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実力テスト対策に最適な参考書はどちら?
- 実力テスト対策には、歴史・地理・中1数学など1学年1科目に1冊ずつまとまった本が向いています。内容も濃く、習ったことの8割5~9割が解説されています。
- また、社会・理科・数学など全学年1科目につき1冊ずつまとまった本も有効です。内容は1冊にまとまっていますが、6~7割程度の習ったことが網羅されています。
- 濃い内容の1冊1科目方式は充実した学習ができますが、2冊以上勉強するので大変です。一方、薄い内容の1冊全科目方式は勉強の負担は軽いですが、入試用なので注意が必要です。選択は難しいですが、自分の勉強スタイルや目標に合わせて選ぶと良いでしょう。
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質問者が選んだベストアンサー
なるほど、新書より少し大きいくらいの本のシリーズですね。完全に勘違いしておりました、申し訳ありません。 回答NO1で私が挙げたものは単行本あるいはそれより少し大きいサイズのものですね。お子様が気にされたのは、確かに要点をまとめてある定期テストあるいは高校入試用のものですね。あまり私はそちらに目を向けないため、どれくらい使えるのかはわからないのですが、私が挙げました物より安価で求められますしコンパクトなので置き場にもあまり困らずどこでも開けるという利点はありますね。 要点を抑えるという点では、非常に見やすいかと思います。ただ、実力テストで満点や高得点を狙う、あるいは入試用まで考えて使うとなった時は、結果的に高めでも厚い大きな参考書が必要になってくるのではないかと思います(塾あるいは通信教育をされる、されているのであれば別の話です)。 初めてのお子様かどうかはわかりませんが、中1のテストというのがまた曲者なんですね。小学校の復習や1学期までのテストは比較的できるものの、2学期から難しくなってきて段々下がってくるという傾向は多く見られることだそうです。 それでも満点をお取りになったということは凄いことですし、充分に勉強のできるお子様なのだと思います。だからこそ余計にここからの高得点を望むのであれば、少々分厚い本にも慣れていけるといいのかなという個人的な思いがあります。どのような高校に進まれるかわかりませんが、進学校に進まれた場合にはそういった参考書を読むこともあるかと思いますし、高校で出される問題集がまず内容が濃いです。そういったものに中学時点で慣れておくこともできるかと思います。 ただ、一点心配なのは、自分で選ぼうとしなかった物を選ばされてしまった、あるいは渋々選んで勉強のやる気が出るかというところなのですよね。なので私のコメントはあくまでも参考程度にして頂ければと思います。 社会とかですと大きな本でもまだ見やすい物に、文英堂の合格ノートという物があります。これは高校入試対策用に作られてはいますが、普段の学習にも注意すべきところなど書いてありますので役立つのではないかと思います。 実力テスト対策としては、物の見方・考え方を養うことが大切だと思います。定期テストならば、知識・理解の観点が強いかと思います。実力テストでは比較的、おそらくですが思考・判断、技能・表現の観点が求められてくるのではないかと思います。小さな本ですと知識・理解はそれなりにわかるかもしれませんが、思考・判断(問題の考え方)や表現(答えの書き方)ですと、なぜ~になったのかという理由や根拠みたいなものを考えられる、あるいは覚えなければなりません。 そういった考え方などを身に付けるのに適しているのが問題集になります。先程の回答であげました文英堂のくわしいシリーズの問題集なんかですと、本屋さんなどで解答の方を見て頂ければわかるのですが解説をより詳細に書いてくれていますし、大事な所をまとめた表を載せてあったりします。参考書がなくとも問題をやって、解説を見て理解出来るように、またどうやって問題を解くか考え方を知ることが出来るようになると思います。 大きな参考書ではまた、本文とは別に小さなポイントを横にまとめてあったりもします。コラムという形で違う視点を与えてくれたりもしますし、より一層の理解を深めさせてくれるものになります。そして何よりも大事なのが、重要なポイント、抑えるべきところは勿論なのですが、実力テストなどで求められてくるであろう記述問題の回答で書かなければならない所を記載してあることです。 誤解してしまうといけませんので、詳細に記しますが、直接ここが記述に出ると書いてあるわけではありません(上に挙げました文英堂の合格ノートにはそう書いてあるところもあります)。実際に受験や定期テストの問題を解いてみてやっとわかることなのですが、記述問題のポイントは、赤字や太字で書かれていることの周りの長文の中に含まれています。そこに理由や根拠が隠されています。 それらを詳しく書いてくれているのが分厚い参考書ということです。そして実際にどこがポイントになるのかを見極めるのが、問題集ということになりますね。 ここまで示したのは例えば社会や理科の場合です。数学や英語などはまた別になりますが、それらもまた大事な間違えやすいポイントなどを指摘してくれているので、一から丁寧に積み立てていく上で大事だということですね。特に数学や英語なんかは一年生から三年生、果てはその前の小学生段階から全部積みあがっていく教科ですので、一つずつしっかり理解していくことが大事になります。テスト前に要点を抑えるだけでなく、普段の学習で理解しておくことが一番ですので、結果的に私は大きな方をおすすめするという意見になります。 また長くなってしまい申し訳ありません。ご参考になれば幸いです。
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- sugarless5k
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ご質問の趣旨とは少しズレた回答になりますので、役に立たないと思ったら見なかったことにしてください。 お子さんは中学生ということですが、高校受験はされますよね? 私は完全中高一貫校に通っているので高校受験を経験しておらず、大学受験を控えた高校生ですので、高校受験に関して意見は多少ズレたものになってしまうかもしれませんが、実力テストや模試というのは言わば練習試合であり、それらは本試合、つまり入試に向けて勉強をしていく中で、今自分がどの地点に立っているかを知るためにあります。ですので、実力テストでいい点を取るために勉強をするのではなく、高校入試を視野に入れて選択すべきだと思います。 ただ、矛盾するようですが、いま1年生でしたらまだ受験まで時間はありますので、詳しいものを買ってコツコツ勉強した方がいい気がします。本人にコツコツとやって一教科二冊以上こなす意思があるのなら、1を選択するのがよいのではないでしょうか。しかし高校受験はなにせ科目が多いと思うので(科目数で言えば私は3科目受験ですから)、これはキツいなと本人が感じるようであれば、2を完璧にこなした方がいいでしょう。余談ですが、同じ科目の参考書を何冊も買うのはよくないです。(国語で現代文と古典を分けて買うのは大いに構わないが、全範囲を網羅した世界史のテキストを何冊も買うのは好ましくない、ということ。)一冊のテキストを何度も復習してマスターするのがいいです。 というか、本末転倒な話かもしれませんが、お子さんテキスト選びを親御さんがするという時点で少しおかしな気がします。本当に学習意欲があるなら、お子さんが勝手に選んでくるものではないでしょうか。ご本人がテキストを手に取り、これならやれそう、自分は頑張れる、というラインを感じ取って選ぶのが一番いいと思います。合わないと思ったら途中で変えてもいいですし。うちは放置主義で、受験校の相談をした時でさえ自分で決めろと跳ね返されてしまったので、こういう家庭もあるんだなあと不思議な気持ちです(笑)満足のいく成績が取れるといいですね、応援しています。長文失礼しました。
お礼
我が家は貧乏なのであれもこれもと言われても買えませんので、お伺いしたかったわけです。 どうもありがとうございました。 とても参考になりました。
- usaginotawagoto
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何度も回答して申し訳ありません。 仮にそのまとめ上手と出るナビで最後まで迷われるのであれば、中身を見ていない上で適当ではありますが判断させて頂きますと出版社的に受験研究社のまとめ上手の方が良いのではないかと思います。学研はやさしいつくりをしてくれるので何も理解していない状態からでは役立つのですが、それだけに反対に内容が易しくなってしまう物が多いので、高得点を狙う上では足枷になる気がします。
- usaginotawagoto
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質問者様、あるいは質問者様は保護者だとしてお子様の学年や入試用にも使おうと考えていらっしゃるのかでも異なります。 想像に過ぎないのですが、「1」の方は例えば文英堂のくわしいシリーズ、「2」は旺文社の総合的研究あるいは学研のパーフェクトコースシリーズのようなものではないかと思います。仮にそうだとしましたら、確か「1」の方が「2」よりも1教科1500円程度高くつくのではないかと思います。 ただ、1冊のものはその時の学年や分野と関係ないものまであるので、分厚く使いにくいですとか、その全てをやり通そうとなると嫌になる人もおります。一方で「1」の方は冊数が多くなるので逆に嫌になる人もいます。 ただ、私個人としては各教科、全然違う参考書を使うことをおススメします。そして最初に書きましたが入試用にも使う時にまた異なってきます。なぜかと言いますと、どちらも全範囲網羅してはいるのですが、公立入試とかで各県で特徴的に出る問題を詳しく書いていてくれるかで差が出るからです。 例えば、社会の地理なんかを見比べてみるとわかりやすいです。私が挙げました文英堂のくわしいシリーズでは身近な諸地域の土地の様子で地形図を詳細に書いてありますが、確か旺文社の総合的研究ではそこまで詳しく書かれていなかったはずです(もし間違っていたら申し訳ありません)。私は静岡県ですが、静岡県では地形図の問題が高校入試で大体出ますし、おそらく学調や実力テストなどでも出ると思いますので、そういう点を見落とさないようにしています。 その他の教科でも入試で特徴的な問題を詳しく扱ってくれているのかというのは重要なポイントだと思います。 また、最初に今の学年によると書きましたのは、これから中学生になる、あるいは今中1とかならば、1学年1冊のもので充分に対応していけると思います。というよりも、その方が私はいいと思っています。もしも兄弟(下の子)がいて歳が近ければ尚更です。それがおさがりでも学年が違ければそれぞれ使うことができるからです。 話は戻りますが、各教科で異なるタイプを選ぶと言ったのはですね、教科によっていい参考書、そうでない参考書が結構分かれるからです。先に挙げました3つのものは有名ですしシリーズになっているので、それで充分網羅されてはいるのですが、ここの出版社やこのシリーズはこの教科に強いなんていう特徴もあります。 特に私が市販のものでお薦めしたいのは、社会の参考書は文英堂(問題集は旺文社でもいいと思います)。数学の参考書も文英堂(初歩的にわかりやすいものなら学研のニューコース)。理科は文藝春秋社の未来を切り開く学力シリーズ2分野にわかれているもの。英語はくもん出版又は他社のもの。国語は...出口のシステムシリーズ(水王舎)あるいは他社のもの(国語便覧的な扱い方もできるのであれば、旺文社の総合的研究でもいいと思います)。 後は、実力テストの勉強ですと参考書もそうなのですが問題集をやることもお薦めします。実力テストも見てみないとわかりませんが、レベルによって問題集のレベルを考えることもできます。社会でしたら同じく文英堂のくわしいシリーズの問題集でいいと思いますが、受験用にも考えた時に最高水準問題集というのもあります。 数学なんかも色々な問題集が出ていますが、くわしいシリーズの参考書をやっておけば普段のテストなら十分対応しているのではないかと思います。入試対策には別途必要です。 塾等に行かないで参考書と問題集だけでやっていける自信があるのであれば、各教科1万ずつも出せば充分に受験対策までできるのではないかと思います。苦手科目は少し多めに見積もった方がいいかもしれませんが。参考書や問題集だけでそこまでと多く感じてしまうかもしれませんが、塾ならばもっとかかりますからね。 場所をとるけれども使いやすさと内容を選ぶか、金額と場所を選ぶかという所が大きな分かれ目だと思いますが、これだけで充分と言えるものを選ぶのであれば私は1学年あるいは1分野1冊のものの方をおすすめします(数学などでは1冊でいいものもあるんですがね)。
補足
ご丁寧にありがとうございました。 今じっくり読ませていただいて考えている最中です。 中1男子の子のことです。 学年中5位ぐらいです。 中1最初の実力テスト(小学生範囲)は全科目満点でした。同学年にはもう一人満点の子がいました。 しかし2学期の実力テストでは80点台や70点台もあり、本人はもっと点を取りたいと言っています。 実力テストで満点をめざしているようです。 受験研究社のまとめ上手シリーズと、学研の出るナビシリーズが、本人が気になっておりました。 出るナビシリーズは高校入試用と中1理科・中2理科・・・とあるので、本人がどちらがいいのかと思っているようです。 まとめ上手も同じく迷っています。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございました。 何度もご丁寧に感謝致します。