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『ださい』の使い方と語源
30年くらい前の若者言葉です。 何かを評価する時に『ださい』という表現が流行りました。 最近は余り聞きませんが、どう言う場合に使ったのでしょうか? 褒め言葉で無いことは場の雰囲気からも理解出来ましたが、どう言う場合に使ったのでしょうか? 出来れば語源も教えて下さい。
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こんにちは。 だ「駄」は。[名]荷役に使う馬。駄馬。 「―一疋を給はせよ」〈大鏡・道長下 〉 など[接頭]名詞に付いて、値うちのないもの、 つまらないもの、粗悪なものなどの意を表す 。 「―菓子」「―じゃれ」[接尾]助数詞。 馬1頭に負わせる荷駄...などと用います。 さい[彩]は、彩ること。彩り(カラーリング、配色)。 「あや」「さやか」を当てはめることが有ります。 ですから、「彩どり(あでやかさ)が無い」となります。 ださい⇒駄と彩からなる隠し言葉{隠語}です。 イ戸言葉(い←え)で直接言わない洒落た悪口(あっこう) な言い方なのです。
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- Postizos
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以前インターネットに元暴走族だという人が田舎を「だしゃ」とわざと誤読して「田舎い→だしゃい→ださい」としていたと書いていて、わたしは当事者の話としてかなり信用がおけると考えています。今はそのサイトは消えてしまっていますが。 誤読をジャーゴン(仲間内だけで通用する言葉)のように使うのはインターネットでよく見かけますし、そもそも誤読のおもしろさなので前例が無いのは当然だと思われます。そもそもインテリが何かを引用したりした言葉ではないと思うのです。 (ただし田舎と書いて「でんしゃ」と読むのは古文では見かけます。) 「ダサイたま」はダサイが一般的になってから放送業界の人が駄洒落で言い始めたもので間違いないです。(民間伝承で地名の由来などでよくあるタイプの「落ちのびたお姫さまが云々」と同じような語呂合わせ系のこじつけ=語源俗解です) 田舎をだしゃと無理やり読む方には語源俗解では当てはまらない物を感じるからむしろ信憑性があります。それにこの間違いは可笑しいから私だったらおもしろがって使ったと思う。 それと ダサイ=カッコ悪い・あかぬけない という意味が「田舎っぽい」という意味にかなり合っていて、この説が本筋と私は考えます。 「ダサイたま」のおもしろさ(たいしておもしろくもないですが)は「ダサイ=あかぬけない・カッコ悪い」という意味が通じてないと理解できないからここを起源として流行るっていうことはちょっと考えにくいですね。既に意味が通じているから成り立つ駄洒落です。
- chie65536(@chie65535)
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http://gogen-allguide.com/ta/dasai.html wikipediaに書かれている 語源については田舎という単語を「だしゃ」と読み、形容詞化して「だしゃい」と読んだものが転じて「ダサい」となったとする説 は、田舎を「だしゃ」と読む例が見当たらない、と言う意見もあり、説としては弱いです。 流行語ですから、語源はきちんと研究されてないようですね。初めて使った人が誰なのかもよく判っていません。
お礼
有り難うございました。 お陰でようやく釈然としてきました。
- marbleshit
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語源的な経緯は下記の通りです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%B5%E3%81%84 現在では嘗て程頻繁に使用されなくはなって来ていますが、ある年代層においては、 確固として生きています。 また昨今ではその進化系亜種として、 《ダサダサ》《超ダサ》《激ダサ》等という、いわゆる女学生言葉として その名残を留めているようです。
お礼
wikiの解説で、平板な理解から立体化された理解へと進むことが出来ました。 最近、余り聞かなくなったので、確かめもせずに老化ぼけしたくなくて質問してみました。 これで安心してぼけられます。 それにしても「ダサダサ」は聞いたこと無かったです。 有り難うございました。
- aokii
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「恰好悪い」「野暮ったい」「垢抜けない」など 語源については田舎という単語を「だしゃ」と読み、形容詞化して「だしゃい」と読んだものが転じて「ダサい」となったとする説、東京都民が埼玉県民を「だって埼玉だから」と蔑視した言葉が簡略化されて「ダサい」になったとする説、1978年版『現代用語の基礎知識』では暴走族起源の言葉とする説を採用しているが、定かではない。
お礼
下らない質問に丁寧なお答え、有り難うございました。 何となく見下したような評価とは思っていましたが、消化不慮のまま使ったことも無く、気に掛かっていました。
お礼
中々説得力のある解釈ですね。 そこまでは考え及びませんでした。 駄問へのご丁寧な回答、深謝致します。