ちょっと間違った説明をするひともありますので、ちゃんとご説明しておきます。
ランディング、というのはLanding、です。要するに着陸するページということで、最初に見るページのことではありません。
着陸とはなにか、というと、罠をしかけてあるページです。
どういうことかというと、たとえば無料で何かPDFをお渡しします、なんていう話を考えてみてください。
そのPDFを無料でおわたしするからメルアドを設定してください、というページです。
目的は、あなたのメールアドレスが欲しいということです。その目的に着陸するページがランディングページです。
メールアドレスをもらったら勝ちです。
これは、リストと呼んで活用します。このアドレスに向かって、やがてメールマガジンを送り込むことができます。
メールマガジンは、雑談のような形で始まり、いつの間にか、あるセミナーに出席すればビジネスの成功のコツがわかる、とかあるツールを使うと幸運が舞い込むという話にどんどん展開します。
そして、メールマガジンのストーリーに最終話があって、セミナーの応募ページとかツールの発表ページになります。
これらのページも、ランディングページです。
最初のランディングページは無料であり、試食用のお菓子が置いてあります。
次のランディングページには、有料のお菓子が置いてあるのです。
クリックしたり申し込んだりする行動をすることで、自分がどういうことに興味があるかということでふるい分けが起きています。
何かの話題のときには興味を示す、という抽出型のデータとして熟成していきます。
そのリストに対し、いかにも興味を持ちそうな商材の話題をメルマガで流す、ということをすることで、ユーザーを育てるような動きになります。
これが、通常のネットビジネスですが、ある人はこれを「エスプレッソ式」と呼んでいます。
ユーザーのニーズを抽出して煮詰めるようなことをするからです。
無料PDFスタンドというものがあるのをご存じでしょうか。
かなり役に立つ商売のコツだとか方法の説明を書いた書類を、無料で提供しています。
一度でもお使いなら、何かに興味を示して読みたいなと思ったら、メルアドの入力画面が出てくるのがお分かりだと思います。
これもランディングページです。
ランディングページには、この場合、条件がついてるのがほとんどです。
いくつかのメールマガジンが提示されていて、最低2つは購読してくれ、と言っています。
これを入力しないと無料PDFは手に入りません。