うワンコかもしれませんが、長く一緒に暮らすと良い所も一杯見えてきて、その子の存在がだんだん大きくなります。 他の犬と比較せずに、おおらかな気持ちで接してあげるとワンちゃんも変わってきますよ。
お礼
inusukiさん。ありがとうございます。 そぉですね、少し早まりました。私たちに慣れたならもぉそろそろ大丈夫かと思い、よし! 早く仲良くなって、早く仲良くなってほしい気持ちから、安易に近づけてしまい、この結果に。 まさかの出来事でした。そぉですね、まず犬が安心すれば近づいてきますよね。 冷静にもっと時間をかけるべきでしたね。 アドバイスありがとうございます。 これからの長い時間、冷静にもっと時間を掛けて、様子を見ながらですね。 早く早く早く!もぉ大丈夫と。 この考えを反省いたします。 ありがとうございました。
- perfume6
- ベストアンサー率20% (1/5)
怖がりな子を引き取られたということで、毎日の生活大変でしょう。 お察しいたします。 うちは猫なので犬とは違うと思いますが、うちもとても悩んだので投稿いたします。 保護団体には相談されましたか?たくさんの犬を見ているでしょうから、何かしらアドバイスをしてくれるかもしれません。 かかりつけがあれば、かかりつけの獣医さんに相談されるのも良いと思います。 とにかく悩んでいないで獣医さんとか専門家に相談しましょう。 私は獣医さんを利用しました。合うところが見つかるまで動物病院を何軒か回りました(実際に行ったり、電話してみたりもしました) かかりつけが決まってからはそこに相談しました。親身にアドバイスしていただきました。 動物病院で相談に乗ってくれると思いますし、訓練所などの情報も持っていると思います。 また待合室で飼い主さん同士の交流などもあるので、そこから情報を頂けることもあります。 犬の訓練は、人も訓練しないとダメと聞きます。 犬との接し方がまずかったり、何かしら人間も直すべきところがあると。 時間はかかったかもしれませんが、飼い主さんご夫婦には慣れたんですよね?その子が普通の犬のように暮らすことが無理とは思いません。 どうぞ諦めないでください。
お礼
perfume6さん、ありがとうございます。 そぉですね、病院の先生や保護団体の方にも聞いてみます。 動物の訓練をするには人の訓練も必要。 確かにそぉですね。可愛い。だけじゃ難しい事を痛感しました。絶対諦めず、この子の恐怖感を無くせるよう頑張ります。
お礼
dog_1_1さん、ありがとうございます。 本当にありがとうございます。改めて色々振り返り考え、気付く点が沢山ありました。簡単に、キバを剥けば噛む前!それだけでした。耳を倒す、顔を背ける、白目が見えるような下からの目付き、これはただ怯えてるだけ、優しく触ってなぜてあげれば慣れると。私が、犬に対して持っていた考えです。だから、近づけてしまいました。安易な事からの事態でした。 まだ安心しきってないのかなと。もっとちゃんと安心、つまりボスを認識してもらい安心を出来れば、ボスの周りの人には危害を加えない。 と。私がしっかり躾けをして、安心させてあげると、治るのかな?と。 でも、安易に早過ぎましたね、早く人に慣れて欲しい、孫とも早く慣れて遊んで欲しい、慣れさすには近づけて慣らすのがいいかな?簡単な考えからでした。そこまでボスにこだわらなくてもいいのですね、警察犬にしたい訳ではないのでね、どこかで、焦りと、慣れさせたい、早く!ここの近くにおる人間は大丈夫だよと、わかって欲しくて。もぉ少しで違ったトレーニングを選んでたかもしれません。家庭犬なのに、警察犬。ボス、服従、真剣になり、焦り、困り、頭に浮かんだのは、厳しい躾け。 人を噛んだ、怪我をさせた、この考えが私を焦らしました。最初の気持ちに戻り、色々な方に話を聞き、学びたいと思います。リンク先も教えていただきありがとうございます。 本当に助かりました。 何度も読み返し、頭に入れたいと思います。