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戦闘機の実用性
実際にところ、どういう仕事ができるんでしょうか。 落ちてくる水爆ミサイルを撃ったところで、国民の被爆は免れません。 高額な戦闘機から打たなくても地上や潜水艦から追撃すればもっと高精度でしょう。 威嚇用としても、進入してきた船舶に対して出撃したところで、槍で威嚇返しされるだけでしょう。 開発することが経済効果を促進する、としても、戦闘機じゃない方が効果的だと感じます。 米国の軍需産業の波に翻弄されるのが、わが属国の定めということでしょうか。 戦闘機の必要性について、無知な私にもわかるように教えてください。
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他の方が的確なお返事をされているのでおまけのようなものですが。 >実際のところ、どういう仕事ができるんでしょうか。 ⇒航空優勢の確保、だと思います。 >落ちてくる水爆ミサイルを撃ったところで、国民の被爆は免れません。 ⇒他に専門の部隊がおりますし、またミサイルを撃ったとしても、必ずしも起爆するわけでありませんので国民が被爆するとも限りません。普通は起爆しても被害の起きない距離で迎撃しようとします。 >高額な戦闘機から打たなくても地上や潜水艦から追撃すればもっと高精度でしょう。 ⇒地上配備のPAC―2の1個群は戦闘機の数倍。潜水艦は10機分くらいの値段なんですけど。 >威嚇用としても、進入してきた船舶に対して出撃したところで、槍で威嚇返しされるだけでしょう。 ⇒船舶に対しては艦船とか哨戒機が出張ります。ところで、現代の軍の装備で「槍」という字をを使うのは中国くらいじゃないですか。 >開発することが経済効果を促進する、としても、戦闘機じゃない方が効果的だと感じます。 ⇒経済効果を左右するのは単価と数量であって機種じゃないでしょうね。 >米国の軍需産業の波に翻弄されるのが、わが属国の定めということでしょうか。 ⇒少なくともF-35は日本から「売ってくれ」といったので翻弄されたわけじゃないと思います。どっちかというと割り込みで翻弄したのかも。属国は否定しませんけれども。 >戦闘機の必要性について、無知な私にもわかるように教えてください。 ⇒相手が持っているものはとりあえず必要ということだと思います。
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- eroero4649
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過去の戦争では、制空権(空軍が強いほう)が戦争に勝っているからです。 高いところに登ると、遠くまで見渡せて敵軍の様子がよく分かるので有利です。だから山のてっぺんとかちょっとした丘でも、とにかく高いところを味方が取っておくのは有利です。ましてや空の上からならもっと遠くまで一目瞭然です。 そこで空から敵を攻撃したら、無駄なく的確に敵をやっつけられるわけですから、非常に戦いが有利になるのですね。 それを実感したければ、エアガンを買ってきてカラスを撃ってみればいいです。カラスは頭がいいので、質問者さんの顔を覚えます。聞いた話によると、カラスに顔を覚えられると後頭部から攻撃されるそうです。死角から攻撃されるし、こっちは反撃しようとすると手の届かない空に飛んでいってしまうので、カラスとケンカすると勝てないそうですよ。 制空権を握っていると、敵の兵士や戦車をやっつけなくても、輸送トラックを空襲で破壊してしまえば弾や燃料がなくなるので戦えなくなります。航空機はこの世の乗り物の中でも飛び抜けて速度が速いので、何百キロ先の目標もその日のうちに攻撃できるのです。これはどんな大砲にも戦艦にも真似ができません。 制空権を持った側が戦争に勝つのは第二次大戦以降の戦争のほぼすべてでいえるのですが、例外はベトナム戦争とソ連のアフガニスタン戦争くらいです。ただ、ベトナム戦争も軍事的にはアメリカ軍が優勢でした。あのアメリカ敗北のきっかけとなったテト攻勢も、軍事的には北ベトナム軍の敗北でした。しかし、政治的にアメリカは敗北したのです。 しかし第二次大戦や中東戦争では戦闘機同士の華々しい戦いが広げられましたが、近年の戦争は湾岸戦争からこっち、「正規軍vsゲリラ軍(テロリスト)」というような戦いが中心です。映画「ブラックホークダウン」みたいな戦いは戦闘機に出番はありません。テロリストは空軍を持っていないからです。戦闘機同士の空戦がまともに行われたのは1982年のフォークランド紛争が最後です。もう30年以上もマンガのエリア88みたいな戦いが行われていないのです。 そういう事情があるので、21世紀の戦闘機開発は低調で、更新も遅々として進みません。世界一の空軍国であるアメリカでさえ、次期主力艦載戦闘機のF35の開発が進みません。今のアメリカ軍空母艦載機の主力はF/A-18Eですが、原型のF-18Aの初飛行は1978年。40年前にもなろうかという設計の戦闘機が使われています。今、戦闘機の近代化に熱心なのは世界でも中国空軍くらいじゃないかなと思います。ここは元々骨董品みたいな戦闘機が中心だったのでね。 一方では、IT化の進化により「無人機」の開発が進んでいます。これは戦闘機に比べると開発費も生産費も格安で、しかもパイロットが死ぬ心配がありません。今後は無人機の開発が中心になっていくのではないかなと思います。
- neKo_deux
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> 落ちてくる水爆ミサイルを撃ったところで、 この仕事は戦闘機の仕事じゃないです。 現在こちらを担ってるのはイージス艦とペトリオット(PAC-3)の2段構えです。 BMD整備構想・運用構想/自衛隊札幌地方協力本部 http://www.mod.go.jp/pco/sapporo/know/know_m1.html > 実際にところ、どういう仕事ができるんでしょうか。 現状は、領空侵犯してくる航空機への対応がメインって事になると思います。 想定している仕事としては、そういうケースでの要撃とか。 航空自衛隊の任務と活動/自衛隊札幌地方協力本部 http://www.mod.go.jp/pco/sapporo/know/know_a.html 防空のための作戦の一例/自衛隊札幌地方協力本部 http://www.mod.go.jp/pco/sapporo/know/know_a1.html > 開発することが経済効果を促進する、としても、戦闘機じゃない方が効果的だと感じます。 戦闘機なしで防衛できるか?っていうと、結構難しいかも。 船や地上部隊は、相手の戦闘機があちこちから攻めてくると、足が遅いので対応困難。 射程の長いミサイルは、どうしても誤射なんかの可能性が残る。 領空侵犯に対して、警告を発して追い返すって仕事は船やミサイルには無理。
- rokutaro36
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戦争の究極の目的は、「支配」です。 支配するには、地上部隊が絶対不可欠です。 航空兵力は、その地上部隊の支援なのですよ。 単に、破壊するだけならば、ミサイルをたくさん打ち込めば良い。 でも、それでは、何の利益も生み出しません。 利益を生み出すには、支配するしかないのです。 そのためには、地上部隊、そのためには、航空支援 という訳です。 例えば、第三国が日本を攻撃する時、ミサイルを打ち込むだけでは メリットがないので、上陸作戦をすることになります。 その上陸作戦を支援するのが、敵方の航空兵力であり、 その航空兵力に対抗するためには、自衛隊も航空兵力を 持つ必要があるのですよ。 敵は、空母を使うにしても、戦闘機には長距離を飛ぶ能力が 必要ですが、自衛隊は、基本的に、日本国内だけだから、 そんなに長距離の航続性能は必要ないので、 求める能力の違いがあります。
- FEX2053
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まあ、全ての兵器は「戦争をするため」に特化してますからね。 兵站系のもの(輸送車とか)ならともかく、純粋な兵器は平時の 実用性なんかないです。 なので、平時に使えるかというと、使えないです。まあ、災害時 に一気に現地に飛んで上空から視察・・・なんてのには使える かもですけど。 でも逆に言えば、戦時には「兵器以外は使えない」んですよね。 例えば「消防車は火事を消す以外の用途があるか」ってことと 同じで、ある目的に特化した道具は、それ以外には使い道が 無いんですよ。 で、戦闘機ですが、これは他の方が言われている通り、「先制 攻撃をするか」「敵機が飛んできたときに迎撃するか」にしか 使い道がありません。なので、戦闘機を持つ、ということはこの 2つの目的に備えているんですね。 あとは、「じゃあ、先制攻撃・敵機迎撃のための道具が必要か」 という議論になりますので、私はここまでで撤退します。
- phj
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戦闘機は、海軍で言えば、駆逐艦(日本なら護衛艦)のようなものです。 たとえば空母は、航空機を発進できる攻撃力の優れた兵器ですが、同時に防御力が弱く、巡洋艦や駆逐艦、イージス艦などに守ってもらいます。 航空機でも同じで、早期警戒機や空中給油機が敵戦闘機の攻撃を受ける可能性があれば、護衛のために出撃します。 逆に敵側の戦闘機は、輸送機や空中給油機などが飛び回らないように(相手に有利にならないように)、戦闘機を出して、威嚇します。 このような場合には、純粋な戦闘目的のための戦闘機が有利です。 また、制空権を取っていない状態で、空爆をするときは爆撃機を出すのは難しいときがあります。このような場合は、戦闘機に対地ミサイルを乗せて、敵戦闘機との空中戦も辞さずに空爆を行います。 どの国も戦闘機をもっていないなら、安心して空中を輸送機などが飛ぶことができますが、戦闘機が1機でもあれば、対抗する戦闘機がないかぎり、自軍の輸送機などが簡単に打ち落とされてしまいます。 日本は島国です。戦争になった場合、上陸作戦を行わないで戦争の優劣が決まることはありません。兵員輸送は船だけでなく航空機を使っても行われます。ですから、空の上で「相手の航空機をすべて殲滅できる能力」をもつ飛行機が必要になります。これをファイター:戦闘機と呼びます。 ちなみに、アメリカの大統領専用機や日本の政府専用機などは、戦闘機の護衛が受けやすくなるように、エンジンなどを強化して、限りなく音速に近いスピードで飛べるようにしてあるといわれています。
- phj
- ベストアンサー率52% (2344/4489)
戦闘機は、海軍で言えば、駆逐艦(日本なら護衛艦)のようなものです。 たとえば空母は、航空機を発進できる攻撃力の優れた兵器ですが、同時に防御力が弱く、巡洋艦や駆逐艦、イージス艦などに守ってもらいます。 航空機でも同じで、早期警戒機や空中給油機が敵戦闘機の攻撃を受ける可能性があれば、護衛のために出撃します。 逆に敵側の戦闘機は、輸送機や空中給油機などが飛び回らないように(相手に有利にならないように)、戦闘機を出して、威嚇します。 このような場合には、純粋な戦闘目的のための戦闘機が有利です。 また、制空権を取っていない状態で、空爆をするときは爆撃機を出すのは難しいときがあります。このような場合は、戦闘機に対地ミサイルを乗せて、敵戦闘機との空中戦も辞さずに空爆を行います。 どの国も戦闘機をもっていないなら、安心して空中を輸送機などが飛ぶことができますが、戦闘機が1機でもあれば、対抗する戦闘機がないかぎり、自軍の輸送機などが簡単に打ち落とされてしまいます。 日本は島国です。戦争になった場合、上陸作戦を行わないで戦争の優劣が決まることはありません。兵員輸送は船だけでなく航空機を使っても行われます。ですから、空の上で「相手の航空機をすべて殲滅できる能力」をもつ飛行機が必要になります。これをファイター:戦闘機と呼びます。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
戦闘機で何かを守ろうという考えだと、あまり効率的ではありません。 戦闘機はあくまで戦闘攻撃機として、敵の戦力や指令機能を攻撃・殲滅するときに最大の効果を発揮します。 「攻撃は最大の防御なり」ってことです。 で、日本政府は憲法によって、攻撃能力をはく奪されているので、日本政府指揮下の自衛隊がいくら高額な戦闘機を沢山装備しても、日本の国土・国民を守れるというわけではありません。 税金の使い道を考え直すか、憲法を改正して日本政府に交戦権を付与するか、いずれかの選択をするのが賢明と思います。
お礼
自国の領土である竹島ひとつ奪還できないフヌケの国に戦闘機が必要でしょうか。 「相手が持っているものはとりあえず必要」という対抗意識の結果で必要性を感じるわけですね。 全く納得できませんが、具体的な考え方を示していただいたのでBAとさせていただきます。 参加いただき、ありがとうございました。